亢進症な生活

甲状腺機能亢進症(バセドウ病あらため甲状腺ホルモン不応症)と膠原病(SLE&シェーグレン)を併発した働き者。のんびりと♪

Anca関連血管炎にめげずにメルカゾールを

2008-01-16 | 甲状腺機能亢進症/バセドウ・不応症
今日は外来に行ってきました!
まったく謎ですが…、何の治療もしてないのに、FT3(遊離T3=活動的な甲状腺ホルモン)が正常になってました…。どうして???寒かったから?
先生も首をかしげて、「ん~、ボクの治療って関係ないのかなぁ…」って悩んでいました。
ただFT4は高値で、なのに、計測不能なくらい下がるべき刺激ホルモンTSHは高いままで、しっかり不応症状態。
…そして、正常値なのにどうして手が振るえたりするの?

治療については、いろんな協議の結果、Anca関連血管炎のリスクはあるものの、抗甲状腺薬のメルカゾールを少量で試してみる?ということに。

膠原病の先生としては、お勧めしないとおっしゃってました。
プロパジールを飲みつづけると3割くらいの人が、Anca陽性になります。メルカゾールでも起きることがあるようです。その抗体が血管炎を引き起こす可能性があるわけです。
もともと膠原病があるうえ、Anca関連血管炎は、歴史が短いので、Ancaが陽性になってから血管炎になるパターンがまだまだ読み切れないことと、腎炎など症状が出た場合は死亡する確率がとても高いことを繰り返して、説明されました。
でも、とにかく、兆候を見逃さないように、膠原病の先生が見張っててくれるそうです。で、また血管炎の症状が出たら、全力をつくします…と言ってくれました。

それにしても、今の状況で、生死のリスクをかけてまでメルカゾールを飲む理由ってあるのかなぁ…?
FT3が正常値なら、様子を見るという選択肢もありそうだけど、全力をつくしてくれるなら、それに乗ってみるか。
新しい治療法が確立しなければ、死ぬまで何か治療をしていくことだから、ほんとにどうするのがいいのか、ゆっくり考えてみるべし…かな。

一応、メルカゾールを処方されて、また無顆粒球症(白血球の顆粒球がなくなる副作用で、喉の痛み、高熱などが特徴だそうです)がおきていないか確認するために再来週、また病院です。2ヶ月ほどは、細かい観察がつづきます。

内分泌の先生は、春にヨソに移るので、転院を嫌がる患者さんに移ってくださいと説得をしつづけて、紹介状を書くのにウンザリしてました。お昼も食いっぱくれで、診察室に入るなり、「診察より説得してる時間が長くて…」と、ぐったりしてました。
医者の不養生にならないように、ご自愛専一のことを…。
わたしについては、病気がややこしいので、残ること確定。メルカゾールを飲み始めたから、まだまだ何度もお会いしそうです(笑)

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