亢進症な生活

甲状腺機能亢進症(バセドウ病あらため甲状腺ホルモン不応症)と膠原病(SLE&シェーグレン)を併発した働き者。のんびりと♪

たんぱく質が足りてない

2017-12-27 | 甲状腺機能亢進症/バセドウ・不応症
今年の冬は、ほんとに寒いですね。
時々、お腹も痛いけれど、普通にご飯もおいしくいただけて、体重は、目標よりも重めなのが気になるところ。が、12月の採血では、どうも栄養失調っぽい結果になっていました。

・総たんぱく (TP) 6.1 g/dl (基準値 6.5-8.0)
・アルブミン (ALB) 3.6 g/dl (基準値 4.1-5.1) ←たんぱく質の半分以上がこれ
・尿素窒素 (BUN) 6.0 mg/dl (基準値 8-20) ←腎臓でたんぱく質を分解したカス
・クレアチニン (CRNN) 0.42 mg/dl (基準値 0.47-0.78)

たんぱく質がまったく足りていません。もともとアルブミンは低めですが、検体を取り違えたんじゃないの?というレベルです。
朝から豆乳が入ったスムージーを飲み、卵を食べて…という生活をしていて、これ?という結果です。

じゃあ、たんぱく質を作る肝臓か、濾す腎臓に問題がある?と考えたくなります。でも、肝臓などで問題があると上がりそうな値は平気そうな値になっていました。
肝硬変で上がる総ビリルビン(T-bil)も基準値のど真ん中。尿たんぱくも潜血もないから、腎臓も平気に見えます。

・ALP 157 U/L (基準値 102-290) ←肝臓や腎臓が傷むと上がる酵素
・LDH 201 U/L (基準値 117-223) ←肝臓を始めいろんな臓器が傷むと上がる酵素
・AST 19 U/L (基準値 10-32)
・ALT 24 U/L (基準値 5-38)
・γ-GTP 17 U/L (基準値 5-24)

振り返ると、前回もちょっと不思議な結果でした。
繰り返しベザトールを飲み忘れていて、さらに言われて空腹時でなくて朝ごはんを食べてからの採血だったから、検査の結果はよくないだろうなと思って診察室へ行った日も、脂肪もたんぱく質も低めでした。
ダイエットにがんばったんですね、と先生がニコニコしていて、変な感じ。

・中性脂肪TPは6.8g/dl
・アルブミンAlbが3.8g/dl
・BUN 8.3 mg/dl
・CRNNは0.46mg/dl
・LDHコレステロール 86mg/dl
・HDLコレステロール 40mg/dl

とりあえず、素人が想像できるのは、胃腸の問題でそもそもたんぱく質の元になるアミノ酸を吸収できていないか!? 甲状腺ホルモン不応症のせいで代謝ががんばって亢進するところと緩く低下するところが混在する症状が出て、腎臓の濾過だけがんばってしまっているか!? 肝臓が傷んでないけど代謝が低めになっているじゃ!?
炎症で生まれるサイトカインがアルブミンを作るのを邪魔しているっていうのもありそう!?(内分泌の外来でもCRPを測ってもらうべきだった?)

足のむくみも、丁寧にマッサージをしたら改善。むくみがとれると体重が変わるくらい違うので、代謝はいい感じとはいえない気もします。

先生は、とりあえず整腸剤のビオフェルミンを処方してくれて、胃カメラの予約はしました。
おうちの食生活も、お腹がしんどくならない程度にお肉を食べる生活をしてみようかと思います。
肝臓の代謝が落ちているなら、やれることは多くなさそうですが、しじみ汁を飲んで、タウリンでも吸収しないと、本格的に肝脂肪なんかになりそう。

よくわからないから、様子を見ながら、ぼちぼち解決できたらいいなと思います。


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2 Comments

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たんぱく質について (りんご)
2018-02-19 20:50:05
はじめまして。私がSLEを発症した当時にwebで情報収集していたときにこちらのブログを知り、それ以来の読者です。
いつも為になる情報が載っていて勉強させていただいています。

たんぱく質についてですが、私も一度だけTPとAlbが低値になったことがあります。
その原因はわりと思い当たるフシがあって、単純に生活活動レベルに対してたんぱく質が足りてなかったんだろうなぁと。
腎機能に異常はないので普段は「体重1kgあたり1g」を目安にたんぱく質を摂っていたんですけれど、当時はランニングにハマっていて毎日15〜20kmくらい走っていたので、それでは足りなかったんでしょうね。
「体重1kgあたり1.5〜2.0g」の摂取量に増やしたら、6週間後の血液検査ではTP・Albともに回復していました
(今はあまり調子が良くなくて、ほとんど身体を動かしていないので「体重1kgあたり1g」に戻していますが、血液検査の結果は問題ない状態です)。

私の場合は食欲がないことも多いので、プロテイン(1回あたり20gのたんぱく質)に頼ってしまうことも多かったりします。
しっかり食事をとらなきゃ!と思いつつも便利なんですよね…アレ。
今回の記事にあった、卵(1個あたり6gのたんぱく質)や豆乳(200mlあたり7〜9gのたんぱく質)の組み合わせは栄養的にも良さそうなので、朝食の参考にさせていただきたいなーと思いました ٩(๑❛ᴗ❛๑)۶

初めてのコメントなのに、長文コメントですみませんでした。
今後もブログを拝読させていただきたいと思います。

どうかお身体ご自愛くださいませ。
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食べながら (ぷろぱ)
2018-02-21 19:20:14
りんごさん、はじめまして。
読みつづけてくださっていると伺って、とってもうれしいです。ゆっくりでも更新していこうと思いますので、よろしくお願いいたします!

腎臓の負担を心配しなくていいなら、やっぱり吸収しやすい形で充分なたんぱく質を摂るのが基本なんでしょうかね。
自覚的には運動量は多くなかったのですが、たんぱく質を処理した搾りカスみたいなBUN が少ないということは、もっと食べた方がいいか、肝機能でゆっくりか、どちらかだと思っています。

とりあえず、意識的にたんぱく質を増やしたら、BUN は異常低値のままですが、たんぱく質たちは下限ぎりぎりまで戻ってきました。
様子をみていきたいと思います。またご報告しますね!
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