亢進症な生活

甲状腺機能亢進症(バセドウ病あらため甲状腺ホルモン不応症)と膠原病(SLE&シェーグレン)を併発した働き者。のんびりと♪

中性脂肪が高いって低下症っぽい?

2012-09-24 | 甲状腺機能亢進症/バセドウ・不応症
忙しかったあとに、急に寒くなったら、風邪をひいたらしく、39度の熱を数日出してました。カロナールでは全然さがらず、さすがに身体中の関節が痛くなって、困りました。ボルタレンのサボ(座薬)はやっぱり常備してないといけないですね…。
とりあえず復活したところです♪

さて、内分泌の外来のつづきです。

実は、コレステロールはどれもふつうなのに、中性脂肪(TG)がこのところ、急に高くなっていました。最近、代謝系の血液検査はあまりしていなかったので、うっかり朝ごはんを食べていて、空腹時の採血ではなかったのですが、それを差し引いても高めです!
「昨日、すごく豪勢な食事をしたとか、フルーツをたくさん食べて果糖をたくさん取ったとかいうことはある?」と聞かれましたが、前日の夕食は忙しくてくいっぱぐれていました。仕方がないからチョコレートをぽりぽりしたという感じ。チョコレートのせいかしら。チョコレートは動物性脂肪も砂糖も多くて効くんですよね…。

うちの家族には「家族性高脂血症」と言われた人がいました。そんな話を先生にしたら、「もしそうなら、もう少し若い頃から値が高くなるのじゃないかなぁ」とおっしゃってましたが、甲状腺機能亢進症がマスキングをして、隠れていたという可能性もないわけではないかも?
昔は甲状腺機能亢進症の関係で、ご飯をしっかり食べていても毎日ミルクを1リットルくらい飲んでいても、コレステロールや中性脂肪は極端に低かったものです。

脂肪の代謝という面では、わたしの体は甲状腺機能低下症になっているという感じがしてきました…。

数年前から「高脂血症」は「脂質異常症」と呼ばれるようになったそうです。そして、脂質異常症には、コレステロールだけが高くなる「高コレステロール血症」、中性脂肪だけが高くなる「高中性脂肪血症」、そして両方が高くなるタイプがあります。

日本動脈硬化学会の動脈硬化性疾患診療ガイドライン2002年版によると、空腹時の血液検査で以下のような値になると、診断されるようです。
高コレステロール血症 … 総コレステロール ≧ 220 mg/dL
高LDLコレステロール血症 … LDLコレステロール ≧ 140 mg/dL
低HDLコレステロール血症 … HDLコレステロール < 40 mg/dL
高中性脂肪血症(高トリグリセライド血症) … 中性脂肪(トリグリセライド) ≧ 150 mg/dL

わたしのは「高中性脂肪血症」。空腹時ではなかったけど。
「お薬を処方して、治療を始めるかなぁ、次まで様子をみるかなぁ」と先生はひとしきり悩まれて、とりあえず食事や運動で様子を見ることになりました。

厚生労働省によると、中性脂肪が高い状態がつづく高中性脂肪血症の場合は、アルコールは控えめにして、糖質(炭水化物や糖類)を減らし食物繊維をしっかり摂るいわゆる「ローカーボ」の食事がいいようです。
中性脂肪が多いけれど、コレステロールが高い場合のような脂質制限はないみたい。極端に脂質をゼロにするなんてことはしませんが、肉、魚、豆腐、野菜、きのこ、海藻をしっかり食べる感じでしょうか。
ローカーボふすまパン食パンなんかをお取り寄せしてみようかしら♪ ちょっと楽しそう。冷凍で届いた食パンを解凍して一気に食べたら、それはそれで問題な気もするけれど(笑)

アメリカ糖尿学会(ADA)が出している、『糖尿病患者のためのカーボカウント完全ガイド』を読んでみようかな。国内でも新しい食品成分表にはカーボ量が掲載されるそうですね!
あとは、夏休みは終わったけれどラジオ体操かしら。それとも、つづくか自信がないけれど、近くのジムに申し込みをしてこようかな。

近頃では、食後高脂血症といって、絶食時にはコレステロールや中性脂肪は基準値なのに、食後に中性脂肪がすごく高くなったり、時間が経ってもうまく落ちないというものが心臓の病気になるリスクをあげるのではないかという研究も出てきているようですね。
お薬を飲まずに済むように、いろいろ工夫してみようと思います♪
あとは次の採血は、前夜にチョコレートはやめて、かならず「空腹時」にしてもらわなくちゃ~。


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