亢進症な生活

甲状腺機能亢進症(バセドウ病あらため甲状腺ホルモン不応症)と膠原病(SLE&シェーグレン)を併発した働き者。のんびりと♪

新型インフルエンザ・ワクチンがそろそろ?

2009-09-05 | よくわからない・・・
昨日、インフルエンザワクチンの優先順位案が厚生労働省から発表されたみたいですね。

優先順位はこんな感じ。
(1)医療従事者、救急隊員(100万人)
(2)妊婦(100万人)、持病のある人(900万人)、就学前の幼児(600万人)、1歳未満の赤ちゃんの両親(200万人)
(3)小中高生、65歳以上の高齢者(3500万人)

患者さんを守ってくれるはずのお医者さんが感染源になったり、倒れちゃったりしたら、たいへんだから、まずは医療者を守りましょうということになっています。それから、ハイリスク群。

(1)(2)の1800人に、国産のワクチンを。(3)は輸入ワクチンを、と言われています。
国内ワクチンは、年内に1700万人分つくるのが限界、来年2月末まででも3000万人分と言われています。年末になったら、けっこう遅いような気もするし、限界までつくったとしても合計100万人分足りないようなんですけど…、そこは誤差なのかしら???
ぜんそくや糖尿のある子どもたちを優先してくださいって、とか、いろいろな学会から発表されているようです。
ちなみに、わたしは、ぜんそくはあるものの、発作は起きていないので、このハイリスク群に入るよりは、おとなしく暮らす方を選びそうです。

そうそう、国産ワクチンと輸入ワクチンは作り方が違うのだそうです。

国産は、昔ながらの方法で、有精卵で一個一個培養してつくる方法。新型インフルエンザである以外は、副作用の出方などは、よく検証されている方法です。ただ、有精卵は数が少なくて、いきなり大量につくるっていうのには向きません。できてから、臨床試験をする時間的余裕があるか、微妙なのだそうです。これって、なかなか難しいところがあって、副作用については少なそうだけれど、効くかどうかのデータは十分には取れないってことみたい。(ふつうの治験は何年もするわけだから、待てません!)
でも、薬の副作用って怖いから、副作用のリスクが低いというのは、とっても大事なことです。

それに対して、海外でつくる輸入ワクチンは、どうなんでしょ、有精卵で作ったわりには、とても早く出荷されているように思うので、培養細胞でつくっているんじゃないかなと想像していたのですが、「基本的に国産ワクチンと同じ製法」という記事しか見つからないから、有精卵で作っているのでしょうか?

ただ、輸入ワクチンには、効果を高めるためアジュバントという補助剤(免疫増強剤)が加えられているので、臨床試験の結果などを見ても、ワクチンの効果は高くなるわけですが、副作用が出ることも考えられそうです。どうなんでしょう、あるとしたら注射したところが腫れるようなものから、膠原病様の症状まで考えられるんでしょうか。こちらの副作用データは、世界の接種例でどうなっていくのか、注目していきたいと思います。

十分な検証ができないままの導入になるだけに、副作用についての保障も、増強するべきという検討がされているようです。

もっとも、ワクチンも大事だけど、ワクチンはぜったい打ちたいと言いながら、マスクや、うがい・手洗いをしてない人、多すぎ~って思う!

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7 Comments

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不安 (りょう)
2009-09-06 16:38:52
予防接種を2回受けても必ずインフルエンザに罹るので、今年は諦めようと思います。
何が怖いって。。。普通にしてても免疫がおかしいのに、海外のワクチンは抵抗があります。免疫増強剤怖いですよね。去年は術後ということもあり、7,000円払って2回接種。
息子の成人の日に高熱で寝込んで・・・。
その週は会社は出社禁止でした。毎年重症化する内容も違います。肺炎になるか、めまいと頭痛になるか・・・。慢性疾患があるとは言え、果たしてどうなるのか・・・。マスクも売り切れ状態だし。ぷろぱさんはマスクどうしてますか?
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Unknown (みどぴぃ)
2009-09-06 21:17:05
確かに治療する側がバタバタ倒れて診てくれる人が激減したり、先生が患者さんにウィルスばら撒いてたら大変ですもんね
新型インフルエンザも心配だけど、膠原病は冬に体調を壊すことが多いので、新型インフルエンザで病棟のベッドがいっぱいになってしまって、体調が悪くなった時にベッド数が足りなくて入院できないなんてことにならないかちょっと心配です
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早く~ (りかりん)
2009-09-06 21:44:51
ぷろぱさん~~こんばんは☆
そっかぁ、いよいよですね!
ってね、私のお仕事は本当に防ぎようなないことが多いので、早くしたいよ!!
実は・・・今日・・・教室のロビーで・・・インフルにかかった先生(私だけが誰だか教えてもらってるんだけど)がいて、しかもまだ咳してて・・・もう~~~きがきじゃないかったよ・・・。怖すぎる・・・。
生徒さん皆さんの手にかってに消毒剤をまいてる私(^^;)
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ワクチンとマスク (ぷろぱ)
2009-09-07 07:17:37
りょうさん、おはようございます♪

今は、「ワクチンがいいぞー!!」という報道ばかりで、ワクチンの効果とリスクについて、客観的な情報があまり出てこないので、判断しようがない感じですね。
りょうさんの場合は、国産ワクチンの対象のような気もしますが。

マスクは、わたしは、夏の終わりに60枚パックみたいな箱をちょっとずつ備蓄(?)していたので、電車や人ごみにいくときだけ、それを使っています。
買い込んで使わない人が多くて、マスクが必要な人のところに届かないのは、ちょっとせつないですね。
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入院キャパ (ぷろぱ)
2009-09-07 07:19:05
みどぴぃさん、おはようございます~。

そうそう、膠原病で体調が悪いけど、院内に新型インフルエンザの人があふれていて入院できない…というのは、ありそうで心配です。
入院したものの、研修医もみんなフラフラ…というのは、いかにもありそう。
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防御! (ぷろぱ)
2009-09-07 07:19:54
りかりんさん、おはようございます~。
そうですね、レッスンをしていると、どうしても感染は心配…。

消毒薬で体表の善玉を殺すのは、インフルエンザウイルス以外を増やすリスクもあって危険!というトレンドもあって、感染症学会は、消毒剤よりせっけんでの手洗いを推奨しているようですね。へんな耐性菌が増えてもいやだし。

外来の先生たちみたいに、1レッスンごとに、りかりんさんが、うがい・手洗いができたらいいんだけど、ムリなのかな???
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追記 (ぷろぱ)
2009-09-09 00:06:55
医療従事者、救急隊員(100万人)には、医療事務の人や薬局の人までは含まれてないんじゃないかという指摘もみかけます。

ワクチンを打てばOK!ってことでもないし、逆に、打たなかったら感染して、壊滅する…ということでもないと思うけれど。
どうなんでしょうね・・・。
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