亢進症な生活

甲状腺機能亢進症(バセドウ病あらため甲状腺ホルモン不応症)と膠原病(SLE&シェーグレン)を併発した働き者。のんびりと♪

外来いってきました~、まずは胃カメラの結果

2010-12-01 | 膠原病(SLE、シェーグレン症候群)
今日は、膠原病と甲状腺の外来に行ってきました~。
いい天気で、お散歩気分だったのですが、忘れ物を取りに戻ったり、電車が止まっていたりで、大幅遅刻です……。

採血のあと、最初は膠原病の外来。
お部屋に入ったら、先生がめずらしく真顔で(笑)、「十二指腸潰瘍ってよ…」というところから始まりました。そうでした、この間の胃カメラのレポートが出てきてたんでした~。
せっかく抱腹外来でない滑り出しだったのに、「そうなんですよ~。意外と繊細なんです、わたし…」と答えちゃったら、先生も大笑いしちゃって、完全に笑い話になってしまいました(笑)

さっそく胃カメラのレポートを見せてもらったら、結論のところに「十二指腸潰瘍」と報告されていたので、先生もびっくりしたみたいです。本文をよく読むと、こんな感じ。

 ・食道:ECJから口側に胃粘膜の舌状の伸びだしを認めバレット上皮の所見です。
 ・胃:萎縮境界はC-1程度。鳥肌様の凹凸を認めますが、著変ありません。
 ・十二指腸:球部前壁に粘膜の引きつれを認め、潰瘍瘢痕の所見です。

バレット上皮は、いつもの逆流性食道炎。胃液が食道に逆流してしまって、食道とのつなぎめが胃の中みたいになってしまう症状です。欧米ではここから食道がんになる人が多いのですが、シェーグレン症候群でよく逆流するから当たり前だとか、日本人はピロリ菌の感染が原因で起こることが多いから、バレット上皮があってもガンになる人は欧米より少ないなんていう話も聞きます。
食道がんの観察は、年に2回、胃カメラで観察、というのがガイドラインらしいのですが、わたしの場合は、日本人だし、食道がんになる人が多い3cm以上の基準より範囲も狭いから、様子をみればいいよね、ということに。
逆流が気持ち悪かったら、胃酸を抑えるお薬は膠原病の先生に相談してみてね、と消化器の言われてました。

胃の鳥肌胃炎も、胃がんのリスクがけっこう高いもの。それでも、ピロリ菌の除菌で、ぶつぶつがよくなって、C-1というレベルだそうです。
萎縮性胃炎というのは、C-2以上(C-2, C-3, O-1, O-2, O-3)というので、治っているといってもいいくらい?
それでも、鳥肌胃炎の場合は、胃ガンの精査のために、念のため1年に1度は、胃カメラで検査した方がいいよ、というお話でした。

十二指腸は胃から小腸へのカーブのあたり。ここに潰瘍があるというのは、痕です。お仕事で緊張したりすると、十二指腸のあたりが痛くなるんだけれど、検査をしたときに、新しい痕はないみたい、と聞いたので、一安心してました。

膠原病の先生からは、「繊細なんです~」に大笑いされながらも、「ピロリ菌の検査したっけ?」「え、除菌したんだね、除菌も確認したっけ?」と確認されました。ピロリ菌がいると、十二指腸潰瘍の再発率がすごーくあがるそうです。

先生とふたりして、消化器でお世話になった先生の名前が出てこなくて、「えっと・・・、すごく優秀な、若い・・・内視鏡がとっても上手な・・・」「最初の一文字は出てくるのになぁ、ちょっと違うんだよなぁ」なんて、思い出せなくて、気持ち悪がりながら、当時のことをいろいろ思い出してみました。

そうそう、感染の有無は血液の抗体検査で確認し、抗生物質をたくさん飲んで除菌。除菌がうまく行ったかの検査は、呼気検査したんでした♪そのあと、自分の甲状腺ホルモンの負荷検査やら、家族の入院やら引越しでお取り込みが重なりまくりで、結果を聞くのを忘れていて、結果を膠原病の先生にこっそり聞いたのでした。そのときには、陰性になっていたハズ。もう一回、抗体の検査しておいた方がいいのかな。
帰って調べて見ると、ピロリ菌は除菌の直後に測定した結果は信用してはいけない、半年、1年後の結果をよくみておく必要があるなんて声もあるようなので、次の外来で聞いてみようっと。

膠原病の先生から、「消化器の先生にも診てもらう?」と聞かれたけれど、すごく心配なわけでもないから、「今はいいです」と、あっさり断ってしまいました。膠原病の先生がどうしてそこまで心配したのか、もっと聞いておけばよかったかなぁ…。

とりあえず、最後に、当時、お世話になった消化器の検査レポートを発見して、「そうそう、この名前だ~~!!」と、すっきりして、このお話は終了しました♪ 
胃カメラは卒業できませんでしたが、心配しても仕方がないので、とりあえず、めでたし、めでたし。

せっかく毎年、検査していることなので、もうちょっとお勉強してみようかな。


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