亢進症な生活

甲状腺機能亢進症(バセドウ病あらため甲状腺ホルモン不応症)と膠原病(SLE&シェーグレン)を併発した働き者。のんびりと♪

久しぶりに、昔の主治医に会いました♪

2009-06-24 | 先生&病院譚
今日は、採血のあと、病院から逃亡していたら、道端で昔の主治医と、ばったり♪

「先生、お久しぶりです~!」と声をかけたら、「お!久しぶり、元気そうだね。」と、喜んでくれました。いまや、顧問か何かで、えらい先生らしいけれど、「アルバイトだもんね~」と気楽なご様子です。

「薬は何、飲んでるの?」と聞かれて、「ワソランとか。」って言ったら、ちょっと顔が曇ってました。心臓の薬ですもんね。
先生に「なんで?」って聞かれて、「甲状腺ホルモン不応症が確定診断で、亢進と低下が混在しているから、対症療法になったんです。頻脈だけど、インデラルは喘息で禁忌になっちゃってワソランです。そうそう、骨が溶けたり、他のとこも亢進は出てて。」なんて説明したのですが、「今、誰先生が診ているだっけ?」と重ねて聞かれてしまいました。
またどこかで、カンファレンスになってそうですね。。。

「でも膠原病の方は、ほどほどに元気ですよ!」と伝えて、「お、それは何よりだな。」先生がまた笑顔に戻られたところで、別れました。

実はこの先生は、わたしがお気に入りの研修医がすごく尊敬している先生です♪
患者さんを叱ったり、安心させたりっていうサジ加減が絶妙。
わたしも、「いろいろ検査で出てきても、自分で自分を病気だと思わなくていいからさ」と言われていた時期があったり、「このまま無理してたら、おまえさん、死んじゃうよ。」と心配してくれたり、「仕事を長期で休んで、のんびりしたら、きっと元気も戻るから、何なら、僕から上司に言ってやろうか。」と声をかけてくれたり。いい先生です♪

個人的には、今の膠原病の先生のように、研修医に説明しているみたいに、値の読み方を説明してくれて、こうだから、こうなるまでは様子を見ようとか、今はこんなことが起きているから、こうなることが心配で、こういう治療をしよう、とか、とても細かく具体的に説明してくれるタイプも、安心できて好きですが、「患者さんのなかには、そういう理系の説明で安心するタイプと、情緒的に不安になるタイプがあるんだよね」と研修医。
もとの主治医は、ほんとに、医療を越えて、「生きるための元気」をくれる先生のような気がします。

ともかく、なつかしい先生に会えて、ちょっとうれしかったです。あのあと、後輩の先生たちがいろいろ追及されてないといいけど~。

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2 Comments

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Unknown (おおがきなをこ)
2009-06-24 23:05:39
昔の主治医は今のホームドクターだけど、今の主治医も昔の主治医も、仕事に対して厳しいとこは厳しいけど、なんかほんのり人情主義。患者を珍しい症例ではなく一人の人間として診てくれて、患者の意志を最大限尊重してくれる、そんな感じ。
昔の主治医は無駄に有名になってしまったけど、有名になっても診察日は絶対変えないし(休みは木曜だけ!)、使えるツテは使い倒してくれる。それがあるから今の主治医に出会えたし、今の主治医のチームが昔の主治医を尊敬している理由がなんだかよくわかる。技術とか経験だけではなくて、人間性がすごいと。
ふと昔の主治医の話になるときに、そんな事を思い出すのです。そういえば、最近ホームドクターにお世話になってないなあ…。本人からの病名報告も含めて、たまには顔だけでも出しに行かないとなあ…。
あ。来週大学の内分泌外来だったかあ。久しぶりだなあ。これで代診だったらちょっとかなしいかも。
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ほんのり人情派 (ぷろぱ)
2009-06-25 22:00:24
めずらしい病気が重なってくると、腰が引けるドクター、症例としてワクワクしちゃうドクター、「元気に過ごせる方法を考えよう」と言いつづけてくれるドクター、なんとなく見えてきますね。

ドクターが訴えられたり、過労で倒れたりしないように、リスクヘッジをしてほしい、と願いつつ、患者を信頼して、本気で向き合ってくれたら、元気をもらえる…という部分と、両方あります。
「ほんのり人情主義」が若いドクターにも継承されてほしいなぁ。

ちょうど、そんな話を研修医と話したこともあって、何となく昔の先生に会いたいなぁと思っていたら、ばったり会ったので、ほんとにうれしかったです。ほっと、体の力が抜けた感じです。

おおがきさんも、インフルエンザが流行る前に、ホームドクターとお会いできるといいですね。(でも、体調、気をつけてくださいよ。)

今の主治医も、ほんと久しぶりですね。blogを読みながら、待ちかねてしまいました。
先生がちゃんといますように!
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