亢進症な生活

甲状腺機能亢進症(バセドウ病あらため甲状腺ホルモン不応症)と膠原病(SLE&シェーグレン)を併発した働き者。のんびりと♪

はじめての血糖測定(SMBG)とインスリン

2021-08-13 | 糖尿
あっという間に、糖尿病の診断となり、手術に向けて血糖値をコントロールするために、血糖値の自己測定(SMBG:self-measurement of blood glucose)とインスリン自己注射を始めることになりました。

看護師さんが実際に一緒に練習をやってみましょうと時間をとってくれました。

手を石鹸で洗い、指先を揉み揉み。
計測機にチップを差し込んで、準備。
血をとるための針をセット。
手の第一関節より先の指先をアルコールで拭いて、針をカチッと刺して血を出します。
計測機で掬って、血糖の値を表示させます。

実際にさほど痛いわけでないけど慣れなくて、シュタッと針が出るのにドキドキします。

初日は、血を出すために針を出すつもりが針交換のボタンを押してしまいダメにしたり、出てくる血が足りなくて計測機チップを再挿入することになったり、いきなりたくさん針やチップを使ってしまいました。
なぜか人差し指はたくさん血が出ますが、中指はイマイチだったり、血行にもばらつきがありますね。

インスリンは、グラルギンBSを1日に1回6単位から開始です。

針は32G。採血の21-23Gよりずっと細く、産毛のようです。
刺してもグラグラ動かさなければ痛みは感じませんでした。
細いから、ゆっくり注入されるので、刺したまま10秒数えて、ピストンを押したまま針を抜きます。どうも打ち終わって、ホッとして、ピストンを押す親指を離してしまいそうな予感がありますが、時として血液がお薬の方に逆流してしまい、お薬をダメにしてしまうことがあるようです。

空気を抜くために2単位を空中でから打ちして、実際に打つ単位数をセットして打つのですが、いろいろ慣れなくてゴソゴソしているうちに、打つ単位数をセットし忘れて、あわてて打ち直したりしています。

打つのは、お腹が最適だそうです。おへその周り、握りこぶし1個分くらいを避けて打つようです。
二の腕や腿、お尻も打つところと絵に描かれていたのに何でかと思ったら、二の腕や腿は筋肉が多くて、動くと、吸収がグッと増えてしまうことがあるから、お尻は場所によって神経に触ることがあるから、だそうです。なるほど。
急いで効いてほしいエピペンは太ももに打つべし!というのの逆ですね。

グラルギンBSは24時間くらいかけてゆっくり効くので、比較的低血糖は少ないそうです。
普段からずっと血糖値が高い人の場合、血糖が200でも低血糖になることがあるので、値でなくて、体調でよく見るように言われました。
あとはミカンを食べたあとの指なんかは果糖が残っていたりするから、ちゃんと洗うのよと念を押されました。

始めてみるとなんともないのですが、食前に計測するのが意外とバタバタしていると難しいですね。食事をする時間も量もばらつきがあるのを実感してるところです。
早くさがっていくといいな。

インスリンを打っても、血糖値は200や300を軽やかに越えることもあり、残念な気持ちになりますが、計測機の説明書に、600の時には…というような話があって、ちょっと気が楽になりました。
手術は、空腹時が130くらい、HbA1cが7.0%に向けて、せめて8.0%を切る、7.5%くらいまでなれば、進められるかな、ということだったので頑張ります。

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