美濃赤坂駅

念願の、美濃赤坂へ行ってきた。東海道本線からちょろりと、まさに盲腸のように出ている線。
前々から気になっていたのだが、去年三岐鉄道に行ったときの記事のコメントで
マユ３５さんが教えて下さった、西濃鉄道という貨物線が美濃赤坂駅から先に
伸びていると知って、次の１８きっぷで行こうと決めていたのだ。

またまた小道さんが乗ってくれて、大垣近辺の建物探訪とあわせて行くことになった。
楽しみにしていたが当日は雨模様。なんとかもってくれればいいんだけど。。。

大垣駅で合流してまもなく発車する美濃赤坂行きをホームで待っていると、砂利か原料か、
山と積んだ貨車が目の前を長々と通り過ぎる。うれしいお出迎え（笑）。

さて発車。いきなり山場から始まる展開に少々たじろぎながら、携帯で前面展望ムービーを（笑）。
本線から逸れて北へ向かう。
こんな短い路線でも、東海道本線の新快速に負けない新型の快適なクロスシート車両が
走っているのにはびっくりした。
よそから乗りに行った身からすれば、もう少しローカルな雰囲気がほしいところだが、
まぁこれも営業努力、バスに取って代わられるよりはいい。


終点の美濃赤坂駅手前で左手へ分岐している線がある。廃止された昼飯線だろう。後で見に行こう。
さぁ、駅構内にさしかかると線路はどんどん分岐してゆき、貨物の積み込み用ホームも見えてきた。
旅客用のホームは奥の一番左端。貨物用の方が立派な屋根がついているのだからおもしろい。


到着。うわぁ～、いい感じ！！
セメント袋が屋根を独占。


美濃赤坂駅は味のある木造駅舎。古い学校の校舎みたいだ。


駅長さんにちょっと話しかけると、寒いからと部屋の中へ入れて下さり、
年季の入ったデスクの前でいろいろお話を聞いた。
一日に数本しか通らない貨物列車の次の便の時間も教えていただいた。


窓口カウンターの名残が今も。


なんと味わいのある終着駅だろうか！
いつまでもこのままでいてほしい・・・



さぁ、美濃赤坂のまちなかを歩いてみよう。


※写真がどれもぼ～っともやがかかったようになっているのは、前回カメラの設定を
　変えたのを忘れて変な設定のまま撮り続けてしまったからです（恥）。。。ショック。