まちかど逍遥

私ぷにょがまちなかで遭遇したモノや考えたコトなどを綴ります。

大王埼灯台に上る

2021-02-01 22:29:15 | 風景
2020年1月の伊勢・鳥羽の続き。



青い海の絶景を眺めながら、大王埼灯台まで上ってきた。
うぉ~~っ、真っ青な空に映える白亜の灯台。高さ22.5mのコンクリート造。
志摩半島でも外海に面した大王崎は海の難所として知られ、早くから灯台の設置が望まれていたが
実際に建設されたのは1927(昭和2)年。


基部には一部八角形(?)の2階建ての建物が付属していて、2階の海側にはバルコニーが回っている。


直線と円弧で構成されたシンプルな形がモダンなイメージだが、バルコニーを支える円柱の列がちょっと
神殿っぽい雰囲気を醸し出す。


しかし入口だけ毛色が違うな・・・こんな古典的な雰囲気。
大王埼灯台は1978(昭和53)に大改修を行ったということなので、元々の姿が一部残っているのかな。




1階は資料館になっていて、大王埼灯台を紹介した資料などが展示されている。
2階へ上がる階段の踊り場には、ステンドグラスが。灯台とカモメと雲と波。とてもかわいくて素敵なデザインだな!


そしてここは上まで上れるのだ!細い螺旋階段をぐるぐるぐる・・・


おお~っ、この支柱の上に灯器がついているのだ!下の箱には回転させるモーターが入っているのだろうか。


ランプのまわりにはガラスのフィルターがあり、回転することで赤い光と白い光が交互に放たれるのだろう。
灯台の光は18.5海里=34.3kmも届くのだとか。


てっぺんに取り付けられた風見鶏の矢には「東」「西」の文字が見える。


そしてこの絶景!!ひゅ~ひゅ~~!!海を見ると異常にテンションが上がる海なし県生まれの民(笑)


灯台で子供のように楽しんだあとは(笑)、路地を下りランチを探す。


この昭和な海女さんの看板には誰もが惹き付けられるだろう。
「東洋一」という名の食堂、ひもの屋のおばちゃんがおいしいと言ってたのはここだな。
いい雰囲気じゃないの。もちろんランチはここに決まり!海女のお姉さんの客引き効果抜群だね~




メニューはとても豊富で、アワビやサザエなどにも惹かれたが・・・せっかくなので、伊勢海老を!


ふっくらと焼き上げられた伊勢海老がまるまる1尾、至福のひと口・・・う~~~ん、んまいっ!!
これで2800円ぐらいだったような。安いよね!!あぁ、伊勢を満喫した。


2016年の伊勢志摩サミットのポスターが秀逸なデザイン!!こんな熨斗かけたプレゼントもらってみたい!
中身はもちろん活伊勢海老で(爆)


続く

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 大王崎のタイル | トップ | かどや(旧広野家住宅)のタイル »

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
以志橋福助さん、 (ぷにょ)
2021-02-04 22:18:18
昭和はいいですね(笑)
のんびりした海辺の町、伊勢海老がおいしくて最高でした。
高校の美術部の人たちもここへ合宿(?)に行っていたようです。
絵になる風景がたくさんありますね!
是非行ってみてくださいね。
返信する
昭和だー (以志橋福助)
2021-02-03 18:30:30
あまちゃん、いいなあー。一緒に写真撮りたい。さっそくストリートビューで仮想旅。いい感じの昭和がありますね。板やよしずの天井アーケード街。コンパクト感が最高。シャッターが閉まって、もの侘しさも満載。下っていくと、デルヴォーの「人魚の村」とまではいかないにしろ、雰囲気のいい海岸通り。巨大なコンクリの壁にキャンバスを持った女性。絵かきの町と言われてるらしく、多くの人がここに絵を描きに来るようですね。もへじ旅館というのがあって、2階を見ると窓から絵を描いている女性が・・・スマホ見てた。どこかの美大の人たちかな。灯台の見える公園には画家の銅像も作られてました。ぜひ行ってみたい町ですね。ありがとうございました。
返信する

コメントを投稿

風景」カテゴリの最新記事