伊豆大島の続き。
日本ジオパークに認定されている伊豆大島は活火山三原山を擁し、小さな島ながらダイナミックで雄大な風景がみられる。
地球の営みを直に感じられる数々のジオサイトをめぐるハイキングやトレッキングが、伊豆大島観光のメインだろう。
しかしバスツアーは直前すぎて満席、レンタカーは高くて諦めた、自分の足で歩いて回るほどの体力はない・・・
今回はお鉢も砂漠も赤い崖もパス。また次回にゆっくりと。。。
しかし、波浮港行のバスの窓から見えたここだけは、下車して見ておこう!
「地層断面前」のバス停で降りると、目の前には目を疑うような巨大なしましまの崖が!!
うぉ~~~っ、なんじゃこれは~~~~!?
そそり立った崖には、ベージュから薄茶、こげ茶、黒っぽい灰色までのいろんな色の地層が重なっている。
濃い色と薄い色が交互にきれいに積み重なっているために、バウムクーヘンかミルクレープのようなおいしそうな
断面になっているのだ。
で、「地層断面前」バス停標柱がこれ。バウムクーヘンにフォークが刺さってるじゃないの~~(笑)。カワイイ!!
大島バス、ユーモアがあるね!
崖は延々600mも続いている。高さは20mぐらいか。
この地層は、2万年もの間に繰り返し起こった大噴火で降り積もった軽石や火山灰が作りだしたものだ。
おそらく道路を通すのに山すそを切り崩したらこの断面が出てきたのだろう。
大きく波打っているように見えるのは地殻変動によるものではなく、もともと凹凸のある地形の上に積もったからだとか。
縞が切れているところは、途中で凸部が崩れたり削れたりして平らになり、またその上に噴出物が積もったのだ。
悠久の時を経て作りだされた景観にはもう圧倒されまくり、興奮しまくり!これは伊豆大島一の映えスポットだろう。
振り返ると、海に向かって広がる三原山のすそ野が見晴らせる。海は逆光で真っ白になってしまっているけど(苦笑)
隣のバス停まで歩き、バスを待つ間にちょろっと海岸にも出てみた。真っ黒な砂のビーチが火山島らしい。
そして、伊豆大島火山博物館の中に、この地層大切断面の一部をそのまま切り取った「地層剥離標本」が展示されて
いるのにもまた驚いた!!どうやって持ってきたのか!?
ちゃんと写真付きの解説板もあった。それによると、崖の表面に薬剤や接着剤を塗った上からガラス繊維の布を貼付け、
固まったあと剥ぎ取ると、地層の表面の土が薄く付着して取れるらしい。へぇ~~面白い。
ところで、大島と言えば椿。火山博物館の近くで、大きな松の木に抱かれるようにして建つ大島椿製油所に立ち寄った。
1927(昭和2)年創業の椿油の老舗で、ヘアケア、スキンケア用の椿油はもちろん、椿油を原料としたシャンプーや
石鹸も売っている。食用の椿油はめちゃくちゃ高級(汗)
工場を見学したかったが、シーズンである冬にしか稼働しないらしい。
店内のガラスケースには椿油の製造工程の写真や、キャラバンカーで宣伝活動に繰り出すあんこさんの写真などが
展示されていたり、古い木製看板も置いてあって興味津々。お買い物がてら店員さんにいろいろとお話を聞く。
昭和10年代の大島椿製油所の店内の写真もあって、丸っこいシャンデリアが写っている。
・・・おや!?これ今あるやつじゃないの!
一見味気ない建物だと思っていたこの建物は実は戦前からのものだったのだ!
店員のお姉さんは大島椿の社員で、何と、港区にある本社から伊豆大島に転勤になって、今はこっちに住んでいるのだとか。
ええ~~っ!?
竹芝桟橋から1時間45分で来れるとは言え、大阪から東京に転勤になった私よりも環境の変化が激しいなぁ(苦笑)
ちょっとおまけもしてもらって、楽しいお買い物タイムだった。
大島椿の公式サイト→こちら
続く。
日本ジオパークに認定されている伊豆大島は活火山三原山を擁し、小さな島ながらダイナミックで雄大な風景がみられる。
地球の営みを直に感じられる数々のジオサイトをめぐるハイキングやトレッキングが、伊豆大島観光のメインだろう。
しかしバスツアーは直前すぎて満席、レンタカーは高くて諦めた、自分の足で歩いて回るほどの体力はない・・・
今回はお鉢も砂漠も赤い崖もパス。また次回にゆっくりと。。。
しかし、波浮港行のバスの窓から見えたここだけは、下車して見ておこう!
「地層断面前」のバス停で降りると、目の前には目を疑うような巨大なしましまの崖が!!
うぉ~~~っ、なんじゃこれは~~~~!?
そそり立った崖には、ベージュから薄茶、こげ茶、黒っぽい灰色までのいろんな色の地層が重なっている。
濃い色と薄い色が交互にきれいに積み重なっているために、バウムクーヘンかミルクレープのようなおいしそうな
断面になっているのだ。
で、「地層断面前」バス停標柱がこれ。バウムクーヘンにフォークが刺さってるじゃないの~~(笑)。カワイイ!!
大島バス、ユーモアがあるね!
崖は延々600mも続いている。高さは20mぐらいか。
この地層は、2万年もの間に繰り返し起こった大噴火で降り積もった軽石や火山灰が作りだしたものだ。
おそらく道路を通すのに山すそを切り崩したらこの断面が出てきたのだろう。
大きく波打っているように見えるのは地殻変動によるものではなく、もともと凹凸のある地形の上に積もったからだとか。
縞が切れているところは、途中で凸部が崩れたり削れたりして平らになり、またその上に噴出物が積もったのだ。
悠久の時を経て作りだされた景観にはもう圧倒されまくり、興奮しまくり!これは伊豆大島一の映えスポットだろう。
振り返ると、海に向かって広がる三原山のすそ野が見晴らせる。海は逆光で真っ白になってしまっているけど(苦笑)
隣のバス停まで歩き、バスを待つ間にちょろっと海岸にも出てみた。真っ黒な砂のビーチが火山島らしい。
そして、伊豆大島火山博物館の中に、この地層大切断面の一部をそのまま切り取った「地層剥離標本」が展示されて
いるのにもまた驚いた!!どうやって持ってきたのか!?
ちゃんと写真付きの解説板もあった。それによると、崖の表面に薬剤や接着剤を塗った上からガラス繊維の布を貼付け、
固まったあと剥ぎ取ると、地層の表面の土が薄く付着して取れるらしい。へぇ~~面白い。
ところで、大島と言えば椿。火山博物館の近くで、大きな松の木に抱かれるようにして建つ大島椿製油所に立ち寄った。
1927(昭和2)年創業の椿油の老舗で、ヘアケア、スキンケア用の椿油はもちろん、椿油を原料としたシャンプーや
石鹸も売っている。食用の椿油はめちゃくちゃ高級(汗)
工場を見学したかったが、シーズンである冬にしか稼働しないらしい。
店内のガラスケースには椿油の製造工程の写真や、キャラバンカーで宣伝活動に繰り出すあんこさんの写真などが
展示されていたり、古い木製看板も置いてあって興味津々。お買い物がてら店員さんにいろいろとお話を聞く。
昭和10年代の大島椿製油所の店内の写真もあって、丸っこいシャンデリアが写っている。
・・・おや!?これ今あるやつじゃないの!
一見味気ない建物だと思っていたこの建物は実は戦前からのものだったのだ!
店員のお姉さんは大島椿の社員で、何と、港区にある本社から伊豆大島に転勤になって、今はこっちに住んでいるのだとか。
ええ~~っ!?
竹芝桟橋から1時間45分で来れるとは言え、大阪から東京に転勤になった私よりも環境の変化が激しいなぁ(苦笑)
ちょっとおまけもしてもらって、楽しいお買い物タイムだった。
大島椿の公式サイト→こちら
続く。
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