まちかど逍遥

私ぷにょがまちなかで遭遇したモノや考えたコトなどを綴ります。

守口の淀川左岸風景

2011-06-30 00:17:35 | 川・橋・船
京阪守口市の駅前には、もとの淀川左岸の堤防である「文禄堤」があることはだいぶ前に書いた。


守口警察へ行くのに京阪守口市駅で地図を見て、文禄堤上の京街道とカーブ具合も平行な、
一本北側の道を通ってみようと思いついた。北側とはすなわち堤の川側である。
川の名残が見られるかもしれない。


歩きだすと、堤の上から路地を抜けて降りてくる古い石段があった。

この細い階段は意外に人通りが多い。写真を撮ろうと携帯カメラを構えていると次から
次から人がやってくる。ビジネスマン、親子づれ、おじいちゃん、おばあちゃん、、、
決してバリアフリーでないこの階段を皆好んで通るのはなぜだろう。石段の魔力だろうか(笑)


こちらも古そうな木造住宅。堤の斜面に腰かけたような形で、3階建ての蔵もある。


この家の門は道路から5~60cmとずいぶん高いところにあって不思議な感じ。
今は実際に出入りはしていないのだろうが、門扉越しに覗くと建物の下部はレンガ造の
ようで、アーチ型の開口部が見えた。

まぁ古いと言っても淀川を改修した明治31~41年より前から建っていたわけでは
なかろう。しかし、流路変更で元の河床が廃河川敷となった後も、しばらくは水が残り
じめじめしていたであろうから、石を積んで少し高いところに家の基礎をおいたことは
理解できる。そしてその高さの基礎が今も残っているのであろうと想像する。


ちなみに守口警察へ行ったのは、出頭したわけではなく仕事である。念のため(笑)。




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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんばんは (kaz_eg6)
2011-07-01 21:03:13
わたしは以前、守口に仕事でよく行っていたので、あの橋は気になる存在でした。
淀川がここを通っていたのですね。

なぞが解けました。

グリルサカエも懐かしいです。
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Unknown (マユ35)
2011-07-02 08:47:41
前回紹介時には存在した、橋右側の空家物件が無くなってしまいましたね。後方には今流行りのタワーマンションが建って、どこにでもある駅前風景になりそうです。
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kaz_eg6さん、 (ぷにょ)
2011-07-05 00:17:43
淀川はこの本町橋と平行の方向に流れていたので、
廃川になったあとに堤の一部を切欠いて道路を通し、
本町橋が造られたのだろうと想像します。

元廃河川敷はきれいに区画整理された町割りになっていますよね!
そうでない区域との境い目あたりが面白いのですよね、町って。
返信する
マユ35さん、 (ぷにょ)
2011-07-05 00:29:58
空き家物件、ははぁそういやなくなったのか。
あのタワーマンションはまさにその跡地に建っているのか!?

駅前がマンションに浸食されて行っても、文禄堤の
高低差のある地形は残してほしいですね~
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