大阪福島女子高等学校の向かいにあるマンション、特に何ということもない
ごくごくフツーの建物なのだが、その敷地内にある二つの建物が
遠目で見ても何か異様な感じがして、近寄ってみた。
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何と、ゴミ置き場だった!
一瞬、最近はやりのイングリッシュガーデン風レンガ造りの
テーマパーク的エクステリアデザインかと思ったが、なにやらちょっと違うみたい。
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使っているレンガが渋すぎるのだ。
しかも、普通のレンガでない。普通のレンガに似たものもあるが、大きいものや、
半円形で凹凸のついたもの、そして表面に釉薬がかかっていたような感触。
最近ホームセンターなどで売っている焼きムラレンガとは、全く違う、
長い年月を経たようなリアルな寂び。
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焼き物であることは間違いないのだが、眺めれば眺めるほど不思議な形。
ゴミ置き場の壁を作るのに、こんな形である必然性はない。
・・・何かの廃物利用か?
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こちらはまた趣の違ったレンガ(?)が使われており、
一見したところイギリスの田舎にありそうな石造の小屋に見える。
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文字がプリントされたものもあるのでレンガだと思うが、
表面はゴツゴツした風合いで、ガラス質が浮き出てきたようなものもある。
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半円形のレンガの断面の分かるものがあった。
中はレンコン状に穴があいている。元は丸かったのを半分に切ったのだろうか。
謎は深まる。。。
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実はこの建物、「サンライフ千舟寮」といい、帰ってから調べてみると
合同製鐵株式会社の独身寮を一般にも賃貸しているものらしい。
合同製鐵は昭和12年に大阪製鋼㈱として設立。さっき歩いた西島川の辺りに
工場が立地しているが、平成6年に高炉の操業を休止して生産設備を集約し、
休止工場設備や厚生施設等を順次解体して土地の有効活用を図っているという。
千舟寮のゴミ置場は、そういった工場施設を解体したときの廃材を
利用したものであると想像される。ここにあるのはごくごく一部だろうが、
大阪の経済発展を支えてきた工場の廃材が社員の住まう寮の建物に
生かされたのは大変微笑ましく喜ばしいことだ。
ごくごくフツーの建物なのだが、その敷地内にある二つの建物が
遠目で見ても何か異様な感じがして、近寄ってみた。
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何と、ゴミ置き場だった!
一瞬、最近はやりのイングリッシュガーデン風レンガ造りの
テーマパーク的エクステリアデザインかと思ったが、なにやらちょっと違うみたい。
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使っているレンガが渋すぎるのだ。
しかも、普通のレンガでない。普通のレンガに似たものもあるが、大きいものや、
半円形で凹凸のついたもの、そして表面に釉薬がかかっていたような感触。
最近ホームセンターなどで売っている焼きムラレンガとは、全く違う、
長い年月を経たようなリアルな寂び。
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焼き物であることは間違いないのだが、眺めれば眺めるほど不思議な形。
ゴミ置き場の壁を作るのに、こんな形である必然性はない。
・・・何かの廃物利用か?

こちらはまた趣の違ったレンガ(?)が使われており、
一見したところイギリスの田舎にありそうな石造の小屋に見える。
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文字がプリントされたものもあるのでレンガだと思うが、
表面はゴツゴツした風合いで、ガラス質が浮き出てきたようなものもある。
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半円形のレンガの断面の分かるものがあった。
中はレンコン状に穴があいている。元は丸かったのを半分に切ったのだろうか。
謎は深まる。。。
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実はこの建物、「サンライフ千舟寮」といい、帰ってから調べてみると
合同製鐵株式会社の独身寮を一般にも賃貸しているものらしい。
合同製鐵は昭和12年に大阪製鋼㈱として設立。さっき歩いた西島川の辺りに
工場が立地しているが、平成6年に高炉の操業を休止して生産設備を集約し、
休止工場設備や厚生施設等を順次解体して土地の有効活用を図っているという。
千舟寮のゴミ置場は、そういった工場施設を解体したときの廃材を
利用したものであると想像される。ここにあるのはごくごく一部だろうが、
大阪の経済発展を支えてきた工場の廃材が社員の住まう寮の建物に
生かされたのは大変微笑ましく喜ばしいことだ。
しょう。己の仕事忘れまいですね。
私もそう思います。
あの変形レンガがもともとどういう部材だったのか
気になります。