会期終了が迫った美術展が、立て込んでいます。
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今日は、英国キュー王立植物園の所蔵作品を紹介する特別展
「おいしいボタニカル・アート 食を彩る植物のものがたり」。
英国の食文化や歴史を伝える展覧会です。

ボタニカル・アートとは、
研究目的に精緻に描かれた植物画で、
基本的には、一画面に一種の植物のみを描いたものです。
かの植物学者・牧野富太郎博士の描かれたような絵が、
ズラリと並んでいます。
博士も植物の鮮やかな色を正確に表現するため、
英国製の絵の具を使ったそうです。


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野菜や果物、ハーブ、スパイスなどを細密に描いたボタニカル・アートは、
17世紀の大航海時代、英国で急速に発展。
写真技術はまだなく、専門の画家が活躍しました。


18~19世紀の食卓を飾った家具や食器、レシピなども
紹介されています。


英国の「おいしい」歴史を目で楽しんで、
心もお腹も、いっぱいになりました。
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わが家にも、「コレ」で造られた、

「アレ」が届きました。

ワイン大好きな母ちゃんに、息子が毎年送ってくれます。