キャスト 向井理 片桐はいり 山本美月 ムロツヨシ 寿美菜子 木場勝巳 / 麻生久美子 大森南朋 / 及川光博
監督・脚本: 西田征史 原作: 西田征史
キャストが何気に豪華なんだけど・・・ はいり女史の贔屓目だからなぁ
何とも愛おしく、けれどちょっとヘンな姉弟
ちょっと意地悪できびしい姉にもめげない弟
そして引っ込み思案な弱気な弟を思う姉
悪いっていうのは、出てないんだけど、毒はあるんだよ~
つまり「甘くない」ワケ
喧嘩もするけれど、なんだかんだでそこはブレない。
この映画ではより子と進、それぞれの恋を描いているのですが、それも姉弟を見守るエピソードの一つ。
もうねぇ・・・ この、はいり女史の演じる姿が
とーーーっってもイイ
毎朝一汁三菜の朝ごはんを作り、勤め先のオーナー夫婦にも可愛がられるしっかり者。
でも突然「いや、普通そうしないだろ」というような行動に出たりする。
恋をすると笑っちゃうほど不器用。
変なプライドやこだわりもあるけれど、基本的には自分に自信がない。
当たり前の日常が描かれていてとても親しみを感じる映画で
また 二人で住んでる家の感じが細部に至るまでがイイのよ~
麦茶用ポットとかに 2人の生活の密度が感じてしまったり
これまでもこんなふうに時間を過ごしてきたのだろうし
このままで時を過ごしていくのだろうなぁ
お互いが 唯一の家族で話は成立してるから「安全パイ」の話だと思うから
現実感は、まったく感じなかった
あの病院関係の出来事のあれこれ
出来過ぎでしょ
ハートウォーミングな映画ではあるけれど
現実的にはキツイ
小野寺の姉のファッションは、何気におしゃれ~
地味なんだけど、汚くない
清潔で、年相応に品のある可愛らしさ
姉が浅野さんとデート(じゃなかったけど)するシーンで
あ!姉の性格って、こういうところにも出てる!!!!
ってチェックできたりする
それもこれも、はいり女史が演じる世界だから感じたんだけどね
伏線として、さらり~っとスルーしちゃうような
そういう「何気に」でしょーか?!
大笑いではない
な~んかクスクスって笑えて、切なくなってホロリ
何気に ほんわり来る
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