監督 ドゥニ・ビルヌーヴ
出演:ライアン・ゴズリング、ハリソン・フォード、ロビン・ライト、ジャレッド・レトー、アナ・デ・アルマス、シルヴィア・フークス、カーラ・ジュリ、マッケンジー・デイヴィス、バーカッド・アブディ、デイヴ・バウティスタほか
あらすじ:2022年にアメリカ西海岸で大規模な停電が起きたのをきっかけに世界は食物供給が混乱するなど危機的状況を迎える。2025年、科学者ウォレス(ジャレッド・レトー)が遺伝子組み換え食品を開発し、人類の危機を救う。そして、元捜査官デッカード(ハリソン・フォード)が突然行方をくらませて以来30年の月日が流れた2049年には、レプリカント(人造人間)の寿命に制限がなくなっていた。
前作から35年ぶりを超えているかどうかは別にしても
よく作った!!!!!!と思う
2019年から30年後の2049年の世界
幕開けはレプリカントが機械なら問題ない。
反抗しなければね
人間と見分けのつかない"レプリカント"の反逆を阻止するために結成された捜査官 "ブレードランナー"の一員だった
いったい何者で、二人の関係がどのように発展していくのか
レプリカントを狩り、家に帰ると、レプリカントの製作者の作ったホログラムに写る女性。
従順なタイプのレプリカントは3D映像しか持たないAIの恋人と恋に落ちている
人間とレプリカントとの愛と対比なのだ
新人 Kは2049年の世界に新たな危機が迫る中
行方不明のデッカードをカギを握るとされて探し出す
ここに地球は環境破壊がさらに進んだ様子が素晴らしい
ロスの郊外の大地
まるで核戦争でもあったかのように
赤茶けて荒廃
広い視点から、様々に荒廃した地球の風景
仮想の世界。リアルの世界は、はっきりと、しっかりとしている
自由さがあった、反面に、猥雑な「暗さ」もある
Kの不安がシンクロしていた。
己は何者か・・・
何ゆえに「植え付けられた」記憶か・・・
彼の「人間らしい」感情。
記憶を追う
独特の映像美は繰り広げられる。
音楽など、引き入れて来る
思うに、近未来系の未来の世界を描く作品が多いが
よく「前向き」に明るさを描いていたりする
この作品ならではの世界観は別だ
前作に引き続いて暗鬱で薄汚れたリアルなデストピア系のイメージ
また
クルマ好き、メカ好きも楽しめる。
飛行可能な警察車両「ポリススピナー」
新人ブレードランナー「K」の足として活躍する
人間とレプリカントの間にある溝
肉体を持たないAIの女性。肉体を持つ娼婦と一体化する
美しさが漂う
目を惹くようなドンパチは最小限と描いているのも上手い
何故なら 滅び行く地球の感覚
人間、レプリカント、そして今回はAIと、
それぞれの愛に的を絞っているのだ
ドラマとしても、繊細に作ってあった
あ゛。いえ。レプリカントのレイチェルが子供を産んで・・・💦