QOOTESの脳ミソ

日記や旅の記録(現在進行中および過去の旅)がほとんどですが、たまに「腹黒日記風」になっているのでお気を付けください。

6月のワーケーション。そしてリスボンとインド。

2024-06-05 10:32:43 | 日記
予定通り昨日、今月の旅に出た。

今回最初は関空に降り立った。最初の数日は、全く興味がない人にも疑問を呈されるしこちらとしても彼らを納得させられるような説明も特にできない、世に言う「マイル修行」を兼ねている(笑)。

「なぜ山に登るのか?」
「そこに山があるから」

みたいな、結構単純な話だと思う。いいじゃないか、意味のないアホなことしたって(笑)。

意味があるような主張をするからダメなのか。僕はしません。マイル修行はどちらかというと無駄です。でもやっちゃいます(笑)。

ということで今回の旅の初めは、成田-KIXを2~3往復するためにとりあえず2泊3日は岸和田に宿泊。最終目的地が岡山&香川の長丁場なので、費用を節約するために昨日は夕方の関西空港到着後はプライオリティパスでタダ飯をいただいた。

しかし、岸和田駅に降りてみると、町のたたずまいが良い。神田や新橋みたいなああいう感じではなくて、ひっそりといい店が多そうな予感のする町であった。初日はスロースタートを心掛けているので飲みに行くことはなかったけれども(この後で飲兵衛天国の大阪に数日滞在するし)、是非飲み歩きたい町であった。

夜寝る前に少し散歩したのだが、古めの建物が多い印象で、歴史のありそうな建物を使った居酒屋もあった。岸和田のあたりは空襲の被害が少なかったのだろうか。ま、調べればわかるのだが、縁があれば情報は入ってくる。

情報の入手に限らず僕はちょっと運命論者的なところがあって縁を信じているので、国内外問わず初めて行く町で(この町好きだな、また来たいなぁ)と思うと、いくつかの必須の観光名所には行かずに心を残して帰ってくるようにしている。そうすることで自然とまたその土地に誘われるだろうと信じているところがある。

コロナ前はポルトガルのリスボンに毎年行っていたが、初めて行った時に(俺、ここ好きだ・・・)と思ったので、名所は毎年一つか二つずつしか訪れなかった。(因みにリスボン第一回目に行った名所は宮本輝さんの『ここに地終わり海始まる』の舞台でもあるユーラシア大陸最西端のロカ岬だった。)先日2023年の年末に4年ぶりに行けたが、最後にとってあった「ベレンの塔」という名所にようやく足を運んだ。ベレンの塔の近くに「ジェロニモス修道院」という世界遺産があるのだが、7年ほど前に行って中を歩き回っていたら真隣にバスコ・ダ・ガマの棺があって驚いた。

逆に(この町はもう来ることが無いだろうな)と思うと、定番の名所はなんとしてでも全部回って帰る(笑)。そしてもう二度と行かない。国内外そんな町がいくつかある。が、悪口になってしまうのでここには書かない。

インドは若い頃に「呼ばれまくって」何度か行ったが、それ以来なかなかインドの旅の神様に誘われず行けずじまいになっている。すごく行きたいのに。
最後に行った時は1週間インド、そのあと1週間でパキスタンとネパールを回る計二週間の出張だったが、当時勤めていたベタな日本の会社のそりの合わない上司が前半の1週間に同行したので疲れた。あの上司のせいでインドの旅の神様が離れて行ったのだと思っている(笑)。彼のおかげでデリーのインターコンチネンタルに泊れたというプラスもあったにはあった。

夜デリーの中心地で夕飯の後、コンノートプレイスの売店で上司が瓶のジュースを買っているのを後ろで見ていたら、とてつもなくぼられていた。僕は知らないふりをした。本人はそんなこともつゆ知らず美味しいと嬉しそうに飲んでいたし、Win-Winだと思う。価格とはそういうものだ。売り手と買い手が合意した値段が正解、そして双方が幸せ(笑)。

脱線した(笑)。

そんなこんなで今日と明日はそれぞれ酔狂なKIX-成田日帰り往復の日である。夕方岸和田に戻ったらウォーキングにでも行こうかと思っている。

ピンピンコロリを目指しているので自宅でも旅先でも毎日4~5km歩くことにしているが、旅先でルートを決めるときにはマピオンのキョリ測というウェブサイト&アプリが便利です(←案件風。でもほんとに便利。)。