名古屋メシシリーズである。
昨日の夕飯は食べない予定だったのだが、夜になったらやはりおなかが空いたのでホテル最寄りの店を調べたらぎりぎり間に合いそうだったので、山本屋本店の味噌煮込みうどんを食べてきました。
ということで、前回のブログで尻切れトンボになっていた美味しい味噌煮込みうどんの食べ方をしシェアしようと思います。これは社長が「うちの味噌煮込みの一番おいしい食べ方、知ってますか?」と知人に教えてくれた食べ方だそうで、僕はそれをまた聞きで聞いてそのように食べるようになりました。
注文するときに生卵は入れてよろしいでしょうか、と聞かれるので「はい」と返答。味噌煮込みうどんが土鍋でぐつぐつ届いたら、まず最近は皆さんご存じのセオリ。土鍋の蓋を取り皿として準備。山本屋の土鍋の蓋は穴が開いてないので、取り皿として使えます。でも一々皿に取って食べるのが面倒で土鍋からそのまま食べる人も多いです。
「エプロンはいかがしますか?」と聞かれますが、「本物の名古屋人だもんで、そんなもん使うわけなゃーが。」といって使わない人もいます。僕はそっち派です。でもお気に入りの白いドレスシャツを着ている時はします。
味噌煮込みうどんは普通のうどん屋さんでも出していますが、蒸気穴があいている土鍋のことも多いです。そんな時にケンミンショーとかで勉強して「名古屋の味噌煮込みうどんはこうやって食べるのよ!」的に得意げに取り皿としてうどんを受けると、熱々の出汁が手に広がって軽く地獄を見ます。その辺は状況を素早く判断して臨機応変に。
そこからが直伝の食べ方だ。
まず、れんげで卵黄だけを取り皿に取る。それにうどんを絡めていただきます。
・・・もったいぶった割には文字にしてみると意外とシンプルでした。卵黄が続く限りそのように食べます。ここからは僕のオリジナルですが、かまぼこをひと切れはしでつまんでル・クルーゼのスパチュラのように使って取り皿代わりの蓋をきれいにしたあと、残りを鍋からいただきます。まるで永平寺の修行僧のように。
山本屋でそのように味噌煮込みうどんを食べていると、同じように食べている人もたまにいるので(やるな、こいつ)と思っています。僕と同じように誰かから聞いたのか、どこかで紹介されているのかもしれませんね。
卵を絡めて食べるために長ネギを多くしてもらったり(大昔は無料だったがいまは有料)、卵を二つ入れてもらったりもできます。
これは思い出話になりますが、子供のころはいつも海老天入りの味噌煮込みうどんを食べていたのですが、40年ほど前だったか山本屋本店が高級化路線を歩み始めたころに天ぷら入りが無くなってしまいました。資生堂が数年前にホテル向けのアメニティ事業から撤退したように、オペレーションを簡素化して売れるものに集中させたのかもしれません。違うか。
資生堂ホテルアメニティのUminera(ウミネラ)シリーズのシャンプー・ボディシャンプー、大好きだったのにな。
脱線しました。
それが10数年前に天ぷらが復活したのが本当に嬉しくて、それ以来帰省すると席に座ると同時にメニューも見ずに「天ぷら入り味噌煮込み」(と瓶ビール)を注文します。それくらい好きです。
これも大昔ですが、味噌煮込みの出汁を残しておいてお願いすると、もう一度厨房に持って行って白ご飯を入れて味噌おじやにしてくれる裏サービスもあったと聞いています。結局全部秒で食ってしまって、お願いすることはありませんでしたが。
これは山本屋本店の話です。コストの面から最近やめられてしまいましたが、昔からお漬物のおかわりが無料だった方です。それとは別に山本屋総本家というお店も市内数か所にあります。そちらもたまに行きますが、「本店」よりもうどんがほんの少しだけ細い気がして、そちらも非常においしいです。
「本店」と「総本家」、おそらくよくある話だろうと思いますが、不思議なことに経緯を正確に知っている人には僕が50余年生きてきた中では会ったことがありません。ただ、客にしてみれば美味しければいいというのが本音ではあります(笑)。
このほか、ちょっと行きにくいところにありますが「まことや」の味噌煮込みうどんのファンも名古屋人にはとても多いので、Googleマップで見て行けそうだったら行ってみることをお勧めします。僕はそこも好きです。
予定通り、本日は午前中に古い友人とお茶をした後で昼飯にきしめんを食べに行ったので、その話を書こうと思いましたが長くなったので、それはまた別のお話。
昨日の夕飯は食べない予定だったのだが、夜になったらやはりおなかが空いたのでホテル最寄りの店を調べたらぎりぎり間に合いそうだったので、山本屋本店の味噌煮込みうどんを食べてきました。
ということで、前回のブログで尻切れトンボになっていた美味しい味噌煮込みうどんの食べ方をしシェアしようと思います。これは社長が「うちの味噌煮込みの一番おいしい食べ方、知ってますか?」と知人に教えてくれた食べ方だそうで、僕はそれをまた聞きで聞いてそのように食べるようになりました。
注文するときに生卵は入れてよろしいでしょうか、と聞かれるので「はい」と返答。味噌煮込みうどんが土鍋でぐつぐつ届いたら、まず最近は皆さんご存じのセオリ。土鍋の蓋を取り皿として準備。山本屋の土鍋の蓋は穴が開いてないので、取り皿として使えます。でも一々皿に取って食べるのが面倒で土鍋からそのまま食べる人も多いです。
「エプロンはいかがしますか?」と聞かれますが、「本物の名古屋人だもんで、そんなもん使うわけなゃーが。」といって使わない人もいます。僕はそっち派です。でもお気に入りの白いドレスシャツを着ている時はします。
味噌煮込みうどんは普通のうどん屋さんでも出していますが、蒸気穴があいている土鍋のことも多いです。そんな時にケンミンショーとかで勉強して「名古屋の味噌煮込みうどんはこうやって食べるのよ!」的に得意げに取り皿としてうどんを受けると、熱々の出汁が手に広がって軽く地獄を見ます。その辺は状況を素早く判断して臨機応変に。
そこからが直伝の食べ方だ。
まず、れんげで卵黄だけを取り皿に取る。それにうどんを絡めていただきます。
・・・もったいぶった割には文字にしてみると意外とシンプルでした。卵黄が続く限りそのように食べます。ここからは僕のオリジナルですが、かまぼこをひと切れはしでつまんでル・クルーゼのスパチュラのように使って取り皿代わりの蓋をきれいにしたあと、残りを鍋からいただきます。まるで永平寺の修行僧のように。
山本屋でそのように味噌煮込みうどんを食べていると、同じように食べている人もたまにいるので(やるな、こいつ)と思っています。僕と同じように誰かから聞いたのか、どこかで紹介されているのかもしれませんね。
卵を絡めて食べるために長ネギを多くしてもらったり(大昔は無料だったがいまは有料)、卵を二つ入れてもらったりもできます。
これは思い出話になりますが、子供のころはいつも海老天入りの味噌煮込みうどんを食べていたのですが、40年ほど前だったか山本屋本店が高級化路線を歩み始めたころに天ぷら入りが無くなってしまいました。資生堂が数年前にホテル向けのアメニティ事業から撤退したように、オペレーションを簡素化して売れるものに集中させたのかもしれません。違うか。
資生堂ホテルアメニティのUminera(ウミネラ)シリーズのシャンプー・ボディシャンプー、大好きだったのにな。
脱線しました。
それが10数年前に天ぷらが復活したのが本当に嬉しくて、それ以来帰省すると席に座ると同時にメニューも見ずに「天ぷら入り味噌煮込み」(と瓶ビール)を注文します。それくらい好きです。
これも大昔ですが、味噌煮込みの出汁を残しておいてお願いすると、もう一度厨房に持って行って白ご飯を入れて味噌おじやにしてくれる裏サービスもあったと聞いています。結局全部秒で食ってしまって、お願いすることはありませんでしたが。
これは山本屋本店の話です。コストの面から最近やめられてしまいましたが、昔からお漬物のおかわりが無料だった方です。それとは別に山本屋総本家というお店も市内数か所にあります。そちらもたまに行きますが、「本店」よりもうどんがほんの少しだけ細い気がして、そちらも非常においしいです。
「本店」と「総本家」、おそらくよくある話だろうと思いますが、不思議なことに経緯を正確に知っている人には僕が50余年生きてきた中では会ったことがありません。ただ、客にしてみれば美味しければいいというのが本音ではあります(笑)。
このほか、ちょっと行きにくいところにありますが「まことや」の味噌煮込みうどんのファンも名古屋人にはとても多いので、Googleマップで見て行けそうだったら行ってみることをお勧めします。僕はそこも好きです。
予定通り、本日は午前中に古い友人とお茶をした後で昼飯にきしめんを食べに行ったので、その話を書こうと思いましたが長くなったので、それはまた別のお話。