QOOTESの脳ミソ

日記や旅の記録(現在進行中および過去の旅)がほとんどですが、たまに「腹黒日記風」になっているのでお気を付けください。

シンガポール・チャンギ空港の制限区域内で第1と第4ターミナルを移動するーワンワールドラウンジを使い倒す一助に。

2024-11-18 11:18:39 | 旅行
シンガポールのチャンギ国際空港は言わずもがなシンガポール航空の牙城なのでSFCなどANAのステータスを持っている方は楽しくラウンジ遊びができるのですが、シンガポール航空ラウンジの種類はたくさんあっても、提供されるメニューは大体同じだったりします(笑)。

が、JALが属するワンワールドの航空会社は複数が独自のラウンジを持っており、意外とワンワールドの方が楽しめたりもします。

よく旅をされる方はそんなことご存じだと思うので、これ以上は言及しません。

が、先日シンガポールにワンワールド系航空会社のキャセイパシフィック航空で行く際に、とある情報をネットで探したのにズバリ言及されている情報に出会えなかったので、あまり読んでいる人がいないブログですが(笑)、万が一同じようにこの情報を探している人がいたら何かの役に立つかと思い、残しておきますね。

これも御存じの方が多いと思いますが、チャンギ空港ではキャセイパシフィックはコロナの数年前に第一ターミナルから第4ターミナルに移動し、キャセイパシフィック独自のラウンジができました。が、その他のワンワールド航空会社のラウンジは今も第一ターミナルにあります。

ただ、第1、2、3ターミナルは制限区域内でスカイトレインという乗り物で行き来が可能なのですが、第4ターミナルはそれらのターミナルからは分断されていて、キャセイでチャンギ空港から出発する際に「制限区域内に入った後で第4ターミナルから第1ターミナルの他社のラウンジに行けるのか」という明確な情報がなかなかなくて困っていました。

今回はせっかくキャセイパシフィック航空のビジネスクラスでシンガポールに行ったので、いくらワンワールドのサファイアだのエメラルドだののステイタス持ちでもビジネスクラス以上搭乗じゃないと入れてくれないカタール航空の豪華ラウンジに行きたかったのです。

先日それを検証(大袈裟だな)した結果、結論から言うと行けました。情報を探したが見つからなくてここに(なぜか(笑))到達された方、ご安心ください。

第4ターミナルの制限区域内に入った後、Transfer Loungeというサインに従っていくと、階下に降りるエレベータがあるのでそれで降りると到着階の入国審査ブースの手前に着きます、そこに係員がいるので搭乗券を見せて「第一ターミナルに行きたい」と伝えればその真隣のエリアに案内され、そこでもう一度同様に「第一ターミナルに行きたい」と伝えれば、バスが来るまでそこで待つように指示されるのでそのバスに乗ると15分程度でしょうか、で第1ターミナルに着きます。

という要領です。

わからなければ第4ターミナルの制限区域内に入ってから、案内の受付で「第一ターミナルに行きたい」と言えば教えてくれます。

一つ注意があり「出発便の1時間半前には戻ってくるように」と言われます。ということはそれ以下の時間しかないと第一ターミナルへの移動が許可されないこともあるということになります。そこはご注意ください。

ただ搭乗に間に合えばいいので、帰りは厳密に1時間半前でなくても「最悪」搭乗締め切り時刻までに帰ってこればいいのですが、あまりにぎりぎりはよくないと思いますね。空港内とは言え何か起こるかもしれませんし。

因みに僕は第一ターミナルのラウンジに行ったあと1時間20分ほど前に戻りましたが、ゲートクローズは出発15分前とか20分前とかまだ先なので、第4ターミナルのキャセイラウンジで名物の担々麺をいただくことができました。

これが可能ということは当然、ワンワールド加盟航空会社便を利用するときに、第1ターミナルの制限区域内に入ってから第4ターミナルに遊びに行ってキャセイラウンジで担々麺を食べて戻ってくることもできるということになります。キャセイラウンジでは搭乗クラスに関わらず、JGCとかを持っていれば利用できます。



第一ターミナルのワンワールドラウンジでは、僕が知っているだけだと、
カタール航空ラウンジ(ビジネス、ファースト搭乗者のみ利用可能)、
ブリティッシュエアウェイズラウンジ(ステイタスで利用可能)
カンタス航空ビジネスクラスラウンジ(ビジネスクラス搭乗者かワンワールドサファイアが利用可能)
カンタス航空ファーストクラスラウンジ(ファーストクラス搭乗者とワンワールドエメラルドが利用可能)

というのがあり、このうちフルサービスで食事と飲み物のメニューからオーダーできるレストランを構えているのは、カタール航空ラウンジとカンタス航空ファーストクラスラウンジです。

今回は時間がなかったことに加え、営業していないラウンジもあったので(便の運航に合わせて営業するため)、ビジネスクラス搭乗時のみ使えるカタール航空ラウンジを優先しました。

入って席に着くと、カトラリーと百貨店でたまに見るdiptyqueのおしぼりがテーブルにセットされていました。



飲み物は朝早かったのですが、シャンパンをいただき(そのあとビールもいただきました)、朝食のメニュー。

頭の悪い日本人女子が大好きな「エッグベネディクト」を注文しようと思ったらおばちゃんに「エッグベネディクトはできないんですよ」と。

(じゃ、どうしようかなぁ)とメニューを見ていたら、



Porched eggs
on English muffin

というメニューが(これにベーコンかハム挟んでオランデーズソースぶっかけたらエッグベネディクトだな)と思いましたが「できないんです」って言われたからできないんだろうと思い目線を下に移動すると、

Eggs Royale
on Bagel

という、写真は載っていませんでしたが、字面から頭の悪い日本人女子の香りがするメニューがあったので、それにしたら、



ビンゴ!

ベーグル版のエッグベネディクトのようなものでした。

(イングリッシュマフィンもポーチドエッグもオランデーズソースもあるのならエッグベネディクトできるじゃん)とは思いましたが。

因みにエッグベネディクトはあくまでオムレツとか目玉焼きなどの卵料理のひとつで、海外のホテルビュッフェで出しているところではエッグステーションのオムレツ焼いてるおばちゃんに聞きに行くと作ってくれます。

日本では女子たちが「特別なオサレ食い物」だと思って殺到するので、朝食で出しているところではちょっと別の扱いになっていますね。

これ(Eggs Royale)、非常に美味しかったですね。ここでシャンパンを飲み終わったので、シンガポールを去る前にタイガービールをon Tapでいただいてここは締め。

今度はランチかディナーの時に来たいですね。

実は去年マレーシア航空のビジネスクラスが安かったのでその時にこのチャンギ空港のカタール航空ラウンジに行ったのですが、その時はカンタス航空ファーストクラスラウンジで遊びすぎて時間がなく、10分だけバーカウンターに寄りました。「時間ないから飲み物だけください」とバーテンダーに行ったら「お寿司ならすぐ出せるけど」と勧めてくださったのでお願いしたら、きちんとした握り寿司が出てきて美味しかったですね。

いや、そりゃ日本のdecentなお寿司屋さんで食べるのとは違うので、そういう比較はやめてください(笑)。

今年の海外旅行の予定はもうすべて終わったので、また来年行けるといいなと思っています。

来年は、第4ターミナルで制限区域に入ってから第1ターミナルを往復すると時間のロスが大きいので、

1.第4ターミナルで手続きをして搭乗券をもらって、
2.制限区域外を第一ターミナルまで移動して
3.そこから第一ターミナルの制限区域内に入って、ラウンジを楽しんだ後
4.第4ターミナルに移動して搭乗

というのが可能かどうかを試してみたいと思っています。3番が可能かどうかというところがキモですね。できるらしいという情報は見たことがあります。