「一瞬」と「すべて」フォトアートセラピー

一人の人のなかに広がる世界は、本当に豊か。
神聖で、さまざまなストーリーに満ちている。

一生かけても、きっとその全体像を見ることはできない。

でも、その一片に触れるだけでも、
ドキドキして、嬉しくなって、しあわせになる。

・・・ これは、私がフォトアートセラピーを通して感じること。

昨日は、6月からスタートしたフォトアートセラピー講座の最終回でした。

私のクラスは、写真を“きっかけ”にしたクラスと言えるかもしれません。

ほとんどの時間、写真を撮ったり、見たりしているのだけれど、
それだけじゃなく、
そこから語りだされる言葉やストーリーを大切にしたいと思ってやっています。



写真を撮るということは、
この世界に実際に存在しているものを撮る、ということ。

だけれども、同時に、
自分の中で広く豊かに広がっている世界を撮ることでもあるのです。

撮った写真を訳していくことで、
自分のなかに存在するかけがえのな世界に近づけるような、そんな気持ちになります。


昨日は、そんな一人一人の世界やストーリーに満ち満ちた時間でした。





ある人が撮った空の写真があって、
また別の人が、別の場所で、別の時間に撮った空の写真がある。

それは当然、同じ空ではありません。

一人一人がそれぞれ違う存在であるし、
空も一瞬たりとも同じままでいることがないからです。

そのほんの一瞬の、でも確かに存在した『瞬間』があって、
その積み重ねが人生なのではないかと思うのです。

しかも、
その『瞬間』には、すべてが入っているような。


ちょっと、抽象的すぎますね・・・。


でも、そんな「一瞬」と「すべて」を感じられるところが
私が写真を好きな理由のひとつなのかもしれません。


今期のメンバーも、本当に個性豊かで、魅力的でした！

彼らの世界を共有させてもらったこと、
彼らのストーリーに触れさせてもらったこと、
とても光栄に思っています。

ありがとうございました。

mackey

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体験談を少しだけご紹介☆（それぞれ抜粋です。）

　●何もかもダイレクトに来た！
　呼吸をちゃんとできるようになった気分です。
　写真を通して、生きている実感を味わえるなんて！

　●写真からもらったメッセージは、
　自分が思っているイメージではないことがたくさんあって、
　たくさんの発見ができた。

　●本当に本当に楽しかったです。
　写真から感じ取れるものがこんなにあるんだっていうのが
　刺激的で感動しました。
　
　●私の世界が写真にあらわれ、写真が私の世界にあらわれ、
　今まで見失っていた「たのしい気持ち・素直な瞳」を
　取り戻すことができました。一皮むけた！！

　●その人の言葉、思い、視点、すべてが写真に出ています。
　まったくその人の様相からは見えてこない奥が垣間見えて
　楽しく面白かったです。

　●自分の世界観をみんなとシェアしたことで、
　長い間自分の中でくすぶっていた何かが消えていきました。
　なにより、みんなの写真を見るのが楽しくて楽しくて！

　●自分の気持ちをちょっと外に取り出したいとき、
　メモをとるようにシャッターを押す！
　その撮れた写真を眺めると、自分の気持ちがうつしとれている・・・。
　日常でつかえるセラピーテクニック！

　●自分の中の奥の方にある自分だけの部屋。
　その部屋に行くことを最近忘れてたけど、あの感覚を思い出しました。


などなど。
ありがとうございました！

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※この講座は6月開講です。
　来年の春頃単発の講座をやるかもしれません。
　詳細が決まったらまたお伝えしますので、どうぞお楽しみに。