昨日のフォトセラピーのクラス。
いよいよ、このクラスも4回目、佳境に入ってきました。
今回のテーマは『セルフポートレート』。
私は「これをやりたくてこのコースを作った」と言っても過言ではないくらいの大きなテーマのひとつです。
ただ、「フィルム1本自分を撮る」そして「それを人に見せる」というプロセスはかなりハードな作業。
「こんなに自分を撮ったのなんて、生まれて初めてだった!」
そんな声をたくさん聞きました。
そうなんですよね。
こんなにカメラが普及した現代でも、意外に人って自分のことを撮らないんですよね。
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私がはじめてちゃんとセルフポートレートに取り組んだとき、その記念すべき1枚目は自分の本棚の前で撮りました。
そこが自分にとって、とても大事な場所だったからです。
“本棚を見れば、その人のことは大体分かる”
そんな風に感じている私にとっては、本棚を見せる、ということは、裸を見られるようなものだったのですね。
・・・で、私は結局ピントを甘くして撮りました・・・。
他に撮ったのも、後姿だったり、横向きだったり。
それではじめて私は、こんなに自分を直視するのが苦手で、尚且つ、人に自分を見せることを怖がっているんだ、ということに気づいたのです。
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昨日も、みんななりに格闘したであろう様子がうかがえました。
その分、新しいみんなの魅力に触れることができたような気がします。
顔がみんな違うように、撮り方もみんな違う。
そんなところにもすでに「その人らしさ」があふれていました。
そして、他の人の写真から“あ、こんな風に自分をとらえてみるなんて、思いもしなかった。今度やってみようかな”そんな風にお互いが影響しあうことがまた素敵で。
そうやって、自分の枠や世界はグングン広がります。
そしてクラスの後半は、それぞれである「ストーリー」をつくりました。
そこにもまた、普段は見えないその人の豊かな世界が溢れていて、私はドキドキしながら聞いていました。
みんなから出来てきたストーリーは、ググッと胸をつきます。
こうやってフォトやアートを通して、みんなの、そして自分自身の豊かさに触れることができるのが、アートセラピストの大きな喜びのひとつかもしれません。
興味があったら、是非「セルフポートレート」やってみてくださいね。
大切なことは、そこに写し出された自分のことを大事にしてあげることです。
*これまでのフォトセラピークラス記事*
http://blog.goo.ne.jp/quest-staff/e/d15b4333f19839dff927cd9a8696b545
http://blog.goo.ne.jp/quest-staff/e/830e3551ffa851d9c8ed2b08045b7be7
written by mackey
いよいよ、このクラスも4回目、佳境に入ってきました。
今回のテーマは『セルフポートレート』。
私は「これをやりたくてこのコースを作った」と言っても過言ではないくらいの大きなテーマのひとつです。
ただ、「フィルム1本自分を撮る」そして「それを人に見せる」というプロセスはかなりハードな作業。
「こんなに自分を撮ったのなんて、生まれて初めてだった!」
そんな声をたくさん聞きました。
そうなんですよね。
こんなにカメラが普及した現代でも、意外に人って自分のことを撮らないんですよね。
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私がはじめてちゃんとセルフポートレートに取り組んだとき、その記念すべき1枚目は自分の本棚の前で撮りました。
そこが自分にとって、とても大事な場所だったからです。
“本棚を見れば、その人のことは大体分かる”
そんな風に感じている私にとっては、本棚を見せる、ということは、裸を見られるようなものだったのですね。
・・・で、私は結局ピントを甘くして撮りました・・・。
他に撮ったのも、後姿だったり、横向きだったり。
それではじめて私は、こんなに自分を直視するのが苦手で、尚且つ、人に自分を見せることを怖がっているんだ、ということに気づいたのです。
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昨日も、みんななりに格闘したであろう様子がうかがえました。
その分、新しいみんなの魅力に触れることができたような気がします。
顔がみんな違うように、撮り方もみんな違う。
そんなところにもすでに「その人らしさ」があふれていました。
そして、他の人の写真から“あ、こんな風に自分をとらえてみるなんて、思いもしなかった。今度やってみようかな”そんな風にお互いが影響しあうことがまた素敵で。
そうやって、自分の枠や世界はグングン広がります。
そしてクラスの後半は、それぞれである「ストーリー」をつくりました。
そこにもまた、普段は見えないその人の豊かな世界が溢れていて、私はドキドキしながら聞いていました。
みんなから出来てきたストーリーは、ググッと胸をつきます。
こうやってフォトやアートを通して、みんなの、そして自分自身の豊かさに触れることができるのが、アートセラピストの大きな喜びのひとつかもしれません。
興味があったら、是非「セルフポートレート」やってみてくださいね。
大切なことは、そこに写し出された自分のことを大事にしてあげることです。
*これまでのフォトセラピークラス記事*
http://blog.goo.ne.jp/quest-staff/e/d15b4333f19839dff927cd9a8696b545
http://blog.goo.ne.jp/quest-staff/e/830e3551ffa851d9c8ed2b08045b7be7
written by mackey
それから一年…今回出て来た物語りは沢山の自分を認め受け入れている自分が次の章へ進むエピローグ。
今回のみんなの物語りも、と~っても素敵なお話し達でした。今回のみんなも沢山自分を認め受け入れ愛してあげれる人達だと思ってます!
>普段はやらないことでも、チャレンジして撮ってみた。時々、自分で撮りながら、自分の姿をみて噴出していました。
こんな体験したんだね!
私としてもとても嬉しい。
ゆうちゃんの写真、たくさんエネルギーを放ってたよ。
“楽しい”や“優しい”だけじゃなく、なんだか“意思の強さ”のようなものを感じる写真達でした。
苦手なコメントも残してくれて、ありがとう!
*みわさま
>私は疲れているときの自分を撮りました。
>自分では結構受け入れていることに気づきました。
すごいね!
このプロセスがセルフポートレートの醍醐味だと思う。
私はみわの写真、好きだったな。
あんな風に自分を撮れるのは、ちゃんと自分を受け容れていたり、余裕を持っていないと実はなかなかできないことだと思う。
*KATUさま
このクラスを2回体験しているのは、この世でKATUだけ!
そんなKATUならではの、受け取り方、感じ方がいっぱいあるだろうね。
考えてみたら、前々回も前回も自分がうつった写真を見る時、ふつーに(堂々と?)その場にいたもんねー。
写真の変化も、今度見せてね。