追加の緊急事態宣言に伴う菅首相の会見をリアルタイムで見られなかった会見を、おくればせながらyoutubeのTBSラジオ sessionの実況動画を見ています。
会見の中で菅首相がワクチンについて
早急にアメリカやイギリスと同水準の接種率に高めたい
と繰り返し言っていました。
このブログで再三お伝えしている事ですが、アメリカとイギリスの接種率は大きく差があります。
アメリカ ー
ワクチン1回接種 約60%
ワクチン2回接種 約50%
イギリス ー
ワクチン1回接種 約90%
ワクチン2回接種 約75%
現在の感染状況も、前の記事で書いたようにアメリカでは先行きに不安が漂う状態。イスラエルなどアメリカと同水準の接種率の他国も、現在再度の感染拡大に苦しんでいます。
対してイギリスは少しずつ増加しているとはいえ、1日の新規陽性者数は30000人台で押さえ込んでおり、死者数も他国に比べて低い水準で推移しています。
そのアメリカとイギリスを同じ枠に収める菅首相。
イギリスの接種率は驚異的な数字であり、この水準の接種率まで高めないと感染を抑える事が出来ないのでは、と、世界各国が頭を悩ます中での見事なズレっぷりです。
他の点についても、結局は具体的な対策の話はほとんどなく、会見を聞いて余計に不安になる、という悲しい内容でした。。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます