禁煙と挫折と政治と

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黒川検事長 賭けマージャン まとめ

2020-05-21 14:23:38 | 日記


※なぜか記事がバグっていました。訂正して再投稿します。失礼致しました。


黒川さんの賭けマージャン問題が急展開しています。

この件、昨日明るみになったのにその後の展開が異常に早いと思いませんか?

展開の早さに何かを置き忘れたまま進んでいるような、、そんな違和感を感じています。


そこで、今まで起こった事と昨日からの展開を私なりの見解でまとめてみたいと思います。



まずは昨日5月20日の展開から。



黒川さんが緊急事態宣言下で産経新聞、朝日新聞の記者と賭け麻雀した疑いが報道されます。



この件について菅官房長官。


「事実関係承知しておらず、コメント控える」と発言。



一方の当事者である朝日新聞は早々に謝罪。産経新聞は「お答えしない」?


当事者である朝日新聞が疑惑を認めたため、事実である事が確定的な状態で翌22日へ。



早朝のニュースで黒川さんが辞意を固めた事が報道される。




その後、この件について安倍総理は「まだ何も報告を受けていない」とABEMA TVで発言。
※ABEMA TVの記事にリンクを貼ると「不正な書式がある」とエラーになりアップできませんでした。



その後、森法務大臣が会見。


昨日から現在までを時系列で並べてみました。


※その後黒川さんが正式に辞意を伝え、森法務大臣が了承。訓告処分が出された上で黒川さんの退職が決まりました。




政府側の一連の対応を見ると、官邸側は

まだ報告なくコメント出来ない

という態度で一貫しています。



実際の対応をとる所管の森法務大臣は

「賭博罪にあたる可能性もある」

「夕方までに皆様にお伝えする」

「厳正に処罰する」

と非常に厳しい態度を見せ、スピード感をもって対応する事を表明しています。
※この会見時で「まだ報告は来ていない」と言っているのに「夕方には厳正な処罰を発表したい」とは、かなりの前のめり感ですね。


ここまでの流れを見て何か違和感がありませんか??




私の感じた違和感は


・官邸側の無関心ぶり

・法務省が単独で迅速に処理する姿勢


の2つです。



まず法務省ですが、所管である法務省が不祥事の処理をするのは当然といえば当然かもしれません。

でも、この間まで検察人事を内閣が握る法案を強行採決しようとしていたのは官邸の方針であると言われています。

その検察の、しかも渦中の人(黒川さん)の不祥事を、法務大臣が総理含む官邸側と一切相談することなく処分まで決められるものでしょうか?



しかもその対応の早さ。


総理肝いりのマスク2枚が1ヶ月経っても未だ届けられず、

コロナ給付金決定までの紆余曲折、

マイナンバーでの10万円給付金が1日に350件しか処理できない


などのコロナ対応と比較すると、この法務大臣の素早い決断・対応はかなりのものです。

なにせ、まだ報告は来ていないと言っているのに「夕方には厳正な処分を発表する」と言っているのですから!



そして官邸側の無関心ぶり。


1月に黒川さんの定年延長を無理やり閣議決定したのは何だったのでしょう?


この当時、官邸は黒川さんの検事総長就任を求め現在の検事総長(稲田さん)に
かなり強く迫っていたそうです。


しかし稲田さんが頑として受け入れなかったため、官邸の意向で黒川さんの定年延長を無理やり閣議決定したのだ、というのが大方の見方でした。


しかし今週になって突然、安倍総理から

黒川検事長の定年延長は法務省が持ってきた話だった

との発言が飛び出しました。



「黒川さんとは面識ない」

「黒川さんと二人で会ったことはない」

と、「私は黒川さんと関係ないですよ」と言わんばかりの発言が多く飛び出しました。


「なぜ突然こんなことを言い出すんだ?検察庁法改正法案への批判の矛先をかわす狙いか?」と多くの人が怪しんでいた中での、黒川さんの賭け麻雀報道。。



この一連の流れ、あなたはどう思われますでしょうか?



これは完全に私の憶測ですが、党から1億5000万円をもらいばら撒いた公職選挙法違反疑惑のお二人は、この「検察の不祥事」でうやむやに見逃される可能性が高くなったと思います。


もともと政府の不祥事であった件をかたちの上では検察の不祥事と持っていく、政府の逆転ホームランになってしまう可能性を強く危惧します。





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