前回「気になる」と書いた、米国の新規陽性者数に大きな動きがありました。
ロイター通信が発表している米国の新規陽性者数推移
7/16の米国の新規陽性者数は 77992人 とのこと。
突然の増加について、米国政府や感染病関連機関からは
「ワクチン接種が進んでいない地域で急増している」
との説明がされていますが、前日までは20000人そこそこ。突然の急増の理由にはならないような気がします。。
そして以前から経過を追っているイギリスでは、最近は連日数千人単位で増加しています。
https://coronavirus.data.gov.uk/details/cases
7/17の新規陽性者数は 54674人 でした。
7/17 54674人
7/16 ?
7/15 48553人
7/14 42302人
7/13 36660人
※未確定の速報値を記載しているため、数に変動が出る場合があります。
こちらはサッカー ユーロ選手権の影響が続いているものと思われます。
米国、イギリス共に言えることは、ワクチン接種のおかげで重症者・死者共に少ないこと。
経済活動を再開している両国にとって「ある程度の感染再拡大は想定内」であり、最も重視しているのは重症化率。
その点今の状況はまさしく「想定内」でしょうが、そもそもはワクチンにより「感染自体が抑えられる」という設定だったものが、デルタ株の登場で予想よりも感染再拡大が進んでいるのがいまの状況だと思われます。
今後どのような変異種が出るか、またワクチン効果がどのくらい持続するのかも含めて、両国の推移を見続けたいと思います。
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