杉尾氏の質問に時間稼ぎ答弁 優秀な官僚はトップと同質化|ファクトチェック・ニッポン!
「質問にまともに答えない」ことが当たり前になっている最近の国会。
的を得た質問であればあるほど「まともに答えない」ことが力を発揮します。
適当なことを言っておけば時間切れになり追求される事もない。
「正直者はバカを見る」という言葉は前からありますが、それを米国のトランプ大統領が具体化し、今では世界中で「不誠実」が大ブームです。
もちろん日本でも、安倍前総理〜菅総理のラインで徹底した不誠実対応を稼働中です。
世論に火を付けないよう気をつけておけばそのままウヤムヤにできる。
万一炎上しても、先日の前総理のように「答えた風に見せる」ことでかわせる。
通常国会開会。改めて見ておきたい、虚偽答弁訂正の場で嘘を重ねた安倍前総理(HARBOR BUSINESS Online) - Yahoo!ニュース
今の政治家は「いかに不誠実にやるか」に全集中しているように見えます。
日本では欧米のような「時間無制限の取材対応」も「記者の再質問」も許されていないので、ある意味トランプ大統領よりも不誠実さに磨きがかかっているようにも見えます。
国会中継を見ていると「ナントカ審議官」という肩書の人が答弁に立つことがあります。いわゆる官僚です。
基本的には淡々と事実のみ説明しているのですが、稀にですが「政権に不都合になる事実」でも淡々と発言することもあり、驚かされた事が何度かあります。
前総理の「モリカケ」問題で自殺された赤木さんと同じく、「国と国民の為に働く」という矜持を持つ官僚なのでしょう(国≠政府 です。政府は国の行政機関にすぎません)。
いまはどうでしょうか。記事で書かれているように、政治家のみならず総理大臣自らが(仮に無自覚だとしても)「不誠実にやる」ことを当たり前にしていたら、その下で働く官僚が「誠実に」働くことは出来ません。
その上「内閣人事局」に自分の将来を握られています。自分だけ「誠実に」働いても何も良いことはないのです。
その官僚に「誠実にやれ!」と言うのは無茶振りだと思います。
では何が悪いのか?
あなたは何が悪いと思いますか?
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