なまけものの亀がゆく

早期退職者が、日々うろうろしてみる 人に見せる文章なら本来割愛するものを、しかし自分のために書き残してる呆れた世界

ペーパードライバーコースに通うの巻

2023-04-17 06:54:14 | 日記

生まれ育った新潟はいわゆる車社会で
若かりし頃には父のお下がりのボロ車にのって
学校に通ったりもしていたけど
新潟を離れ大都市で暮らしたら自家用車の必要性は感じなかった
「必要あったらレンタルしたほうが絶対安い!」と思ってたけど
じっさいレンタカーを借りたことなんて四半世紀の中で一回だけ

正直、新潟に戻ってもスリーシーズンは自転車に乗って
あとは「のんきな路線バスの旅」とか思ってたんだけど
高齢者となった親を抱えた身としては
当然のように自家用車の所有を求められてしまった

そうは言っても、たぶん20年近く運転なんてしてないし
近年は「あぶない」ドライバーの事故がひどく叩かれたりしてるしで
自動車学校できちんと教わりなおすことにした

@料金とか
家まで教習車で来て、近所を走らせてくれるようなのもあるみたいだけど
自動車学校のコースをぐりぐり走るとこからやり直した方がいい気がした

ネットで探すと自動車学校コースで教えてて自転車で行けそうなとこは一校だけ
コースは3回と5回があったので3回にしておく
料金は入学金が3300円に、教習1回5500円
消費税が10%含まれてるのがひと目でわかり苦笑い

@契約とか
電話でコンタクトとって、自転車で30分くらい走って学校に行き
契約するも、予約が入れられるのは一週間後だった
3月末は自動車学校にとって年間最大の繁忙期なんだそうな

「ペーパードライバーコースやってるの、ここだけでした」と言うと
常時はどこの自動車学校もやってるはずと言われる
ぼくの相手してもたいして儲からないな、なんかすまないw

「どのようなカリキュラムで?」と尋ねると
「とくにありません、何がやりたいか都度伝えてください」と言われる
なるほどねぇ。。。

@教習開始
カリキュラムは自分で考えろと言うので、初回は教習所のコース内で
ぐりぐりと車庫入れとか幅寄せとかそういうテクをやろうかと思ったが
コースの外周を一周したら、教官に
「大丈夫ですね、外いきましょう」と言われる
おっかなびっくり、教官オススメの「すいてる道」に違いない
田んぼと畑の境い目みたいな直線道路をゆるゆる走る

じっさいのとこ、割り当てられた車に乗り込んで
「ん?カギがないですよ??」などと言いだす悲惨な状況だったけど
(いまどきエンジンスタートはキーでなく、スイッチってことも知らない)
なんとなく直進してみたり、ウインカー出すのは身体が覚えてたり
車庫入れもてきとうにできたり

@教習終了
バイパス道路を走ったり、教官のとっておきの
「この界隈でいちばん事故の多い交差点」を曲がってみたり
なんとなくあぶなげなく、3回を終了
本人が望むなら講習追加とのことだけど、ぼくも教官も充分と判断

教官からは、道にはぼくよりヘタな人がいくらでもいるから
ぶつけられないように気をつけてというありがたい訓示をいただく

@余談 ~送迎バスにて
車内は運転手さんとぼくの二人だけ
運転手さんが気さくに「これから免許とるんですか」と尋ねてきたので
「20年乗ってないんでペーパードライバーコースです」と答えると
キョトンとした顔に

ヨッパライ運転か何かで免許を取り消された人だと思ったとのこと
失敬なw

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 川に沿って走った(破片の7) | トップ | 雑草の花 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

日記」カテゴリの最新記事