2021年度後半の放送大学の講座を真剣に見てみようと、退職した8月に
引っ越しから4年以上、梱包したままだったHDD/BR録画機の封印を解いた。
@録画機
パナソニックのDMR-BW570なる機種で、リモコンは地上波で
アナログとデジタルが選択できるようになっている。
とりあえずテレビに昔懐かしい「砂の嵐」など写しながら
「ほんと時間が停まってる。。。なんとかしろっ」と呟いてみる。
「亀ですから」などと言っても、亀みたいに一万年生きれるわけじゃない。
とりあえず動いてくれたり、ゴーカイジャーのジェットマンの回が残ってたり。
@メディアに焼く
これはものすごく古い宿題。録画機買った頃からだから10年熟成もの。
100円ショップなんかでDVDの板など買ってきて、
こんどこそやってみようと幾度も思うも、どうしてもやらない。
一般家庭のカーチャンも子供もふつうに使いこなすだろうに
理系卒でいちおうエンジニアを名乗って口に糊してきた私はしないまま。
放送大学の講義は一生もののライブラリになる予感があるので
こんどこそ意地でもやりぬくぞと、取説に取り組む。
いつもと同じ、超えてしまえばほんとうにほんとうに
「なんでこんなことで、詰まってたの?」としか思えない。
大好きなミュージシャンは、アルバム作る作業について
「気の触れたワニと格闘するようなもの」と述べ
そして、新しいアルバムが完成した時には安堵と共に
「これもともと、俺の中にあったものなんだよなぁ」と笑う。
ぜんぜんレベルの違うものではあるけど、僕もワニと闘う必要がある。
「絶対に勝たねばならない!
一瞬のスキを突いてでも、亀がワニの喉を嚙み千切ってやる」
@メディア
所有のパソのドライブもポータブルプレイヤーも、DVDでブルーレイ未対応。
いずれ還りたい実家も現状はDVDらしい。
いくらかテストして検討の結果、45分×15回の講義はDVDの前後編2枚と
ブルーレイ1枚の形で残すことにする。
@いれもの
ディスク3枚を収納するケースはネットでみつけてたけど
最寄りのビックカメラで、3個パック321円(税込)だった。
ELECOM社製「DVD/Blu-rayトールケース 3枚収納3PACK」購入。
@ラベル
トールケース用のテンプレートが間違いなくあるはずとぐぐったところ、
PAPER MUSEUMというサイトに辿り着き「立て向きケースWORD2003用」をDL。
https://paperm.jp/parts/dvdcd/tallcase/jp-dvd11.html
2007用と何が違うのかは未確認。
フリーのWord互換ソフト、LibreOfficeの「Writer」で問題なく起動。
@コンビニで印刷
10円のはずだから、家庭プリンターより便利なはずと調べると、
いちばん近いコンビニの7-11でカラー印刷50円と分かる。
なればとカラーで作成し、USBメモリに入れてセブンに向かう。
マルチコピー機にメモリ挿入も、ファイル表示されず。
見ると「.doc、.xlsxなど、Officeのファイルはダメw」のメッセあり。
こっちは無料互換ソフトだから「.odt」なる、さらにレアな拡張子。
いったん敗走し、PDF化して再進撃。無事にプリントアウト。
@ふたたび、ラベル
定規をあててカッターで切り、入れてみようとするも大きい。
こういうものはジャストサイズに価値があるはずと思いつつ、
ケースに規格差があるかもしれないのと、フリーに文句はダメてことでサイズ調整。
ここで「背ラベル」にあたる部分の解釈がおかしく、
テンプレ通りに収めたはずの文字がハミ出ているのに気付く。(追記参照)
「いたしかたなし。ありがとう。」
(左がテキストで、右が自作ラベルのDVD/BRケース)
何時間もかけて何をやってたのかって感もあるけど
たぶん生涯、手元に残す知恵の源の完成。がんばりました
【直後に追記】
テンプレに合わせたはずなのに、ハミ出るとはw
あと写真を見てたら、テキストのカバーをスキャンして流用すると
もっとかっこいいカバーが作れそうだなってアイデアを思いつきました。
半年後、2022前期用のカバーを作る際に試してみます。