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金曜日・・・広島市療育センター主催の研修に参加してきました
来年度早々~Agの就学活動(?)をする身としては
落とせない講座でした
教育委員会の特別支援教育課主事さんが講師で
就学までのシステムや
現在の 支援学校 や 特別支援学級 、 通級指導教室 の数や内容のお話だったのですが
イマイチ、内容が分かっていなかった私は
改めて聞いてみて、なるほどなぁ~と知りました
特に 通級 なるものの立ち位置とか意味が分かっていなかったので
私も質問させていただきましたが
結構~この 通級 なるものは、みなさん無知だったようで
突っ込んだ質問多数
主事さんのお話は1時間くらいで終わり
あとはたっぷり質問タイム
凄かったですよぉ~
今までにないくらいの質問の数だったようです
お陰で全ての謎が解けました(笑)
通級 というのは・・・ 通常学級 に在籍している生徒が
障害の特性に応じて支援が必要な部分を補うべき
設置されている学校(教室)に週2単位(90分)
親子で通うところらしいです
授業を抜けて・・というか、通級 の時間が設けられる(時間割に組み込まれる)
一対一の指導となるとのこと
って説明でした。
自閉っ子への支援としては
コミニケーションや感情の部分、集中力とか・・・の支援
ゲームや活動の中でルールを教えたりって内容みたいですが
TEACCHや構造化、視覚支援に特化せず、その子に応じて支援するとのことでした
うーん・・・
専門性がないのなら、通級 という制度が設けられていること自体
とっても疑問が残ります。
要するに・・・構音障害などの発音の指導や、舌の動きのリハビリ?なんかは
専門性はあるが
こと自閉症については何も・・・それこそ何の専門性もないって印象を受けました
SSTとかCAT-kitとか、そういったものも
あの様子では取り入れられていない?
色んな療育法があるが
何かをという特化はないってことでしたので
だから設置数も少ない(自閉症・情緒の教室)んでしょうね・・・。
子どもにとって良い支援を園でやっていて
それを継続してやってもらいたいのなら
学校と上手く情報交換をしていって欲しいって感じでしたので
支援教育とは名ばかりで
保護者(子ども)の教育的ニーズがどこにあるのか?
全く把握してなくて古い体質にどっぷり漬かっているのを何とかして
教育委員会はもっと切磋琢磨するべきだよなぁ~
まーっ学校もそうなんだけどっ
最初に、相談件数が昨年551名あって
その60%は通常学級
残りの40%は 特別支援学校 or 支援学級 って報告よりも
551名の相談した保護者が、その相談内容もしくは進路に満足しているのか?
もっと言えば、子どもの状態はどうなのか?
その辺りのリサーチが一番自分たちの仕事を振り返れることなのに
そんなことはお構いなく話が進むんですよねぇ
空回りしてちゃ意味ないし、いつまで経っても
学校は学校・・・親は親・・・行政は行政
そんな中で一番迷惑こうむっているのが子どもという悪しき図式
私たちはバカじゃないので知っているんですよっ
先輩方の話はどれもかしこも
学校側の無理解
何でも一緒くたに考える古い体質の中で
どんなに親が精神的苦痛や負担を強いられているのか
だからこそ、質問多数の内容は
教師の研修はどうなのか?
進路に対する変更は途中で出来るのかどうか?
的な、そういったことになるんですよ
なのに・・・鬼気迫る保護者からの質問を終えて
主事さんのおっしゃられた言葉は
「みなさん、本来~学校は楽しいところなので、そんなに深刻にならずに
まずは相談していただいて・・・」みたいなニュアンスのことをおっしゃられました。
その言葉は真剣にわが子の学校生活を考えている親に
とっても失礼だなぁ~と感じました。
障害が原因で 通常学級 でイジメにあう子も
実際のところいます。
そういった例が全くないのなら、こんなに進路で悩まない!
あなたのお子さんに障害があっても、そういう風にノー天気に
何も考えずに居られますか?
そりゃ~過度な心配は無用だと思うけど
質問できる時間があるのだから、どんな質問が出ても良いじゃないですかねぇ~
と思っていたら
センターのスタッフさんが素敵にまとめてくださって
気持ちが救われました
「色んな機関が全力でバックアップするので、どうか相談できるところがあるってことを知ってください
そして親御さんはそのパイプをいつくも持っていた方が少しでも安心できると思います」みたいな内容です
長くなりますが最後に、どういったシステムなのかを少し書いておきます(自分の覚書の意味もある)
まず就学までの道筋として
保護者から相談センターへ申し込み
面談の場所や日時を決め、約一ヵ月後に面談という流れになるそうです。
相談やら学校見学(9月頃)を経て
教育委員会が10月1日に各学校の入学者名簿を作成し
11月末までに健康診断など、もろもろがあり
入学通知が翌年(入学する年の)1月末までに保護者へ届けられるとのこと。
それまでに進路を決めないといけない。。。。
通常学級 に在籍したら、自閉症の支援としては 通級 しかないということ。(学校システムでは)
実際には民間の支援機関(有料)。療育センターの外来教室(SSTあり)が私の持っている情報です。
また、特別支援学級 に在籍すると個別化された支援と学習が軸になって
通常学級 との交流による授業もある(生活・体育・音楽・図工)
特別支援学校 の場合、6年スパンで個別化した支援と学習で
担任との関わりの中で学ぶことが軸になる。
そして、途中で 特別支援学校⇔特別支援学級・通常学級 での変更はできない。
中学校に上がる時には変更が可能。
通常学級 と 特別支援学級 間では、同じ学校内なので
途中変更は可能。
結局・・・親の負担は更に続くのか?
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