Rainbow*Heart

ヤプログさんからのお引越し私的な記録である。

受講「水野敦之先生 連続実践講座③バリアフリーとしての構造化」

2011-06-12 12:05:00 | AutismSpectrum



ご訪問ありがとうございます。

広島ブログ




金曜日は・・・


広島自閉症協会 主催 の 水野敦之先生 実践講座に行ってきました




副題がついてました


「自立をめざした環境と支援の工夫」



6月9日のツィッターまとめを見ていただけるとお分かりになりますが ↓



いつの間にか、私のもフォローしていただいてまして


少しリプライ(返信)していただいたりと


それで、なんとなく身近に感じるというこの単純さも手伝い


今回は緊張感なく講座を楽しめたような気がします(ザ・ミーハーw)




水野敦之先生 のお話は



最近のブログで発信されていることから始まりました




関わりをもつことが中心になっていて


一日中、常に関わっている支援


子どもに対して、みんなで遊ぶのが美学になっている意識。


でも・・・誰しもみな


一日中~人と関わっているか?と考えると、実はそうではなくて


社会的な場面(人との関わり)はごく僅か


それなのに、自閉症児だからといって、ずーと社会的な場面を設定するのはおかしい


関わる・関わらないというのはメリハリが大事・・・みたないことをおっしゃられてました



私もそう思います


私自身の生活の中でも


このメリハリはとても重要で


まーっ足に障害がある身としては、社会的な活動(お友達と遊んだり、保護者会や役員会に出たり、ハンドメイドのイベントに出たり)は


無理しない程度で、どれかを週に1、2回が限界。


お出かけするのも連日は厳しいので、最低でも1日おき


1人の時間がとても大事だし


退屈ならそれもまたグーっなんです(むしろ半分以上は家でごろごろしときたい!w)


そんなメリハリ生活?を好む私としては


息子にもメリハリつけて生活して欲しいなぁ~と思っています。


少し違う意味合いになっちゃうかもしれませんが


息子も1人で集中して遊びたい時(ネットでYouTebe観たり、ブロックで作り物をしたり)もあるので


そんな時はそっと見守る程度で、基本近寄りません!


途中で話しかけようものなら嫌がられますから・・・。


その時間は尊重しつつ距離をとってあげたりしてます。



レジュメにないこと満載なのが 水野敦之先生 の講座の魅力でもあるので


たくさんメモしました


実例も盛りだくさん


これを講座の中で見れることも楽しみのひとつです




講座は実際に受けてなんぼ(笑)


色んな人に  門眞一郎先生 の講座と


水野敦之先生 の講座は良いよぉ~と斡旋業者のようになっているので(笑)


今回も備後から 大親友 が参戦しました


 門眞一郎先生 の 自閉症治療教育・支援研究会主催講座 はお互いに旦那さんが受講予定)



今回は構造化のお話でしたが


よく通園施設のママさん方から「家でも構造化をした方が良いですか?」と聞かれるそうで


そんな時、先生は「何か必要ですか?」と返すそうです。



まず、ニーズありきで始めた方が上手く行く(だったかな?w)


自立できてないと思った時にやり始める


必要なところで使うと構造化のアイデアが生きてくるってことでした(ちょっと言葉の記憶が曖昧ですが)



ニーズね・・・


恐れ入りました


でも公共な場所(学校なんか)にはそこは求めたいですけど・・・。






Agの通う園でも


「家で何かした方が良いですか?」と保護者に聞かれると


やはり、先生たちは一貫して


「なにもしなくて良いですよ」と口を揃えておっしゃいます。


でも、私がこんなことで困っています。とか


こんなことがあったけど、パターンになっているのかな?とか


そういったことに対しては一緒に手立てを考えてくださり


教え方、説明の仕方を構造化のアイデアに則って伝授していただけたり


私の知識の中で組み立てた案を評価してくれたりしているので


とても素晴らしい専門家が側に居てくれて、助言していただけることに


感謝感謝です






構造化の目的は「自立」

・理解しやすくなる
・混乱を少なくする
・効果的に学習、活動を助ける
・見通しをもち活動できる → 自信を持った生活を支援 ・自尊心を育てる

慣れ親しんだシステムを使うことで一貫した支援ができる



私が何故、構造化に熱を上げているかというと(笑)


上記の点があるなぁ~と実感しているからです。


ご存知の方も多いと思いますが


うちのAgは、1~2歳代・・・理解の幅も狭く、道順にこだわったり、予告のない行動(初めての場所・活動)で


もの凄くパニック(主に泣く行為)になっていました。


それから3年間は、ただ一つ・・・「見通しをつけてあげること」だけは


必ず支援してあげるようにしてきました。


この部分がなぜ続いたかというと


やり始めてすぐに、Agの行動が変わったからです



子どもの姿に教えられて


いかにこの構造化のアイデアが素晴らしいかを知りました


未熟ながらも、その構造化された指導を取り入れたことで


いわゆる行動問題が減るだけでなく


メキメキと得意な部分が伸びてきたと思っています


特に、自閉っ子は自分に自信がなかったり自尊心が育ってなかったりして


いつも不安にさらされて生活しているので


構造化の意味することは


自閉っ子に分かりやすい環境・学び・・・なんだと思います



但し・・・何をもって理解しているか?


個々に違うのでアセスメントがすごく大事になってくるのですが・・・。


ただ闇雲にカードを見せると良いということではなくて


その子、その子に合わせたオーダーメイドが必要なことを


また今回の講座で再確認しました



講座の内容記事は 先生のブログにも記事にされてましたので こちら


得意の割愛(笑)



全ての説明を


Agの通う園に照らし合わせて考えると


全くブレない構造化で、素晴らしさを再認識


ただ一つ、スケジュールの変更の部分が 水野敦之先生 が


常々おっしゃられている


世の中には変更がいっぱいあるので


「早いうちから、スケジュールの中に変更も入れていく」 といった部分です。


園での指導は、口頭で児にスケジュールを見せてから


「変えるね」的なやり方をされていると聞いたころがあるので



視覚的に示してあげた方が分かりやすいし(口頭でも分かってくれているらしいけど)


ルーティンで変更もチェックできたら


それはそれですごい力だと思うんですよねぇ



あと、ワークシステムの番号もいつも1・2・3なので


時々は1・2とかって変更を取り入れてもらいたい


将来的に仕事に就くことを視野に入れて


今日はこの仕事・明日はこの仕事といった指示にも対応できるスキルを


今から学んで欲しいと思います。


これか個別の時にでもやってもらおうかなぁ~?


Agには数字の概念がまだ獲得されていないので早いかなぁ~?


相談してみよう




特に私は 「物理的構造化」のお話の中で


境界を明確にする・・・例えばテープで場ミリしたり、ビニールシートを敷いたり


そのレジュメのお話の中で


例えば家でも、ざぶとんやマットで誰からも邪魔されないスペースを作ってあげることが大事だと


それは避難所なんかでも使える構造化だと・・・。


家で、そのスペースに、兄弟児などが侵入してきたら


親が「ここは○○ちゃんのスペースよ」と言ってくれることで


守られているという経験もできるということでした




守られているという経験は


教えようとしても教えられない難しい部分ではないかと思っていたので


なるほどなぁ~と思いました




盛りだくさんの内容が終わり


待ってましたの、ざっくばらん会


色んな質問とか


先生の熱い思いなんかもお聞きできてワクワクしました



構造化はカチっとした、しばられるイメージだけど


構造化ではむしろこだわりは強くならない


構造化がないと、いつもと同じじゃないと動けなくなる!


そう言われてました


前出しているAgの例でもそうです・・・


構造化によって柔軟で見通しをもって生活できている点


それで理解できることや、趣味の幅も広がってきました。




アンチTEACCHだった時代もおありになる先生だからこそ


お話には説得力があるんですよねぇ


整理統合が難しいという特性があるから


生活をデザインしてあげる


これにも「人の人生を他人が決めるのか?」と批判されたことがあるようです


先生曰く・・・



多くの人が、自分で生活デザインを考えていない



会社とか団体とか、家庭に属して


決められた枠の中で生活をしている・・・それに余暇とかを組み合わせて全体のデザインになる。


但し、自閉症の人たちとは


サポートの度合いが違うということでした




それから2、3質問がありまして


療育の女神(リョウピン命名・こればっか言ってる私w)がナイスな質問をされました



具体物の理解するレベルをどうアセスメントすれば良いのか?って質問です



見惚れてて(爆)回答を聞いていない


浮かれポンチな私


1週間スケジュールを試して、再アセスメントする。でしたか?


アセスメントが苦手な私・・・


アセスメントは専門家と相談しながらが一番でしょうか。




今日もエキサイティングな講座でした




















本の完成は7月らしいですが・・・

いつまでも待ちますよ

保護者の私には難しいかもしれませんが

楽しみに待ってまーす


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ドアストッパーと使い方例

2011-06-12 00:05:23 | handmade

 



ご訪問ありがとうございます。

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アレンジドアストッパーを性懲りもなく、また5個作りました



今回は紐部分のレザータグを焼印で作ったんですが


きのこ・親子亀・りんご・はりねずみ


の4種類あるのと











スタンプも マトリョーシカ があったり


二個と同じ物は作らない(ってか作れないw)ので


それぞれ味のある感じになりました



ちなみにこのドアストッパー


我が家では通気のために窓を開け放す時


部屋のドアが風でバタンと閉まらないようにするために使用しています











使わない時はドアノブに掛けておくとお洒落ですしねっ










調子に乗ってレザータグ@焼印バージョンもたくさん作りました










イベントでお手にとっていただければと思います



まだ案内来ませんけど、来月参加のイベント決定してます












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