魚三楼の荒木稔雄様親子に大変お世話になりました。京都教育大学付属桃山小学校で5年生・6年生に食事のマナーや心構えを教えて頂いた。お箸は食べ物と自分との境に置き、手を合わせてその先にある命のあった物を多くの人の手を経て自分たちがいただくことができるということに感謝をするという事である。お箸は右手で取って左手に添えて右手で持つという作法に始まり、神様がいろいろな物を与えてくれたことを感謝してきた日本人の食事あり方をお話しされた。北海道で採れ、3年乾燥・熟成された昆布だけの出汁のおつゆを頂き、さらに一度蒸して乾燥させカビをつけたかつおと少量の塩でさらに味をつけ、湯葉と鯛と野菜を加えたお吸い物を頂いた。和食とは口の中で調理をする、それらが文化遺産として認められた。子供たちの新しい世界に触れた喜びが会場にあふれた。その後、魚三楼さんへ移動し、変更例会昼食会で6年生の感想文を読み、実に良く観察された文章に一同が感激出来た良い事業になった。
小学生の感想