去る11月22日(日)に京都市内24R.C.の共同事業である“割れ窓理論”実践事業が行なわれ、わがクラブも会長以下数名で参加しました。
この取組は、「小さな犯罪を放置するとやがて街全体が荒れ果ててしまう」という「割れ窓理論」に基づき、落書き消しや張り紙はがしなど小さな犯罪の芽を摘
み取るものです。 、
当日は、ボランティアとして、地元自治連合会や学生ボランティアの方々、京都府職員ボランティア「京都府庁落書きバスター
ズ」の参加により、犯罪のない安心・安全なまちづくりに向けて京都市中心市街地の一角の落書き消しや張り紙撤去を行いました。
ホテルグランビア京都前広場に集合し、
ホストクラブである京都南ロータリークラブ<o:p></o:p>の西村会長の開会挨拶に続き、
山田知事ならびに門川市長の挨拶があり、早速担当エ
リアに移動し落書き消去作業に取りかかりました。
市内5ブロックに別れての作業で<o:p></o:p>すが、当クラブは河
原町八条から九条間でブロック塀に書かれた落書きを支給されたスプレーで消す作業です。途中、山田知事や門川市長も一緒に作業を行なって戴きました。
ブロック塀一面に書かれた落書きはさすがに我々では手に負えず協賛をして戴いた(社)日本塗装工業会京都支部、京都府塗装工業共同組合の皆様にお願いして専門的に除去しました。他にもごみ拾い、放置自転車への啓発などを行いました。
奉仕プロジェクト・職業奉仕委員会主催の企業訪問は
好天にに恵まれた去る10月15日、JAL羽田施設を訪問しました。
京都駅より伊丹空港へ、JAL便にて羽田空港へ、席に恵まれた一部人は富士山もバッチリ眺める事が出来無事羽田空港に到着、空港には広報担当責任者の方、そして午前の部案内を担当いただける女性のお出迎えを受け恐縮しきり。
簡単な説明を受けた後いざ見学スタート、
最初はオペレイションセンターへ、ここは運行に係わる全てが管理されている室であり、パイロットが搭乗前にブリーフイングを行う所です、また情報がコンピユーター収録されており、自分の社員番号を入力すると担当する便の細かな情報、確認事項等必要な情報が入手でき、それを確認し最後に機長がフライトプランにサインしいざ出発となる場所で、制服に着替えた機長、副操縦士、航空機関士、見習いパイロットの人たちが真剣にコンピューターとにらめっこ、何やら会話を交わしている、綺麗に整理さたこの部屋はパイロットにとって厳粛で神聖な場所である事が見て取ることができました。
次にキャビンアテンダトがブリーフィングを行う室に移動、美しいお姉さま達が格好良い制服に身をつつみ夫々の業務に携わっており、あちらの方では国際線にでも乗務するのだろうか8人程のCAが真剣に打ち合わせを行っている、また降りてきたCA、これから乗務するCAがキャリーバッグを引きながら出て行く、珍しい光景でお客様として乗っているだけではお目にかかれない光景である、CAの皆さん、目が合った時には軽く微笑み、出会いがしらには軽く会釈、接客・マナーの質の高さがうかがい知ることができました、これぞCA、これぞJALという気が致しました。
昼食時間になり航空関係者が多く利用するレストランへ、皆さん朝早くから何も口にされていないので美味しく頂き、午後の見学まで少し時間があり、天気も良く日向ぼっこでしばしの休憩。
午後最初の見学である整備工場のあるM1ビルへ、部屋に案内され機長OBであるT氏による現在の羽田空港、来年には完成するだろう第4滑走路整備
状況、羽田の将来的の展望などを聞かせて頂きました、また飛行機の仕組み、あれだけ大きな物体が何故飛ぶのだろう等、一部工学的な事についても説明を受けました。
キャビンアテンダントOGのNさんも加わって頂き、ヘルメッツトをかぶり二手に分かれ整備工場へ、飛行機の垂直尾翼はビルの3階にも相当する高さ、この機が3機入るというとてつもなく大きな工場、何の支柱も無く支える骨組みは一対どうなっているのだろうと、機の興味は勿論のこと工場の凄さにも皆さん驚かれていまし
た、飛行機は大体24万個前後の部品から成っているらしいですが、これだけ多
くの部品を人間が管理するのは到底無理、全てコンピューター管理されており、部品番号等を入力すると人の手を全く通さず機械が自動的にその部品をピックアップし専用のレールを伝い整備士の手に届くようになっている設備の凄さには驚きました、スペースシャトルに次ぐ最先端の機器を装備しているだろう飛行機、やはりそれに係わる全ての機械設備が先端をいく技術が導入されているのだなあと感嘆しきりでした。
工場目の前に広がる日本のメーン空港羽田の大滑走路では次から次へと着陸する機が、2分間隔と言われるこの着陸、本当に忙しい、管制官の仕事に敬意を表しつつも、テキパキと捌いて頂き事故の無いのを祈るばかりである、全てが桁違いに大きい整備工場、通常の生活ではお目にかかれないスケールの違いにど肝を抜かれたという感じでした。
いよいよ見学も最後になる客室乗務員訓練センターのあるアークビルに移動,セキュリテイーでガッチリ、ガードされたこのビルはIDカードでチエック、決められた時間内に入らなければドアーが自動的に閉まるという厳しい管理がされており、訓練センターのある4階へ、このフロアーは全体的に飛行機の客室に仕立ててありファースト、ビジネス、エコノミー格クラスに分かれており、各クラスCAが実技訓練
をされておりました、私たちと目が合うとニコット笑顔、軽く会釈、さすが接客に対しては一流だなと感心させらた次第です、又このフロアーでは多くのCAの卵たちが制服姿で将来一流のCAになるべく真剣な眼差しで学んでおられました。
飛行機の安全運行には乗員に依る細部に渡るブリ
フィーング、厳しい訓練、確実な整備、厳しいチエック体制が確立され、夫々に携わる人々のご苦労があってこそ、空の安全が保たれている事を痛感いたしました。
訪問も無事終了しお世話になったJAL社員に見送りを受け懇親会場である銀座へ、わずかな銀ぶらを楽しみながら懇親会場へ、予定時間よりも少々早い到着で用意もまだ出来てない中、とり合えずビールやの声でまずは乾杯、こうなるともう止まりません、酒、ワイン、
焼酎、料理も整わないうちにアルコール漬け、ほっと一息ついた所でお料理も到着、やっと落ち着き料理に舌鼓をうちながら本日の反省会、色々な話題で盛り上
がっておりましたが、JALの皆さんあれだけ頑張っておられるのだから必ず再生できる、「JALよがんばれ」と言いたいの励ましの言葉が大勢の意見でした、
宴もたけなわながら帰京の時間も押し迫りお開きとなりましたが、一部女性軍は駆け足の夜景観光、また一部の男性軍は江戸前すしの駆け込み飲食、時
間にやきもきしたものの全員指定列車に乗車する事ができ23時前には無事京都駅に帰着しました。
現在マスコミを賑わしている企業の訪問でしたが計画段階から訪問終了するまでお世話頂いた広報のH氏、他関係者の皆様も紳士的な対応で良くして頂きました、訪問当日、私たちに直接引率案内して頂いたS様、T氏、N様には大変お世話になりました、本当に感謝致します、ナショナル・フラッグ・キャリアとし世界一安全な航空会社とその名を世界に馳せた鶴のマークJAL、1日も早い往時のJALの姿に戻って頂ける事を願っております、また会員の皆様には朝早くからご参加頂き有難うございました。
吉川 國治記