ざっきばやしはなあるき  

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2012

2009-12-12 22:22:27 | 映画[な]
『2012』
 
 映画館に行く前に街角のチケット売り場で「2012」の前売りチケットを買ったら店員に「まだやってますか?」と聞かれた。店頭に並べておきながらなんちゅこと聞くねん(;´o`)

 映画館に着いたらやたら混雑していて「本日のONE PIECEは全て完売です」などと叫んでいる館内に並んでいたが、みんな別な映画を見に来たようで、お好みの座席を取ることができた。どうやらまだやっているようだ。

 「インデペンデンス・デイ」や「デイ・アフター・トゥモロー」、「紀元前1万年」などのローランド・エメリッヒ監督によるノストラダムスの大暴言の二の舞みたいな映画。「インデペンデンス・デイ」はアンチウイルスを入れてなかった宇宙人がコテンパンにやられる映画。「デイ・アフター・トゥモロー」は地球が凍ってしまって自由の女神が溺れる映画。今度は凍るだけじゃ許しくれない映画だけど、1999年7の月にも人類は滅亡しなかったので大丈夫だろうという趣旨の映画であるわけもなく、地球はえらいことになってゆく。

 地球温暖化が引き起こす「デイ・アフター・トゥモロー」の場合は、だから排ガスを規制しようとか教育的指導にもつながるが、太陽や天体のせいで世紀末が来るのでは人間側としてはどうしようもない。2012年ってことは、せっかく地デジ対応テレビにしても1年半しか役に立たないぞ・・・

 さあどうだ、大作だぞ!という臭いをぷんぷんさせた作りは毎度のことだが、こういうディザスタームービーはえらいことになってゆくシーンのVFXの出来具合を大画面で見るのが楽しみでもある。とはいえ、クルマや飛行機での脱出シーンは、映画ならではの危機一髪がハマりすぎて、半笑いしながら見てしまった。

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