【開館20周年記念展 vol.1】「シュルレアリスムとダリ~幻想と驚異の超現実~」@諸橋近代美術館
諸橋近代美術館のカフェ
行く途中で食べた喜多方ラーメンバーガー
諸橋近代美術館訪問は3度目、ちょっと遠いのでなかなか行けない。8年前に行ったときは震災の影響でオープンが2か月遅れになった年。そのまた7年前に初めて訪れた。開館期間は4月中旬~11月下旬、それ以外は雪に埋もれている。実業家の諸橋廷蔵氏が蒐集した作品を展示する、中世の馬小屋をイメージした美術館。とはいえ日本人の私から見たら優美な古城にしか見えない。馬糞の匂いは似合わない。そしてそのコレクションのメインは340点にも及ぶサルバドール・ダリの作品。
開館20周年記念の今回はシュルレアリスムとダリとの関りをテーマに、所蔵品だけでなく福島県立美術館、岡崎市美術館、広島県立美術館などから借りてきた作品も合わせて展示されている。テトゥアンルームには3m×4mの巨大な所蔵品《テトゥアンの大会戦》が定位置を占めていて、館内の真ん中のホールには妙ちきりんなダリの彫刻作品が多数点在していて、その周囲を歩き回るだけで口から涎が垂れて耳から脳が垂れる。
前2回は天気予報を見てから狙っていったので快晴だったのだが、今回は1泊するためのビジネスホテルの空きがこの日しかなかったので、油断していると雨でも降りだしそうな危うい天候での訪問になってしまった。令和元年5月1日、大連休の改元早々、往路で五重衝突の事故渋滞、復路で三重衝突の事故渋滞に遭遇しながらトータルおよそ900kmのドライブとなった。
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