詩: 「5」 (人類進級)
Five in Love
Five in Earth
Five in world
必ず変るために
Five in Love
Five in Earth
Five in world
進んでいく
Five in Love
Five in Earth
Five in world
行進している
Five in Love
Five in Earth
Five in world
チームができていく
Five in Love
Five in Earth
Five in world
広がっていく
Five in Love
Five in Earth
Five in world
愛の行進
Five in Love
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Five in Love
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「天狗どんの山伏唄:天狗どん の 山伏の 」:山伏の詩
天狗 どん の
山伏 の
幸 え 合える
風呂敷 の
とお う りゃんせ
通 りゃん せ
とお う りゃんせ
通 りゃん せ
1本 行列
するー っつ ふ わあ っ
1本 行列
するー っつ ふ わあ っ
ちん どん ちん どん
ちん どん せ
ちん どん ちん どん
ちん どん せ
(ちん どん ちん どん)
(ちん どん せ )
(ちん どん ちん どん)
(ちん どん せ )
1本 行列
するー っつ ふ わあ っ
1本 行列
するー っつ ふ わあ っ
(ちん どん ちん どん)
(ちん どん せ )
(ちん どん ちん どん)
(ちん どん せ )
(ちん どん ちん どん)
(ちん どん せ )
(ちん どん ちん どん)
(ちん どん せ )
天狗 どん の
山伏 の
幸 え 会える
風呂敷 の
とお う りゃんせ
通 りゃん せ
ちん どん ちん どん
ちん どん せ
ちん どん ちん どん
ちん どん せ
(ちん どん ちん どん)
(ちん どん せ )
ふ ん わ か
ふ ん わ か
するー っつ ふ わあ っ
ふ ん わ か
ふ ん わ か
するー っつ ふ わあ っ
ちん どん ちん どん
ちん どん せ
(ちん どん ちん どん)
(ちん どん せ )
小さく ちん どん
ちん どん せ
小さく ちん どん
ちん どん せ
・・
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ふ ん わ か
ふ ん わ か
するー っつ ふ わあ っ
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ふ ん わ か
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ちん どん ちん どん
ちん どん せ
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・・
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詩: 時の天使
時の天使は おりたった
盲目のぼくら
いくらか目がひらいているぼくら
完全に目が開いているぼくら
いろんな ぼくらが 入り混じっている
この人類
救われているのに完全に優越感に浸って
しまった 「比較の友」が いた
盲目のぼくら よ
おりたった 時の天使は
こう言った
わからないようにさせて
優越感に浸って いた
「比較の友」たちも
「善良なる友たち」に
変わっていったのです
その笑い が
慈悲の涙にかわったからです
盲目の ぼくら へは
幸せな 笑い方が
やがて 訪れる よ
わからないようにさせていることも
もう 終わりがきたのです
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時の天使は おりたった
盲目のぼくら
いくらか目がひらいているぼくら
完全に目が開いているぼくら
いろんな ぼくらが 入り混じっている
この人類
救われているのに完全に優越感に浸って
しまった 「比較の友」が いた
盲目のぼくら よ
おりたった 時の天使は
こう言った
わからないようにさせて
優越感に浸って いた
「比較の友」たちも
「善良なる友たち」に
変わっていったのです
その笑い が
慈悲の涙にかわったからです
盲目の ぼくら へは
幸せな 笑い方が
やがて 訪れる よ
わからないようにさせていることも
もう 終わりがきたのです
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「地球の幸せ」 既にあかりは灯っている
一分息をこらえるのも
大変なのに
愛 は やさしい
愛の ラブソング
もう何十年も 流れている
こんな 大変なのに
流れてくれている
でも 愛の ラブソング
が とうとう 火をつけた
光りの 火を・
この地上に
いろんな 国 で 生まれる
「詩」
もう 止まらない
決して 止めさせない
地上の 愛 たちと
愛の ラブソング が・
天 と 地中 から
加速するよ
地上からは
幾本もの 光の 柱
天 が 舞い降りてくるのを
導きながら・
もう何十年も 流れていた
愛 の 導きを・
地上の 友たちが
手を繋いで
愛 の 明かりが・
ぼくも 歯を くいしばり
決して 動かない
降りてくるよ
愛が
地上に
みんな やさしく なって
いく・
先に 地上に 道を 開けてくれた
ラブソング が いっせいに
鳴り出した
地上の 友たちは
歯をくいしばり
やさしく 降ろすよ
僕も 地球の芯まで
歯を食いしばり
みんなの為に
降ろすよ
愛が 全て
地球に 降りるまで
決して 緩まない
何があっても
決して 緩まない
愛は 必ず
地球に 降りるんだ
必ず 降りる
一分息をこらえるのも
大変なのに
愛の ラブソング は
もう何十年も 流れていたんだから
ぼくらの 揺ぎ無い心は
必ず その
お礼をするんだ
少年らは 晴れ空を 仰いでいる
必ず 地球を幸せに する と
一分息をこらえるのも
大変なのに
愛の ラブソング は
もう何十年も 流れてくれている・・
明かりは もう 灯って いるんだから
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一分息をこらえるのも
大変なのに
愛 は やさしい
愛の ラブソング
もう何十年も 流れている
こんな 大変なのに
流れてくれている
でも 愛の ラブソング
が とうとう 火をつけた
光りの 火を・
この地上に
いろんな 国 で 生まれる
「詩」
もう 止まらない
決して 止めさせない
地上の 愛 たちと
愛の ラブソング が・
天 と 地中 から
加速するよ
地上からは
幾本もの 光の 柱
天 が 舞い降りてくるのを
導きながら・
もう何十年も 流れていた
愛 の 導きを・
地上の 友たちが
手を繋いで
愛 の 明かりが・
ぼくも 歯を くいしばり
決して 動かない
降りてくるよ
愛が
地上に
みんな やさしく なって
いく・
先に 地上に 道を 開けてくれた
ラブソング が いっせいに
鳴り出した
地上の 友たちは
歯をくいしばり
やさしく 降ろすよ
僕も 地球の芯まで
歯を食いしばり
みんなの為に
降ろすよ
愛が 全て
地球に 降りるまで
決して 緩まない
何があっても
決して 緩まない
愛は 必ず
地球に 降りるんだ
必ず 降りる
一分息をこらえるのも
大変なのに
愛の ラブソング は
もう何十年も 流れていたんだから
ぼくらの 揺ぎ無い心は
必ず その
お礼をするんだ
少年らは 晴れ空を 仰いでいる
必ず 地球を幸せに する と
一分息をこらえるのも
大変なのに
愛の ラブソング は
もう何十年も 流れてくれている・・
明かりは もう 灯って いるんだから
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「のどかな田舎の夕飯時:お帰りのひぐらし」:ひぐらしの詩
夕暮れの ひぐらしの
お家に 帰らなく っちゃ
あぜみち 暗く なる
自転車の スポーク の
音 が なっている
夕暮れの ひぐらしの
お家に 帰らなく っちゃ
少し 半袖 が 寒い よ ね
くすん と 少し お鼻を してい る
野球帽 抑えて 首 すくめ ・
いつも の 家の 外に かおる
夕飯の 音と 匂い を 浮かべ ・・
寝床 に はいる 冬 を 浮かべ る ・
寂しい 景色 に なって いく ・
心 細く なって いく ・
夕暮れの ひぐらしの
また 越 え
夕暮れの ひぐらしの
やっと 見えて きた
あ か り
こんもり 感じて
夕 ご飯
スポーク 音の 間隔 が ・
ゆっくり ゆっくり ゆっく り と
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夕暮れの ひぐらしの
お家に 帰らなく っちゃ
あぜみち 暗く なる
自転車の スポーク の
音 が なっている
夕暮れの ひぐらしの
お家に 帰らなく っちゃ
少し 半袖 が 寒い よ ね
くすん と 少し お鼻を してい る
野球帽 抑えて 首 すくめ ・
いつも の 家の 外に かおる
夕飯の 音と 匂い を 浮かべ ・・
寝床 に はいる 冬 を 浮かべ る ・
寂しい 景色 に なって いく ・
心 細く なって いく ・
夕暮れの ひぐらしの
また 越 え
夕暮れの ひぐらしの
やっと 見えて きた
あ か り
こんもり 感じて
夕 ご飯
スポーク 音の 間隔 が ・
ゆっくり ゆっくり ゆっく り と
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「宇宙の演奏会」
いままで 流れていた
愛のラブソング
愛のラブソングたちが
ほんとうに 降りてくるよ
上からと 同時に
足元からも
そして 中からも
遠くで聞いていた ぼく
遠くで泣いていた あの子も
いままで 流れていた
愛のラブソング
すべての ラブソングたちが
地上の すべての世界で咲き満ちて
いくよ
そして ほんとうの ラブソング
が ひまわり を マイクに
地球の芯まで 届いたとき
すべて 地震は 消え
おだやかな 宇宙の春に・
地球 が 一輪の ひまわりに・
喜びの 金色の花びらを
抱えて
全ての 星たちと
演奏会が はじまるよ
始まりは
「ド」 から って
だって 愛 が 決めた から
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いままで 流れていた
愛のラブソング
愛のラブソングたちが
ほんとうに 降りてくるよ
上からと 同時に
足元からも
そして 中からも
遠くで聞いていた ぼく
遠くで泣いていた あの子も
いままで 流れていた
愛のラブソング
すべての ラブソングたちが
地上の すべての世界で咲き満ちて
いくよ
そして ほんとうの ラブソング
が ひまわり を マイクに
地球の芯まで 届いたとき
すべて 地震は 消え
おだやかな 宇宙の春に・
地球 が 一輪の ひまわりに・
喜びの 金色の花びらを
抱えて
全ての 星たちと
演奏会が はじまるよ
始まりは
「ド」 から って
だって 愛 が 決めた から
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「おとぎの君たちの安全!とっても大事なこと:あっぱれ山の詩」:おとぎの少年の詩28:童話詩28(WITH OTOGI)
あっぱれ あっぱれ
あっぱれ や
しんみり と
やまやま に
エコーが かかった ように
深々と 山に しみいる ように
それは ゆっくり とした
口調 で 響いていた
あっぱ れ あっぱ れ
あっぱ れ や
旅人達の 中には
深く 感動 し
その 山里 で
一生暮らすことを 決めた
夫婦も いた そう だ
それから
旅人達は
この地 を
あっぱれ 山 と
呼ぶように なった
しんしんと雪の日も
小雨の日も
時を 選ばず
人を 選んだ
こころある人が
そこを 通った時
聞こえてくるんだと さ
あっぱれ あっぱれ
あっぱれ や
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あっぱれ あっぱれ
あっぱれ や
しんみり と
やまやま に
エコーが かかった ように
深々と 山に しみいる ように
それは ゆっくり とした
口調 で 響いていた
あっぱ れ あっぱ れ
あっぱ れ や
旅人達の 中には
深く 感動 し
その 山里 で
一生暮らすことを 決めた
夫婦も いた そう だ
それから
旅人達は
この地 を
あっぱれ 山 と
呼ぶように なった
しんしんと雪の日も
小雨の日も
時を 選ばず
人を 選んだ
こころある人が
そこを 通った時
聞こえてくるんだと さ
あっぱれ あっぱれ
あっぱれ や
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詩: ぼくがぼくであるために (愛こそすべて)
ええ格好しー なんて
関係 ない よ
ええ格好しー なんて
関係 ない さ
言わせる人には 言わせとけば いい さ
ぼく は 変わったん だ
電車 で 妊婦さん つらそう
でも
誰も 知らんぷり
ぼくは 静寂の中
思い切って 立ち上がった
ええ格好しー なんて
関係 ない よ
ええ格好しー なんて
関係 ない さ
言わせる人には 言わせとけば いい さ
ぼく は 変わったん だ
自宅帰りに 前のほう よろめく
自転車
ご老人 こけて
痛そう すぐぼくは
駆け寄り 助けて あげたんだ
ええ格好しー なんて
関係 ない よ
ええ格好しー なんて
関係 ない さ
言わせる人には 言わせとけば いい さ
ぼく は 変わったん だ
車が止まって たち往生
道のど真ん中
すり抜ける車たち
親切に止まる 車なし
ぼくは すぐに 降りて 声を かけたんだ
ええ格好しー なんて
関係 ない よ
ええ格好しー なんて
関係 ない さ
言わせる人には 言わせとけば いい さ
ぼく は 変わったん だ
お金がなくて困っている人
この寒空の中
通り過ぎていく多くの人
誰も声をかけない都会
ぼくは 彼の薄汚れた手を握り
頑張ってね って
小銭と温かい飲み物を渡したんだ
ええ格好しー なんて
関係 ない よ
ええ格好しー なんて
関係 ない さ
言わせる人には 言わせとけば いい さ
ぼく は 変わったん だ
・ ・・・・・・・・
・ ・・・・
・ ・・・・・・
・ ・・・・・・
・ ・・・・・・・・・・
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ええ格好しー なんて
関係 ない よ
ええ格好しー なんて
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電車 で 妊婦さん つらそう
でも
誰も 知らんぷり
ぼくは 静寂の中
思い切って 立ち上がった
ええ格好しー なんて
関係 ない よ
ええ格好しー なんて
関係 ない さ
言わせる人には 言わせとけば いい さ
ぼく は 変わったん だ
自宅帰りに 前のほう よろめく
自転車
ご老人 こけて
痛そう すぐぼくは
駆け寄り 助けて あげたんだ
ええ格好しー なんて
関係 ない よ
ええ格好しー なんて
関係 ない さ
言わせる人には 言わせとけば いい さ
ぼく は 変わったん だ
車が止まって たち往生
道のど真ん中
すり抜ける車たち
親切に止まる 車なし
ぼくは すぐに 降りて 声を かけたんだ
ええ格好しー なんて
関係 ない よ
ええ格好しー なんて
関係 ない さ
言わせる人には 言わせとけば いい さ
ぼく は 変わったん だ
お金がなくて困っている人
この寒空の中
通り過ぎていく多くの人
誰も声をかけない都会
ぼくは 彼の薄汚れた手を握り
頑張ってね って
小銭と温かい飲み物を渡したんだ
ええ格好しー なんて
関係 ない よ
ええ格好しー なんて
関係 ない さ
言わせる人には 言わせとけば いい さ
ぼく は 変わったん だ
・ ・・・・・・・・
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詩: みんなの春 (聖なる準備)
この秋は
春に向う
秋 なんだ
わたしたちの
本当の 春のための
クリスマスに向って
大勢が大変だったことを
すべていい思い出に変えていくため
暮れていく 暮れていく
わたしたちの
本当の 春のための
静寂の中 聖なる準備
暮れていく 暮れていく
大勢が大変だったことを
すべていい思い出に変えていくため
クリスマスに向って
宇宙に エコー が 響いた
この秋は
春に向う
秋 なのです
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この秋は
春に向う
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わたしたちの
本当の 春のための
クリスマスに向って
大勢が大変だったことを
すべていい思い出に変えていくため
暮れていく 暮れていく
わたしたちの
本当の 春のための
静寂の中 聖なる準備
暮れていく 暮れていく
大勢が大変だったことを
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「春の少年」 一番小さな希望の詩
きっと 僕のとき から
きっと 僕のときから
消してみせるよ
と その少年は
にっこり と
笑った
ぼくの時からは
そんなの ないさ
そんな へんてこりんな
こと
武器なんて なくしてみせるから
ぼくの時代からは
他の子 や 動物くん の
いたいことなんて
させないさ
ぼくの時からは
消えちゃうんだ
怖いの ぜーんぶ
そう 叫びながら
少年は 夕暮れ道 を
歩いていく
少年は 毎日
この丘を通り
この夕暮れ道に差しかかると
興奮した様子で 叫んでいる
そんな ある日
山を守っている老人が
森から丘にでようとした 時
不思議な光景に出会った
とぐろを巻く蛇の中に
そこに ちいさな ねずみ家族が
6匹 チュー チュー と
藁と蛇の体の間で えさを食べている
へびが 時々 舌を伸ばしても
おかまいなし へびの
口元までいって チュー を
している
老人は それを見て にっこり と
ほほえんだ
木の上では その様子を
雀たちが 伺っている
山に本当の春が来るようだ・・
遠くで
少年の 口笛が
鳴って いる
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きっと 僕のとき から
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消してみせるよ
と その少年は
にっこり と
笑った
ぼくの時からは
そんなの ないさ
そんな へんてこりんな
こと
武器なんて なくしてみせるから
ぼくの時代からは
他の子 や 動物くん の
いたいことなんて
させないさ
ぼくの時からは
消えちゃうんだ
怖いの ぜーんぶ
そう 叫びながら
少年は 夕暮れ道 を
歩いていく
少年は 毎日
この丘を通り
この夕暮れ道に差しかかると
興奮した様子で 叫んでいる
そんな ある日
山を守っている老人が
森から丘にでようとした 時
不思議な光景に出会った
とぐろを巻く蛇の中に
そこに ちいさな ねずみ家族が
6匹 チュー チュー と
藁と蛇の体の間で えさを食べている
へびが 時々 舌を伸ばしても
おかまいなし へびの
口元までいって チュー を
している
老人は それを見て にっこり と
ほほえんだ
木の上では その様子を
雀たちが 伺っている
山に本当の春が来るようだ・・
遠くで
少年の 口笛が
鳴って いる
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