詩集 裸心全通(らしんとおる):羅針全通:Rasin Toru  

現在、羅針全通(らしんとおる)となりました。「愛のある詩」を、「愛の詩」を創作しています。

詩 : 愛の詩 「あいのうた」 ( The Rasin Poems 抜粋 ) 裸心全通(Rasin Toru)

2012-06-29 19:21:30 | 
「見つめる愛」 愛の詩 



その子は 人が痛いのは いやだった

その子は 人が痛いのが 見ていられなかった

その子は いつも 何とか しなくちゃ と

独り言を いいながら この リアカー を 押している

その子は 今日も 暑い 炎天下 靴が 壊れて 裸足なんだ

熱いけど   もっと 大変な みんなの ことを 考えて 

歯 と 歯 の 間に つよく両唇を 切れるように ぎゅーっと 押し込んでいる

肩までもある リアカー を ひとりで  

喉が渇いたとも  誰にも 言わず   しっかりと 掴み  下を向き

家族の 無事を 念じている   こんなに 小さいのに 笑うこともなく

ただ ひたすらに   気を抜かず

家族の  無事を    念じて いるんだよ


木陰で 休憩を して

石ころを  足の親指で はさんで いるとき  

石の 隙間から ビー玉 が 一個 でてきた


かがみ込んでいる

今日 はじめて 白い 歯を  見せたよ


きっと 昔 お友達と 遊んだ ことを

思い出したんだね


夕暮れの 空から 


    まってろ よ ぼうや



と  しっかり   その ぼくを 見つめて いるよ
                    

裸心全通(Rasin Toru)


どうもありがとうございます

人気ブログランキングへ




詩 : やさしさ見つけた:(素うどんの詩:心の少年) 裸心全通(Rasin Toru)

2012-06-27 08:09:31 | 
詩 : やさしさ見つけた(素うどんの詩)  

友人の 家から 帰る 途中
200円だけ 持って いたんだ
そう 全財産が200円だった
そんな 真夜中
おなか が 空いて きて
24時間営業の食堂で
200円の 素うどん を
食べたく なった
車で 乗り込んで
ライト の 先
お店の 入り口に
雨 が パラパラ だと いうの に
折りたたみ傘 を たたんだ まま
きれいな服装の おじさん が
座り 込んでいた
ライト が 眩しそう だった ので
ちょっと 車を 動かし
横に 止めた
降りて 入り口に 向う ぼく
何か おなかを 押さえ 訴えている
ような 目で ぼくを 見ていた
心 で おじさん! と
声をかけようと 思いつつ
うどん に 向って 気持ちを
ふさぎ込み  おじさん を
無視して 店に はいった
うどん に 天かす を いっぱい
のっけ
おいしい うどん の ひと時 だった
店を でた 時
もう そこには
おじさんの 姿 は なかったんだ
なんだか  なんだか
とても 後悔 し はじめ た
おじさん
本当は どこも身よりもなく
お金も なかったの かも ・・
おまけに おなかを とても 空かせて
いたのかも ・・
ぼくなら  家に帰れば
冷や飯 に 梅干 で
御茶漬け を 食べて 済ませられたんだ
ぼくの 全財産は200円だったけど
あの時の おじさんが 訴えた 目に
こたえて あげれば よかった
ひと言
どうしたの おじさん

そして
おなか空きましたか?
・・ ・

うどん を ご馳走して あげれば
よかった
そのほうが ぼくも かえって 喜んで
すっきり していた
おうちに 帰って 御茶漬け を
何倍も おいしく 食べられた ろうに ・・

心の少年 は それから
いつも
いつも
おじさんの ことを 思い出して いた

それから 幾日も 経ち そのことを
忘れかけて いた 頃に

いつしか 少年 は
また お金 が なくなり
おなかが空いた 200円だけ の 時 が
訪れた
同じように  友人宅から
帰る 真夜中
おなかが 空きすぎて
車は 素うどん 200円の 食堂 へ と
向っていた
車を お店の 駐車場に つっこんだ その時
曇っていた空から 雨が ぽつり ぽつり と
降ってきた
少年 は 何か 思い出した ように
下を むき  ニコッ  と した

そして 向った 先 は
神社 だった
少年 は 手を 合わせ
おしげも なく
手に握った 全財産
200円を 御賽銭箱に 入れた
そして
ニコッ と
空を 仰いで
おじさん ありがとう  と
小声 で 言った

少年の 自宅から 
御茶漬けの 湯気 が 上がって いる


裸心全通(Rasin Toru)


どうもありがとうございます

人気ブログランキングへ















詩 : お母さんの詩 (The Rasin Poems 抜粋) 裸心全通(Rasin Toru)

2012-06-26 08:23:19 | 
お母さんの詩

ぼくの小学校で先生が言った
あしたみんな一人一枚づづ雑巾を持ってくるようにね
ぼくは家に帰ってお母さんに言った
あした雑巾を学校に持っていくから
お母さんはしばらく黙ってしたを向いていた
どうしたの と ぼくが言うと
すぐ にこっと笑って 明日持っていくのね と 言った
うん ぼく もう寝るね おやすみ
次の朝、 学校でかばんを開けると 
きれいに縁が縫ってある雑巾があった
となり席のお友達が、つやつや で きれいな 雑巾だね
と ぼくに言った  そして 先生 が みんなの雑巾を集めた
ぼくは家に帰り 真っ先に台所の冷蔵庫へ向かい口の開いた牛乳パック
に 直接口をつけて カラカラの喉を潤した 
あーおいしかった
空っぽの牛乳パックを ゴミ袋 に 捨てる 時 だった
おやっ と  思った
何かの布が四角く くり抜かれているのが 目にはいった
手に取ったぼくは 涙があふれてきて とまらなくなった
それは お母さんの下着だった
くり抜かれたお母さんの下着は まだきれいだった
ほくは歯をくいしばりながら心の中で お母さんありがとう
と 叫んだ


裸心全通(Rasin Toru)


どうもありがとうございます

人気ブログランキングへ













詩: 悲しみの子らにむけて・・・  裸心全通(Rasin Toru)

2012-06-25 09:40:20 | 
詩: 悲しみの子らにむけて・・・  裸心全通(Rasin Toru)



呆然 と 立ち尽くす

子ら の 残像


その 子の 風景

世界 すべて が

空虚 の 世界

沸き起こってくる 感情

なんとか しなく て は

子ら よ

君 ら に  ・・・

今の 無常 な 景色 を ・

必ず 変えて みせる から 



裸心全通(Rasin Toru)


どうもありがとうございます

人気ブログランキングへ







詩 :やさしい女の子 (The Rasin Poems 抜粋)  裸心全通(Rasin Toru)

2012-06-24 09:31:48 | 
「麦藁帽子の女の子」 :やさしい女の子の詩

   「麦藁帽子の女の子」


 ある日
 田んぼにかかし
 ある日
 田んぼにかかしが
 あった
 ほんとうは 
 すずめさん
 おしゃべりをしているんだ
 君にも わかるよ

 今朝は 小学校の野外授業
 その女の子が来たんだ
 野外授業が終わる頃
 女の子は、自分が被っていた
 麦藁帽子を
 そっと 地面に置いていた
 先生が みんなの前で
 この帽子忘れた人は だあれ
 と 言った
 女の子 は ねえ
 黙っていたんだ
 すると 先生は ・
 近くにあった かかしさん に
 その帽子を かぶせたのさ
 ある日
 田んぼにかかし
 ある日
 田んぼにかかしが
 あった
 ほんとうは 
 すずめさん
 おしゃべりをしているんだ
 君にも わかるよ


裸心全通(Rasin Toru)


どうもありがとうございます

人気ブログランキングへ



             


詩  愛の波動   裸心全通(Rasin Toru)

2012-06-23 08:23:48 | 
詩  愛の波動   裸心全通(Rasin Toru)


あなたは 何回も 合格されているのに

合格 されていない



されている

これは 

愛 からで しょうか ?

いいえ


それは

決して  違い ます

いままでの

支配 が

そう させて いたの です


これから は

あなたがた が
ひねくれよう の ない

愛の 波動 が
訪れ る の です


裸心全通(Rasin Toru)


どうもありがとうございます

人気ブログランキングへ





詩 : 世界の春(スペインの春) (The Rasin Poems 抜粋) 裸心全通(Rasin Toru)

2012-06-22 08:09:37 | 
「スペインの春:愛のレイナ通り」:スペインの春の詩(世界の春の詩)



スペインの春を 待ち続けている 少年

レイナ 通り で  ひとつ に なる


大きな 世界 


きれい な 湧き水



スペインの春を 待ち続けている 少年

レイナ 通り で  ひとつ に なる



おおきな  大河 と なれよ と

響き


小さな ほほえみ  すべての 湧き水


大きな 大 河   満面の 笑 顔


すべて を 笑顔に ・・


志  高く


満面の 笑顔に  ・・


志  大きく


すべて の春を 待ち続けている 少年

レイナ 通り で  ひとつ に なる


世界 の 春よ     必ず だよ と


どこまでも 深く こころ に 刻む


スペインの春を 待ち続けている 少年

レイナ 通り で  ひとつ に なる


ひたむき な すべてを  どうか 見てください


スペインの春を 待ち続けている 少年

レイナ 通り で  ひとつ に なる


ひたむき な すべてを  どうか


どうか   見てくださ い


               

裸心全通(Rasin Toru)


どうもありがとうございます

人気ブログランキングへ



詩 : 愛と出会うために   裸心全通(Rasin Toru)

2012-06-21 08:00:26 | 
詩 : 愛と出会うために   裸心全通(Rasin Toru)


誰かに 出会う 為
ここまで 来たのに ・

愛に 出会う ために ・
つらいとも 言わず

愛に 出会う ために ・
ひとり でも
空 を 見る

愛に 出会う ために ・
もう すでに 腹は くくって いる

愛に 出会う ために ・
残業でも なんでも する さ

愛に 出会う ために ・
今日も 寝言 で 目が醒める

いつも いつも
求めて  いる よ

ふっ  と
目に 入った 家族の 団らん

ぼくにも  ほほえみ が 移った よ

夕暮れ まじか の 電車の あかり

いつも いつも
求めて  いる よ

必ず 愛 と 出会う ために


裸心全通(Rasin Toru)

どうもありがとうございます

人気ブログランキングへ





詩 : 愛の泉   (The Rasin Poems :My Success 抜粋) 裸心全通(Rasin Toru)

2012-06-20 08:00:56 | 
詩 : 「愛の泉」


 
 ぜんぶ も ひとつ 
 と
 考える
 ひとつ も ぜんぶ 
 と
 考える
 泉 が 涌いている
 ぜんぶ も ひとつ 
 と
 考える
 ひとつ も ぜんぶ 
 と
 考える
 いたるところで
 湧いてくる
 愛 の 泉 が
 湧いてくる



裸心全通(Rasin Toru)


どうもありがとうございます

人気ブログランキングへ



詩 :ゲームへ向って・・・ 裸心全通(Rasin Toru)

2012-06-19 07:09:51 | 
詩 ゲームへ向って・・・

君が 遊んでいる ゲームの中からも
愛の泉が 湧き起こる

君の ゲーム の 中 から
愛の 奇跡 が はじまる よ

もう 既に 多くの 天使たちが
生まれている

夜 眠って いて
光り が 走る

はじまって いるん だよ

ゲームの世界 へも

愛たちの 行進 が  ・・


愛達の 行進
愛の 祝福
君と ともに ・・
君に 向って ・・

輝き生まれる 連鎖


裸心全通(Rasin Toru)


どうか、一票お願い申し上げます
いつもありがとうございます

人気ブログランキングへ





詩 : 本当に渡る天の川 (The Rasin Poem : My Success 抜粋)  裸心全通(Rasin Toru)

2012-06-18 09:02:24 | 
「ほんとに渡る天の川」地球の全部の詩を・・宇宙鉄道の詩



地球全部の詩を つくろう よ
地球全部の 地の 詩 を
地球を いつしか 遠くから
見れる その日を
必ず と ね
地球の 詩 が
宇宙 へと
旅 を 続け られるよう
天の川 を 本当に
ほんとに 渡って いけるよう

地球全部の詩を つくろう よ
地球全部の 地の 詩 を
地球を いつしか 遠くから
見れる その日を
必ず と ね
必ず だよ と
響き わ た り
必ず だよ と
響 く  汽 笛
          

裸心全通(Rasin Toru)

ご覧頂き
ありがとうございます

人気ブログランキングへ





詩 : ぼくらの 宇宙 裸心全通(Rasin Toru)

2012-06-17 07:09:11 | 
詩 ぼくらの 宇宙



ぼくらの 愛すべき 宇宙 
ぼくらの 本当の 宇宙 には

戦闘 は ないん だ

ぼくら が 安住 する ふるさと

そこに は

決して 危ないものなど

ないん だ よ

ぼくら は
ぼくらの 本当の 宇宙の ため
 に

今 

戦って いる ん だ

ただ

今 だけで あることを  ・・・

父に 誓い

ひかりに満ち溢れ 輝く 銀河を  ・
それだけを 信じて   ・・・



裸心全通(Rasin Toru)



ご覧頂き
ありがとうございます

人気ブログランキングへ




詩:救い給え  裸心全通(Rasin Toru)

2012-06-16 03:43:53 | 


詩:救い給え  裸心全通(Rasin Toru)



ゴミを 拾っている

子ら よ


君らに  大いなる

祝福の 日 を  ・・・


祈りの 中に 祈りを

捧げる ように


親身になって

親身の 中に 心を

幾重にも 詰め込んで


祈ります


君らに  大いなる

祝福の 日 を  ・・・


君らの 暮らしに あかり を



        裸心全通(Rasin Toru)





あのひとのハートに愛のメッセージが届きますように

人気ブログランキングへ

詩 : ゴミをあさる子らのゆくえ・・・ 裸心全通(Rasin Toru)

2012-06-15 00:11:22 | 
詩 : ゴミをあさる子らのゆくえ・・・

 

宇宙 から
見えて いる

この 地球の 暮らしの 中

ゴミの 山

ゴミ を あさって いる

子 ら の


その ゆくえ を


宇宙 深く 眠って いる
ほった らかし の
悲しい 事情



大きな 宇宙 から

スポット が あたって いる


地上の  愛の人たち が 


ゴミ を あさって いる
子 ら の

明日 を


今  眺めている
夕日に 託している  よ



裸心全通(Rasin Toru)



ありがとうございます

人気ブログランキングへ



詩:ひつじのメーさん 裸心全通(Rasin Toru)

2012-06-14 11:55:09 | 
詩:ひつじのメーさん:「やさしいおじさんやってきた」
(やさしい光景:実話から) 裸心全通(Rasin Toru)



ひつじのメーさん
呼んでいる

サイクリングおじさん やってきた

ひつじのメーさん
ごきげん メーメー

サイクリングおじさん近くの 草さん
刈り入れ さー

ひつじのメーさん
よだれ だ ら り

おじさん 片手で 頭 なで
ごきげん ご褒美 御手手から

草 を むしゃ むしゃ
おいしい メーメー
ひつじ さん

心と心で おりこうさん

ありがとう

ひつじ メーメー さん
三日月 お目目 メーメー さん
おじさん ニコニコ
太陽さん も ニッコリ
晴れ晴れ や
晴れる や

景色 晴れる

おじさん 自転車 またいで
バイバイ

ニコニコ メーメー
晴れ晴れ 
晴れる や

景色 晴れる

晴れるや 晴れるや おひつじ さん

晴れるや 晴れるや サイクリングロード


裸心全通(Rasin Toru)



ありがとうございます

人気ブログランキングへ