戦闘シーンが二度ある「ラプラス……」の後ですからね。
一番の萌えシーンは、ジンネマンをなぐったり蹴ったりするバナージだったりする。
しかし股間一発で、あんな青二才(にもなっていない)に白旗を掲げるなんて、
いまいち押しが弱く、悪を気取いきれない漢であった。
終盤のリディ下(おい!)の直走は、彼の神業的飛行テクニックで、反射板(といっていたな)の反射角度を計算し、敵のビームを拡散させたってことですよね。ここも良かったなあ。
ガンダム種の最終話。
イザークのデュエルがディアッカのバスターから(組み合わせが逆だったか? まあいい)長距離砲を奪い取って一発を決めるシーンがあった。
私はあの1エピだけで、「続編が見たい!!」と熱望してしまった。
あれは終わりではない。あそこから始まるのだ、と思ったから。
マンガ家の萩尾○都が言っていました。
「創作に必要なもの。それは情熱。多少絵が下手だろうが、話づくりが稚拙だろうが、作り手の情熱が伝わってくる作品が、一番読み応えがある」
その点、ガンダム種は合格点でしたね。
デス種の従兄話(?)のスターゲ○ザーは、なるほど上手に作られていたが、血が騒がなかった。
って、いつの間にかUCじゃなく種になっている。
やっぱり地味だったんだ。
でも、落ち込んで乗馬するリディは好きさ。
小説を読むと、彼の家はアメリカ南部。ブライトが「こんなところ」とこぼしながら見渡す畑の白てんてんは、綿花でしょうね。
ちょっとSSでも一本書いてみたくなった。
キャラの一瞬を作者の主観で切り取るという、やったことのない手法で。