小説更新

「宇宙と地球と」にインスパイアされた、のかな？　やっぱり。

フル・フロンタルと対等に対話するミネバは魅力的でした。

「宇宙と地球と」ざっと その２

※ばっちりネタバレ　その２
































ミネバをいただき、ネェル・アーガマのデッキに「ジーク・ジオン！！」の声がこだまする。
このエピは見たかったなあ。
これをやったら、たたむのにもう一時間必要だけど。

ここまで端折っているのに、マリーダのアイスクリームネタは、
（無理やりのように）挿入しているのが凄い。
彼女がチューブをバナージに押し付けるところは、
「銀魂」の月詠を思い出しました。

ミネバが正装したのは、フル・フロンタルや、他の将兵を気圧すため。
あくまで自分はネオジオンの指導者として判断したのだと主張するため。
バナージとすれ違いそうになるところは、ぐっときました。
絶対の信頼なんてありえない。
二人はコナンとラナではない。
そこに話を作る隙ができる。「それでも」が裏目に出る。マリーダも抱擁する。

バナージの作業服だけ、どうして色違いなんだろうか？

フル・フロンタルに対するアンジェロの信頼が揺らぎだす。
でももう少し丁寧にしてほしかった。
時間がないのはわかるが……。

それでも、バナージが彼の名を叫ぶのは「よく入れた！」と褒めてやりたい。

バラはどこで栽培しているのだか。
バラを育てているから、「ローゼン・ズール」なのか？

リディー、
サイアムより死にそう。
ネェル・アーガマからの機体に手加減しているところが、
黒くなりきれないのだな。

オットー艦長はやっぱりいいとこどり♪

「宇宙と地球と」ざっと感想

※完全ネタバレ。注意！

































まず（当然だが）たいへんに端折っています。
ネェル・アーガマのクルーを一か所に集めて空気を抜くぞー、なんて、
ハラハラドキドキイライラさせられるエピなども、省かれています。

その代わり、ハ〇（差別用語）の艦長がカッコ良かったりして♪
個人的にうれしいことに、アンジェロも見せ場いっぱい。
横柄だと思えば、あわあわと右往左往する。


「転」に当たる巻で、
それぞれの行く道が見えてきました。
収まるべきところに収まったともいえる。
ラスト、バンシーを見ただけで、パイロットがわかってしまったバナージ。
そうだ。
リディーだけは、また海のものとも山のものとも知れぬ。
未明の新宿二丁目で、ゴミバケツの横で大股ひらいて茫然している兄ちゃんの風情です。

お守りを届けてあげたいなあ。

バナージとの差に愕然とするのは次まわし。
「俺にもユニコーンを動かせるぞ！」なんて浮かれないのが、
かえっておそろしい。


それでは、また。

１１時間後、「宇宙と地球と」配信開始

見るぞー！と、片手を宙に突き上げるブログ主なのでした。


ガンダムの世界においても、「ほし」といえば、まだ「地球」のこと、
他に「ほし」はないのですね。
本サイトは（実は）何万光年をまたにかけたロボットものなので、
この限定ぶりが不思議。

雨が窓を叩いています。
この雨雲の向こうには、
スペースコロニーも、
はるか彼方の「あのほし」も。
本当はないのだなあ。

ふしぎふしぎ。