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弁護士・元ロースクール教授宮武嶺の社会派リベラルブログです。

【#維新クオリティ】日本維新の会の梅村みずほ議員がウィシュマさんに対して何と3度目の暴言を吐き、維新がやっと謝罪し梅村氏を法務委員会から更迭。それでも梅村氏は謝罪撤回せず。【#維新は最悪の選択肢】

2023年05月19日 | 野党でもゆ党でもなく第2自民党の悪党維新

信念に基づいて言ったことがデマだったら、余計に恥ずかしいと思わないのか。

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 2021年3月のウィシュマさんの死をきっかけに廃案になった政府の入管難民法改悪案。

 なにしろ長期収容の不法滞在者が多いことの解決方法として、難民認定申請中の外国人を3回目の申請からは申請中でも強制送還できるという、いわば死ねというような法案ですから廃案になって当然でした。

 それを岸田政権は今国会でまたも持ち出し、日本維新の会は担当者に教育をする義務を法務大臣に負わせるという無意味な修正でこれに賛成。

 この維新の言語道断な人権蹂躙ぶりを自己弁護するために、参院本会議で維新の会を代表して代表質問をした梅村みずほ議員が5月12日に

「よかれと思った支援者の一言が、ウィシュマさんに『病気になれば仮釈放してもらえる』という淡い期待を抱かせ、医師から詐病の可能性を指摘される状況へつながったおそれも否定できない」

「支援者の助言は、かえって収容者にとって見なければよかった夢、すがってはいけない『わら』になる可能性もある」

 と大暴言。

自国維公=「地獄逝こう」の賛成多数で衆院を通過した入管難民法改悪案。参院で維新の梅村みずほ議員が2年前に入管で亡くなったウィシュマさんについて「支援者が詐病で助かると思わせて死んだ」と大暴言(呆)。

 

 

 この発言について、国を相手取り提訴しているウィシュマさんの遺族の弁護団が5月16日に梅村氏に質問状を送り、発言の根拠をただして

「支援者の一言が原因でウィシュマさんに病気になれば仮釈放してもらえると淡い期待を抱かせたのか」

との質問したのに対して、梅村議員はなんと5月16日の参院法務委という国会の場で堂々と答え、しかもその答えが

「事実はありません。しかし、可能性は否定できません」

「ハンガーストライキによる体調不良で亡くなったのかもしれない」

などと答えたんです。

 事実はありません、しかし、可能性は否定できませんってどういう意味やねん?

 事実はないんだから可能性もないだろ!事実はなくても可能性はあるとか言い出したら、ウィシュマさんは宇宙人に殺されたのであって入管の職員の責任ではない可能性は否定できません、とかなんでも言えるようになってキリがないわ!

【#維新に騙されるな】日本維新の会の梅村みずほ議員がウィシュマさんの死因に関してさらにフェイクの大暴言!前回「支援者の言葉で詐病を思いついた」→今回「ハンガーストライキによる体調不良だったかも」

日本維新の会の梅村みずほ参院議員の国会でのウィシュマさんの死に関する大うそ発言についてご遺族・弁護団・与野党が批判。「全く事実に基づかない発言。ウィシュマさんの尊厳を踏みにじり、遺族を深く傷つける」

 

 

 この二つのデマ、フェイクの大暴言でやっとマスコミも問題にし始めたのですが、なんとなんと、梅村議員がさらにまた5月18日の参院法務委員会でダメ押しの暴言を吐いたんです。

 梅村議員は

「ウィシュマさんのご遺族にとっては、酷な真実が明らかになろうとも、真実を追求するのが、この国を愛してこの国で亡くなったウィシュマ・サンダマリさんの弔いにもなろうと」

(議場から:臆測で喋ったんでしょう!)

「臆測でもありません。デマでもありません」

 とまたすさまじい酷いことを言いました。

 ウィシュマさんが詐病で仮釈放を得ようとしたとか何の根拠もなく言っておいて、それが日本を愛したウィシュマさんの弔いになる?!とかどういう頭の構造=ネトウヨ脳をしているのでしょうか。

維新の候補者選びはいつも見栄え最優先。そして決まってこんな風に豹変する。

 

 

 そして、わたくし、このブログで何度も、国会議員に免責特権がなければ梅村議員の言っていることは名誉毀損になっているところ、と書きましたよね。

日本国憲法第51条 両議院の議員は、議院で行つた演説、討論又は表決について、院外で責任を問はれない。

 ところが、なんと梅村議員は続けて

「私たちは何のために免責特権を持ってるんですか」

(議場から:酷いな!)

「タブーに切り込むこともできる」

(議場から:委員長、今の発言はないでしょう!酷いでしょう!免責特権はそんなためにあるわけじゃないでしょう!)

って、全く逆方向のことを言い出したんです。

 さすが維新クオリティ、梅村議員は国会議員の免責特権は天下御免で、嘘でもデマでも言いたい放題なんでもいえるためにあると思っているんです。

 違います。

 憲法で国会議員に免責特権が与えられ、民事的にも刑事的にも国会内での言動について院外で法的責任を追及されないとされた趣旨は、議会内での正当な発言について賠償請求や逮捕・起訴などの方法で抑制されないためにあるのであって、免責特権はあくまでも国会議員の自由な活動を確保するとともに議会制度の適正を確保する制度なのです。

 だから、国会議員の免責特権は梅村氏が思うような、デマやフェイクや市民の名誉を毀損するような「タブー」を言い放っても国会議員を守るためにあるのではありません。

 橋下徹元代表以来、これほど謝らない政党も珍しい。まさに自分たちがサル並みなことを実証しておいて、ようこれで小西洋之議員の「サル発言」をネチネチと言えたものだ(小西発言はサル発言よりその後のメディア威迫が問題なのに、維新は自分たちがサルと言われたことに執着している)。

難民を迫害を受ける母国に追い返して殺しかねない。国連報告者も抜本的見直しを勧告。入管難民法改悪案は絶対許されず廃案しかない。立憲民主党は妥協するな。

 

 

 それで事ここに至って、やっと、やっと維新の会は梅村議員を参院法務委員会から更迭しました。

 本来ならば、維新は5月12日の参院本会議でのフェイク暴言で梅村議員を法務委員会から外すべきでした。

 それを3回も暴言を吐くまで更迭できないというのが、まさに人権感覚も憲法への理解も全くない維新の会ならではなんです。

 維新の会の馬場代表も、藤田幹事長も、音喜多政調会長も2度目の暴言までは事実関係を調査するというだけで、梅村氏に対して注意すらしませんでした。

 「チンピラ音喜多」と言われた面目躍如。とにかくこの法案は酷すぎるので、梅村議員の暴言をとっかかりにして、なんとしてでも廃案に持ち込まなければならない。

人権上の問題を国内外から指摘され2年前に廃案となった入管法改正案がほぼ同じ内容で国会に提出されて国会審議入り。難民認定申請中でも強制送還できるようにするなど外国人の人権を蹂躙するゾンビ法案反対。

 

 

 3度目の暴言をしたあと、音喜多政調会長は急に、梅村氏に対し委員会質疑では発言に慎重を期し、事実に基づき確認にとどめ、主張は行わないよう指示していたが守られなかった、と言い出したのですが、そんなの後出しじゃんけんで本当かどうかわかりません。

 この梅村氏の大暴言問題は梅村氏の異常性も確かに原因ではありますが、根本的には創設者である橋下徹氏以来の維新のデマ体質に原因があるのです。

 #維新に騙されるな、#維新に投票してはいけない、#維新のおかしさに気づいてね

 ツイッターのトレンド常連文句を何度繰り返しても足りません。

短い動画なのでぜひ見てみていただきたいが、高市早苗大臣や杉田水脈元政務官とまったく同じで、排外的なネトウヨに支持されているからこそ、確信をもってこういうデマと暴言を吐いているのがわかる。

また「ウィシュマさんがハンガーストライキをしていない事実はありますか」「詐病をしていたことを否定できる事実はありますか」と法務省の担当者に言い募っているが、それで自分の「可能性はある」の傍証になるとでも思っているのか。

「~~がない」ことの立証は悪魔の証明だと安倍元首相も言ってたろ!(-_-;)

「完全に狂っている」に私も同感。もう怖いとしか言いようがない。

【#維新は最悪の選択肢】「政界の吹き溜まり」と言われてきた維新がこれまでの1・5倍の600人の地方議員当選を目指して活動中。「不祥事のデパート」#維新に投票してはいけない。

 

 

参考記事 kojitakenの日記さんより

さすがです。

『梅村が音喜多らとの「事前準備稿を無視した独走」をやったのだったら、なぜ音喜多自身が「問題提起としては間違ったことをしたとは思っていない」「問題提起としてはわが党としてさせていただいた」と言ったのだろうか。

維新政調会長・音喜多駿、梅村みずほの質問は「政調が最終チェックを行った」と自ら認め、「問題提起はわが党(維新)としてさせていただいた。間違っていない」と放言(呆)

 

 

 

 

この記事の末尾にあるFLASHの記事のタイトルが

『維新の会に吹き荒れる逆風「ろくでもない候補者ばかり」…次期衆院選「全選挙区に候補者」の厳しい道のり』

なんですが、実際、これから維新が候補者をかき集めてきたら、今の段階でも中条きよしだの梅村みずほだのというガラクタ議員ばかりなのに、もう空恐ろしいくらいの不良品が集まるに決まっています。

維新公認の候補だというだけで問答無用で投票しない、という良識を日本の全有権者に求めたいですね。

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梅村みずほ氏、委員更迭へ ウィシュマさんの死因巡る発言で維新

参院法務委員会で質問をする日本維新の会の梅村みずほ氏=国会内で2023年5月18日午後3時6分、竹内幹撮影

 日本維新の会の梅村みずほ参院議員が16日の参院法務委員会で、2021年に名古屋出入国在留管理局で病死したスリランカ人女性のウィシュマ・サンダマリさん(当時33歳)について「ハンガーストライキによる体調不良によって亡くなったのかもしれない」と発言し、波紋が広がっている。与野党幹部からは批判が相次いだ。維新の藤田文武幹事長は18日の記者会見で、梅村氏を参院法務委の委員から更迭すると発表した。今後、処分も検討する。

 梅村氏は16日、入管法改正案を審議中の参院法務委で「ハンガーストライキによる体調不良によって亡くなったのかもしれないし、結局、死因は分からなくなってきている」などと発言した。12日の参院本会議でも「支援者の一言がウィシュマさんに『病気になれば仮釈放してもらえる』という淡い期待を抱かせ、医師から詐病の可能性を指摘される状況につながった恐れも否定できない」と発言し、支援者らが反発していた。

 一連の発言について、公明党の高木陽介政調会長は17日の会見で「不適切だ。公人として事実に基づいて発言すべきだ」と批判。立憲民主党の泉健太代表も「人権感覚を疑う。臆測で本人の名誉を傷つけることはあってはならず、問題発言だ」と述べた。

 梅村氏は参院当選1回。昨年8月の維新代表選に出馬し、落選した。【安部志帆子、竹内望】

 

 

 

涙をぬぐう維新・梅村みずほ議員
涙をぬぐう維新・梅村みずほ議員

梅村みずほ議員がウィシュマさんの死因めぐる発言に涙で「根拠がある」と反論 維新は更迭

 日本維新の会・梅村みずほ参院議員(44)が18日の参院法務委員会で、名古屋出入国在留管理局の施設で死亡したスリランカ人女性ウィシュマ・サンダマリさん(当時33)の問題に再び言及した。

 梅村氏は5月16日の同委員会で、ウィシュマさんについて「ハンガーストライキによる体調不良で亡くなったのかもしれないし、結局、死因は分からなくなっている」と発言。同12日の参院本会議では「支援者の一言がウィシュマさんに『病気になれば仮釈放してもらえる』という淡い期待を抱かせ、医師から詐病の可能性を指摘される状況につながった恐れも否定できない」と発言し支援者らが猛反発していた。

 ウィシュマさんの遺族はこの日、午前中の同委員会を傍聴。しかし午後に梅村氏の質疑を行う前に「堪えられない」(野党議員)との理由で傍聴しなかった。

 梅村氏は法務省との質疑で「限界だよ!」とやじが飛び交う中、「どこがデマなのか。私の根拠は調査報告書、資料、ウィシュマさんのビデオです。私は国民の皆さんから声を聞いてきた。一生懸命、ウィシュマさんの死を知りたいと、夢にウィシュマさんが現れるまで考え抜きました。そして導き出した可能性をここで(法務委員会)発言しないのは、私の職務怠慢でございます」と涙を流し、声を張り上げて語った。

 支援者の対応については「ウィシュマさんに『病気になれば仮釈放してもらえる』という淡い期待を抱かせ、医師から詐病の可能性を指摘される状況につながった恐れも否定できない」との発言を繰り返した。

 同委員会の終了後、ウィシュマさんに対する発言を「撤回しない」と答えた梅村氏。維新の藤田文武幹事長は国会内で緊急会見を開き、梅村氏が党の指示に従わず不適切な質疑をしたと受け止めて「参院法務委員会の委員から更迭します」と発表した。

 

ハンスト発言巡り法務委騒然 委員更迭と発表 維新 更なる処分も

5/18(木) 21:25配信

テレビ朝日系(ANN)
"ハンスト発言巡り法務委騒然 委員更迭と発表 維新 更なる処分も"

入管施設で亡くなったスリランカ人女性を巡り、日本維新の会の梅村みずほ参議院議員は「ハンストだったかもしれない」などとした自身の発言について、「臆測でもデマでもない」と主張しました。

 日本維新の会・梅村みずほ参院議員:「ウィシュマさんのご遺族にとっては、酷な真実が明らかになろうとも、真実を追求するのが、この国を愛してこの国で亡くなったウィシュマ・サンダマリさんの弔いにもなろうと」「(臆測で喋ったんでしょう!)臆測でもありません。デマでもありません」

 おととし、スリランカ人のウィシュマ・サンダマリさんは収容中の入管施設で体調不良を訴えた後に亡くなりました。

 これについて、梅村参院議員は16日、委員会質疑のなかで「ハンガーストライキによる体調不良によって亡くなったのかもしれない」と発言しましたが、政府側は「ハンストを行った事実は認めていない」と否定しています。

 与野党から「人権感覚を疑う」などの批判の声が上がるなか、梅村議員の発言を巡って18日の委員会室も一時騒然となりました。

 日本維新の会・梅村みずほ参院議員:「私たちは何のために免責特権を持ってるんですか」「(酷いな!)タブーに切り込むこともできる」「(委員長、今の発言はないでしょう!酷いでしょう!免責特権はそんなためにあるわけじゃないでしょう!)」

 こうした事態を受け、維新の藤田幹事長は「思い込みの範囲で感情的な質疑をしたのは不適切だ」などとして、法務委員会の委員から更迭すると発表しました。

 日本維新の会としても事実確認を行ったうえで、さらなる処分も検討するとしています。

テレビ朝日

 

 

維新、梅村みずほ氏を参院法務委員から更迭 党の指示に反しウィシュマさんめぐる質問で持論展開

[2023年5月18日23時16分] 日刊スポーツ

日本維新の会の梅村みずほ参院議員は18日、施設に収容されていたスリランカ人女性ウィシュマ・サンダマリさんの死亡問題をめぐる国会での発言が不適切だとして、党から法務委員を更迭された。維新の藤田文武幹事長と音喜多俊政調会長が18日夕、緊急会見を開き、発表するとともに、2人はウィシュマさんの遺族に謝罪した。

梅村氏は、参院で審議入りした入管難民法改正案に関して、ウィシュマさんが支援者の助言で病気を装ったかのような発言をしたほか、16日の参院法務委員会では「ハンガーストライキによる体調不良で亡くなったかもしれない」などと発言。この日も質問に立ち、「真実を追求することがウィシュマさんの弔いにもなろうと」と述べながらも、法務省の担当者に「ウィシュマさんがハンガーストライキをしていない事実はありますか」「詐病をしていたことを否定できる事実はりますか」などと質問を続け、他党の委員から「ひどいぞ」「何でも言っていいわけではない」「限界だ」など批判のヤジが飛んだ。

梅村氏は時折、感情的になり、涙ぐみながら持論を展開。「臆測でもありません!デマでもありません!」「根拠はある。調査報告書や資料、有権者や国民からさまざまな声を聞いて自分でも想像し、一生懸命考え抜いた。推知して導き出された可能性をここで言わないのは、国会議員の私の職務怠慢です」などと主張を続けた。

梅村氏の発言に対しては、遺族らが17日に会見を開き抗議しているが、梅村氏は18日も持論を展開した。

音喜多政調会長によると梅村氏に対し、委員会質疑では発言に慎重を期し、事実に基づき確認にとどめ、主張は行わないよう指示したというが、守られなかったという。17日には、ウィシュマさんについての質問を禁止すると、本人や事務所に指示をしたが「(18日の)委員会でも自己弁護に終始した。党の指示した内容ではない。組織として最初の質問を容認したことも含め、責任を痛感している」と述べた。

また藤田幹事長は会見で、梅村氏を国会議員団の党紀委員会にはかる考えを示した。「党のアドバイスを全く聞かないことに問題がある。事実の確認を逸脱し、自分の思い込みや想像の範囲で、かなり感情的な質疑。極めて不適切だ。党の主張ともかなり相違がある」と話した。

 

 

維新、梅村氏を法務委員から更迭 ウィシュマさん遺族らにおわび

<picture><source srcset="https://www.47news.jp/view/public/photo/ab98ff94ee42fd1b756be24974622009/photo.jpg" type="" />記者会見する日本維新の会の馬場代表=18日午後、国会</picture>
記者会見する日本維新の会の馬場代表=18日午後、国会
2023年05月18日 共同通信
 

 日本維新の会の藤田文武幹事長は18日、緊急記者会見を開き、施設収容中だったスリランカ人女性ウィシュマ・サンダマリさんの死亡問題を巡り、同党の梅村みずほ参院議員を参院法務委員から更迭すると発表した。同席した音喜多駿政調会長は「所属議員の不適切な発言により、不快で悲しい思いをされたウィシュマさんとその遺族、関係者に深くおわびする」と謝罪した。

 梅村氏は国会質問で、ウィシュマさんが支援者の助言で病気を装ったかのような発言をし、遺族らが抗議していた。音喜多氏は、17日にウィシュマさんに関する質疑の禁止を通達したのに従わず、18日の法務委員会でも言及した点を問題視。「指示を守らず、党の考え方と相いれない極めて不適切な主張を繰り広げた」と処分理由を説明した。

 梅村氏は18日、取材に「(一連の発言は)撤回しない」と述べた。維新は事実関係を確認し、さらなる処分も検討する。

 馬場伸幸代表も会見で梅村氏に苦言を呈した。「政治家として未熟だ。字面を読めば遺族が『ひどい』と思うのは当然だ」と語った。

 

 

維新、梅村参院議員を参院法務委から更迭 質疑「不適切」

日本維新の会、梅村みずほ参院議員

梅村氏は16日の参院法務委で、ウィシュマさんが「ハンガーストライキによる体調悪化で亡くなったのかもしれない」などと発言し、支援者や遺族が撤回を求めて維新に抗議していた。会見で藤田氏は「事実確認を逸脱し、思い込みや想像の範囲で感情的に質疑した。極めて不適切だ」と述べて陳謝した。

一方、梅村氏は18日の参院法務委で自身の発言に関し「根拠はある」と反論。記者団に対し、発言を撤回しない考えも示した。

 

 

維新の会に吹き荒れる逆風「ろくでもない候補者ばかり」…次期衆院選「全選挙区に候補者」の厳しい道のり

5/18(木) 21:15配信

SmartFLASH

 次期衆院選で、原則全選挙区に候補者を擁立する方針を立てている日本維新の会。

 だが、馬場伸幸代表が「衆院議員の現職は41人、支部長は30人前後。70人前後の候補者しかいないので、すべての選挙区に候補者を立てるとなれば、残り約210人を発掘しなければならない」と会見で語ったように、候補者の発掘・選定は容易ではない。
 
「そのため、維新支持者の間でも、『候補者選定を急ぐあまり、“身体検査” が間に合わず、候補者や事務所スタッフが『粗製濫造』にならないか」と危惧する声があがっています」(政治担当記者)

【写真】馬場伸幸氏

 実際、躍進した4月の統一地方選挙でも事件が相次いでいる。

 愛知県議選に立候補して落選した田畑和紀容疑者は、自身の選挙事務所で運動員3人に報酬として現金計12万5000円を渡した公職選挙法違反の容疑で逮捕され、罰金50万円の略式命令を受けた。

 同じ日に投開票された埼玉県議選では、当選した中村美香議員に対し、「住所要件を満たしていない」との異議申し立てが提出されている。居住実態がなかったことが確認されれば、当選無効となる。さらに、告示前に有権者十数人に飲食で接待したとして、支援者の男が公選法違反容疑で逮捕されている。

 そして5月17日、文春オンラインが、大阪維新の会の笹川理大阪府議(41)に女性議員へのパワハラの疑いがあると報じている。

 文春オンラインによると、現在4期めで “維新のホープ” とされる笹川議員が、独身だった2015年、同年に初当選した女性市議の自宅を深夜に訪問したり、LINEや電話でひっきりなしに連絡したという。宮脇氏の『笹川さんにパワハラやストーカー行為をされている』との発言も伝えられている。

 さらに、梅村みずほ参院議員は、12日におこなわれた入管法改正案の審議で、2021年に出入国在留管理局の施設で亡くなったスリランカ人女性ウィシュマ・サンダマリさん(当時33歳)について、『ハンガーストライキによる体調不良で亡くなったかもしれない』などと発言して騒動になっている。

「梅村議員は『よかれと思った支援者のひと言が皮肉にもウィシュマさんに『病気になれば仮釈放してもらえる』という淡い期待を抱かせ、医師から詐病の可能性を指摘される状況につながった恐れも否定できない』と主張。

 18日の参院法務委員会でもこの発言が取り上げられました。『支援者に問題があったかのような発言に批判が相次いでいる』との指摘に『根拠はある』と反論、その後、記者団に『(発言は)撤回しない』と答えました」(政治担当記者)

 しかし、同党の藤田文武幹事長は18日、入管法改正案を審議している参院法務委員会の委員から梅村議員を外すと発表、笹川府議団代表を厳重処分とした。

 このように、不祥事を起こす人があまりに多いことで、ニュースのコメント欄には《爆弾議員も飼っている。もっと国会議員の人選に力入れるべきである》《党勢を焦るあまり碌でもない候補者や不祥事議員を出さないでほしい、今までの不祥事議員を挙げると凄いよこの政党は》などと書かれ、維新に強い逆風が吹いていることがわかる。

 次期衆院選がいつになるかはわからないが、21日に終わるG7広島サミット後、解散風が徐々に吹き始めるのは間違いない。はたして、維新の野望は実現できるのか――。

 

 

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3 コメント

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ハンガーストライキをしていたなら (時々拝見)
2023-05-19 17:09:52
それを隠蔽していた入管は、組織的な犯罪を行っていたことになります。当然、梅村氏は、入管に対する徹底的な調査を行うよう主張したんでしょうね?
返信する
モラルハザードの象徴 (the hang man)
2023-05-19 18:43:55
世界でも稀に見る、この国の政党、議員の劣化。
そのきっかけとなったのは、紛れもなく維新ですよ。

維新が自民の2軍なら、今では維新の2軍みたいな政党もあふれてきて、とんでもないことになってきました。

明らかにポンコツでもネトウヨでも歳費目当てでも何でもいいから、ただ議員を増やすだけの低俗なゲーム感覚で政治やってるような感じですね。

日本社会の歪みを象徴してますよ、維新は。
返信する
入管のDNA (秋風亭遊穂)
2023-05-19 20:00:02
 梅村みずほの強い思い込み(邪推)は、まるで自白を強要するトンデモ刑事のようで、相当にゆがんだ「正義感」が基調にありそうだ。こういう人は客観的に情報を捉えることができず、自説に都合良く物語を紡ぎ出していく。自称リベラル人にもよくあるタイプ。
 それはさておき、入管の組織的・構造的暴力が記事にされていた。
 
「真実を知るためなら、何でも行う」―ウィシュマさんについての「最終報告書」は何が問題か
d4p.world/news/12018/
([https://]を冒頭に付けてください)
 医療面ではまさに腐敗の極み。またウィシュマさんがDV被害者だった可能性を無視した対応。最終報告書は本質に触れることなくお茶を濁したものになっている。

引用開始----
指宿昭一弁護士は、「長期収容による身体的、精神的苦痛を与えて、意思を変えさせることを“何が悪いのか”と開き直っていますが、これは拷問です。拷問していることを入管は認めている」と強く語った。髙橋済弁護士も、「閉じ込めて音を上げさせて帰らせる、というマインドから抜け出さない限りは、日本社会は“先進国”と肩を並べるような状況にはたどり着けないでしょう」と指摘する。
引用終わり----

 意思を変えさせる「拷問」と、詐病に違いないという「邪推」は、同じものが根底にある。
 さて、入管による拷問体質はどこから来るのか。次の記事に詳しい。

日本の入管はなぜ難民・外国人に冷酷なのか? その「歴史的」理由
gendai.ismedia.jp/articles/-/64055?imp=0
([https://]を冒頭に付けてください)
 入管は戦前、特高警察と同じ内務省の所管だった。戦後、内務省や特高警察は解体されたが、入管業務従事者とその周辺のかなりの部分には旧特高関係者で占められ、彼等は在日朝鮮人らに対する強い偏見や差別観をもち、つねに公安的な発想で接していた。それが今日の異常な入管のDNAと言えよう。
 以前、スパイ防止法が議論されたことがあった。このような拷問体質を露骨に残したまま再度浮上することになれば深刻な事態を招くだろう。
返信する

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