CAVALIER WORD ~無頓着な言葉~

日常のどうでもいいこと・ささいなことを適当に無頓着に綴ります

『闘将』はいつから『名将』になったのか

2008-10-28 00:42:39 | 野球
WBCの監督はどうやら原巨人監督のようですネ


一巨人ファンとしては何とも(´~`)な感じです


おそらく今期の大逆転優勝が評価されてのことだとは思いますが、優勝できたのは巨人の猛追撃というよりも(確かに巨人の後半戦の巻き返しは凄まじかったですが)阪神の大失速のおかげという感が個人的には非常に否めません。


まぁやるからには頑張って欲しいと思います。


で、勝手に作ってみた(・∀・)


全日本オーダー


1 右 イチロー(マ)
2 二 荒木(中)
3 捕 城島(マ) 
4 DH 松井秀(NYY)
5 左 福留(カ)or稲葉(日)
6 三 岩村(デ)
7 中 青木(ヤ)
8 一 小笠原(巨)
9 遊 中島(西)or松井稼(ア) 


北京オリンピックのときは1~3番に俊足、6~9番に中両距離砲を並べた結果何をやりたい打線なのかよくわからなくなっていたので1~5・6~9で1回転するようにしてみました。個人的にはイチローが3番打つのも相当ありだと思います。


もちろん4番の方が既に左膝手術してますから出場がほぼ絶望的なのは言わずもがなですが…


まぁそれはさておき…


『闘将』はいつから『名将』になったのか


これが大いに疑問であります


確かに阪神を18年ぶりの優勝に導きました。


ただその前年まで阪神の監督だった方をご記憶しておりますでしょうか?


現楽天監督のノムさんであります。


阪神優勝メンバーのほとんどはノムさんが阪神監督時代に揃えていた選手であり、
『闘将』のときに名前が入ったのは『兄貴』こと金本ぐらいです。


阪神にあった「負ける伝統」を崩したことは凄いのですが、自分で選手を揃え優れた起用法で優勝したのかというとそうでもないような気がします。(因みにノムさんはご自身の著書で「負ける伝統」を自分は崩せなかったとおっしゃっています)


それがいつの間にか「巨人の監督に」など声があがり
そして気がつけばオリンピック監督に…


個人的には何で?(´Д`)という感じです


「お前嫌いすぎだろ」とお叱りを受けそうですが


確かにあまり好意的に思っていません。


そもそも『闘将』というのも何か違う気がするのですよ


話は遡ること12年前の1996年


現NYヤンキースの松井と現楽天の山が本塁打数1本差でペナント最終戦を迎えました


中日の采配:ほとんど松井に対して勝負せず


結果:山の本塁打王


その時の『闘将』の迷言


「タイトルを取って名前が残るかどうかは選手にとって大きなこと」


あと松井は今後何度も取れるんだから別に今年取れなくてもいいだろうと言ったとか言わなかったとか…


これ勝負に燃える『闘将』の発言じゃないよ


松井は「自分に力がなかっただけ」って言ってたけど


因みにその翌年全く同じことが起こった


その時松井より本塁打が1本多かったのが当時ヤクルトにいたホージーという助っ人選手


ヤクルトの采配:全打席勝負


結果:松井打てず…orz


その時のノムさんの名言


「松井は球界の宝。堂々と打ってホージーと並んでホームラン王を取ればいい」


何かノムさんってID野球とかで陰気くさいイメージ(←ごめんなさい)があったけど本当に選手のこと考えてるんだなって思った


今振り返ってみるに北京で見られた「仲良し野球」は96年の出来事の頃も既に見受けられていたようです


原巨人監督にどこまで全日本が率いれるか未知数ですが今シーズンのような積極的な選手起用と非仲良し野球で頑張って欲しいと思います。


【追記】
前回大会で奇跡の誤審を連発した方は今回も出るのでしょうか?