ちょっとだけ。
平屋だとコストがかからない、安いといわれることが結構あります。
が、そうではありません・・・
むしろコストUpの要素のほうが大きいんですよ。
というお話しです。
例えば2階建てで延べ床40㎡の建物。
例えばの話しなので、ざくっと。
2階建てで40㎡ 総二階だとすると、1階は20㎡。
基礎20㎡。屋根面積も20㎡分。
40㎡の平屋だと、基礎40㎡、屋根面積40㎡分。
あれれ、倍です!
さらに、平屋でも総二階でもいわゆる「水廻り」の設備機器の数は一緒です。
平屋だからといってキッチンがいらないわけでもなく 笑
うーん、せいぜいトイレが1台か2台か、というところでしょうか。
なので、平屋だと安いんじゃないか?というのは、必ずしもそうとは言えず、なんです。
平屋はある意味、贅沢!とも言えます。
土地の広さも必要です。
いわゆるローコスト住宅は、狭い土地に総二階で建てるから成り立っているんですね。
細かいところのカラクリをみると、例えば室内の建具は基本的に片開きドアのみ。引戸より少しお安い。
本格的な真壁の和室はなしで、あっても大壁に畳敷き。もちろん床の間や仏間はなし。
外観はなるべく出隅、入隅の少ない形状。もっともコストがかからないのは真四角。
屋根も同じで、棟がないほうがコストは抑えされます。
といった具合です。
「うちは小さい平屋でいいんです」というリクエストを頂くことがあります。
が、そういうわけで、小さい平屋ほどいわゆる坪単価は上がってしまいます。
小さくでも大きくても水廻り設備は同じですし、平屋は基礎・屋根面積が以外と大きい。
そう考えると、平屋はいまや贅沢な住居かもしれません。
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