真保裕一 『連鎖』

今年３冊目。

週刊誌記者が自殺未遂で意識不明になった。その親友（主人公）が記者の妻と不倫関係にあったことから、警察は自殺と断定するが、自殺と認めたくない主人公は記者の取材の跡をたどり、原因を探っていく。

主人公が食品検疫所に勤める食品Ｇメンで、輸入食品の検査のこと、検査をすり抜けて汚染食品を輸入する手口、積み戻しコンテナを利用した密輸方法など、私の仕事と関係する部分もあって興味をひいたので、するすると読み進んだ。

どんでん返しのある小説で高得点なだけに、事件が解決したと思ったところに、もう一つ仕掛けがあった。
伏線はあったのか・・・見落としたなぁ。


今日の体重、前日比+0.3kg。