こんばんは、お久しぶりです。
年末になって何かと忙しい毎日のreMです。
皆様も年末年始と慌ただしい毎日だと思いますので、お体にはお気を付け下さいね。
アンディ情報はこれと言って面白い事が無いのでお休み中ですが、何かあったらご連絡いたします。
さて…買うつもりはなかったのですが…
買ってみました。
某●●レコードのアカウントをアンディ・サマーズの誕生日で登録していた為、『300円割引クーポンの有効期限が迫ってます』とメールが来てたので…
つい(笑)
さて…CDにはSting自身からのメッセージが添付されているのですが、そこで『10年間のブランク』についても明確に記載されているんです。
曲が書けなかったとハッキリと。
これは私が持っていたSting像とは異なるイメージでした。
しかし、メチャメチャ人間臭いくて”キュン”心を掴まれました。
虚勢を張っているよりも、素をさらけ出している方がずっとステキだよね。実績もあって地位も名誉もあって、年齢もいってたらさ!
Stingは特に、自分との対話によって曲を作ってきたという感じがあります。
少し小難しい詩は、読むほどに幾通りもの解釈があったり、一筋縄ではいかない人の心を見事に描き、美しい曲を作りあげていると思います。
だけどそれはもろ刃の剣で、Stingだけでなくシンガーソングライターってある程度の年齢に達した時に書けなくなると思うんです。素人的にも。
自分の生きざまを曲にしてたらさ…
成功を手にして生涯安泰で、大人になってあっちの立場もこっちの立場もわかるようになってきて、怒りが湧きあがることも少なくなってきて、素敵な家族が出来て、本気の恋をする事も無くなって…だけど平和がイイね!なんて単純なことは歌にしたくないだろうし…
曲にしたいネタが無くなっちゃうよね?って思うの。
そんな中で、今回沢山の新曲を作りアルバムを発表した…
そこには、自分の経験を自分では無い目線から語るという手法が使われています。
ある物語を、自分と同じ時代を生きたある主人公を作ることで一つの物語を作ったという感じです。
誰かの為に作る、誰かの目線で作るって、シンガーソングライターには無い視点だけど、これは作曲家・作詞家は普通のことなのよね!
故郷時代を嫌いながらもなぜか心をから離れない郷愁の思いを、自分とは違う自分の人形に思いを託し、その子に『精気』を吹き込むように気持ちを入れていく…
そんな感じがした1枚でした。
当時を経験したのはゴードン・マシュー・サムナー少年
だけど、この物語の主人公は彼では無い別の青年。
そういう事なんですよね!
なかなかイイ物語だったと思います。
音楽CDとしてではなく、是非翻訳の歌詞も一緒に読んで自分が主人公になって聞いてみてください。
さて、このソングライターのジレンマはアンディにも言えるのかな?なんて思ったりもします。
フェルナンダ・タカイさんとのコラボレーションアルバム『Fundamental』の歌詞はアンディが書いたものなのに、主人公は女性目線なんです。
アンディもオリジナルアルバム『earth+sky』からほぼ10年ほど掛っての新曲でした。
作詞に至ってはファーストアルバム『XYZ』以来と言っていいでしょう。
目線を変えると見える景色見に行こう!
それでは
Merry Christmas!
good night