Kakuma News Reflector 日本語版

カクマ難民キャンプの難民によるフリープレス
翻訳:難民自立支援ネットワークREN
著作権:REN(無断引用転載禁)

2009年2月号 編集長からの手紙

2009年07月06日 | 編集長からのメッセージ
現地及び海外のKANERE読者の皆さまへ

2月号の発表を急ぎつつ、今月号では、我々のプロ意識の強化とコミュニティーを意識した報道に焦点を当てました。

KANEREのジャーナリスト達は、トゥルカナ地域の広報官、レオナルド・ワケサ・ワフラ氏の指導の下、3日間のトレーニングを受けました。難民キャンプでの報道という挑戦課題に話しが及ぶと、白熱した議論が展開されました。難民、地元住民、そしてこの国際的コミュニティーにとって、何が大切なのかをどうやって決めていったらよいか。この微妙な状況下で、どうやって調査報道を続けていくか。編集部では、難民キャンプに、より密着したレポートをお届けするため、さらに技術を磨いていきたいと思います。

KANEREの目的をより多くの人たちに広めたい、そしてすべての人に報道の自由を享受してもらいたいとと思います。コミュニティー・リーダーたちとの第一回の会議では、長年無視されてきた重要な役割をKANEREが果たしていること、そしてコミュニティーに役立つ報道を目指すことに、深い同意が得られました。

最後に、ナイロビに本部を置く法律相談所、キツオ・チャ・シェリアの法律面でのサポートを歓迎し、深く感謝いたします。今月号のエクル・アウコット博士の寄稿は、すでにキツオ相談所が始めているKANEREの活動強化の方策を紹介したものです。

第3号も、これまで同様、難民と地元住民の差し迫った関心事を取り上げました。同時に創造的、芸術的寄稿も掲載しています。どうぞお楽しみ下さい。


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