2019年、カクマ難民キャンプの難民は、環境を清潔に保つための廃棄物管理事業を試験的に開始した。難民主導の開発統合クラブ(FRADI)が環境の持続性を基本理念に、カクマ2で地域の環境と健康を守るためのリサイクル事業を始めた。廃棄物を使用可能な製品に変換することによって、社会・環境・気候という差し迫った課題に乗り出したのだ。 . . . 本文を読む
カクマ難民キャンプのカクマ4にあるサソリプロジェクトセンターの責任者の報告によると、サソリに刺されたりヘビに噛まれたりして3人が死亡したという。死者の中には祖母と3歳の幼児が含まれている . . . 本文を読む
2021年4月の世界保健ウイークに、カクマのアムサイト総合病院(旧クリニック7)とカロベイエイのナツクべニョ保健所で、同地域に暮らす難民および庇護希望者を対象に新型コロナワクチン接種計画第1フェーズが開始された。 . . . 本文を読む
トゥルカナ族の子ども、カクマ診療所の不十分な薬剤管理が原因で死亡
2016年1月16日の午後2時半ごろ、カクマ居住区のウィナス診療所で、マラリア治療中の子どもが死亡した。住民たちは、診療所の医師が業務上の義務を怠ったことが原因だと非難している。 . . . 本文を読む
Mix Me(栄養補強剤)の末端調査が今年の2月から5月まで行われた。Mix Meは、これまでもずっと気になる製品だったが、女性や10代の少女たち、キャンプの学校に通い栄養クラブに入っている子どもたちの間で、俄然、注目を浴びる存在になった。端末調査に参加したのは、8つの小学校とカクマ中学校から選ばれた13才から17才までの185人の少女たちだった。 . . . 本文を読む
キャンプの水不足の解決が難しくなるなか、カクマでコレラが発生した。感染を防ぐため、地元の醸造所とレストランに10日間の休業命令が出された。キャンプのゾーン4、カクマ4や、カロベイエイ、ナティール、ナレムソコニ、ナキルコダパルといった地元の村々では、コレラが大流行している。 . . . 本文を読む
カクマ難民はWFP(国連世界食糧計画)とUNHCRが供給している栄養サプリメント『ミックスミー』に不安を抱き、配給食糧に追加されるのは、健康に良い自然食品にするよう要求している。 . . . 本文を読む
難民は1月第2週で配給で配給袋の中身が小麦粉から黄色いトウモロコシひき割り粉に変わったのを見て驚きあわてた。黄色いトウモロコシひき割り粉は主食がトウモロコシのところでさえ、めったに口にしない。最近の国連調査によれば、カクマキャンプの現在の栄養失調率は人口の15.9パーセントになっている。 . . . 本文を読む
カクマでは、チャンガー酒を違法に醸造し飲むことは日々目にする現実だ。「毒の酒」、「早く殺せ」といったタグを付けたチャンガー酒は、飲めば死や盲目に至るケースもあるアルコール飲料だ。夜、キャンプを歩くと、道をさまよい市場でぶらついている騒がしくて不愉快な酔っぱらいに出会う。 . . . 本文を読む
若者の間で見られる麻薬乱用は深刻でなかなか解決できない問題である。麻薬が原因で多くの若者が希望も野望も、自己の尊厳までも失っている。年端もいかない10歳の子供が麻薬をやっている、あるいは7歳の子供達がバングを吸っている、といった事例も報告されている。 . . . 本文を読む
「食料は少し、水のほうが多い」。カクマ難民キャンプで難民が食の問題について語るときによく言う言葉だ。
現在、世界的食糧危機が世界経済に脅威を及ぼしている。しかしカクマで言う食糧危機とは、この世界規模の現象ではなく、難民が日々直面している食の安全の問題を指す。 . . . 本文を読む