前号の発行から2ヵ月が経ったところですが、若干ながらカクマに関する重要な記事を再びお送りいたします。
カクマではここ数ヵ月の間、非常に悲観的な出来事が起きましたが、それに対する解決策は容易には見つかりません。主にディンカ族と南スーダンのヌエル族の間で、まるで火山の爆発のように、コミュニティー間の暴力が勃発し、その後、暴力は他の民族にも拡大していきました。それは破壊的で、悲しいものでした。このキャンプでは先例のない、ひどい殺し合いでした。20人以上が殺され、何百人もが負傷し、そして、数千人が強制退去させられました。この号では、殺人と暴力を明らかにすることに焦点を当て、深く探求した記事を載せています。 . . . 本文を読む
「どの人権NGO団体も実際に起きた殺害行為を正確に記録しているとは思えません。6人の難民が殺され、多くの人たちが大湖コミュニティーに住めなくなりました」
――コンゴ人の人道支援活動家 / 「カクマでの激しい戦闘で20人が死亡」より . . . 本文を読む
カクマ難民キャンプで勃発した争いで、少なくとも20人が死亡し多数の負傷者が出た。
南スーダンで争っているディンカ族とヌエル族という大民族の間で起きた戦闘で、少なくとも20人の命が奪われた。これら2つの民族集団は自分たちの居住ブロックを出て民族ごとに集結し、白昼に公然と闘争行為をしてキャンプ内に戦闘を広めている。この民族グループ同士の争いは、南スーダンで現在起きている危機を反映したものだ。
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カクマキャンプの難民12人を含む700人以上が、人質になった
数百人の通行人が12月13日の土曜日、カイヌクで立ち往生させられた。怒りに燃えた抗議者たちが38時間以上道路を封鎖し、続いて起きた無法者たちの攻撃により4人が殺された。 . . . 本文を読む
カクマ難民キャンプで国際障碍者デーが開催され、ジェンダー暴力と闘う16日間キャンペーンが行われた。
カクマ難民キャンプには、障碍を持つ難民が大勢暮らしているが、その多くは視覚や聴覚、身体に障碍を負っている。 . . . 本文を読む
ソマリア生まれの本国帰還者94名が、が世界最大の難民キャンプでの長期亡命生活を終えて本国に向かった。
ケニアのダダーブ難民キャンプに住むソマリア難民の第一陣が本国に帰った。帰還した難民は、1991年にシアド・バーレ政府が部族による民兵組織に倒されソマリアが崩壊した時からずっと、ケニアに滞在していた。 . . . 本文を読む