カクマおよび海外の親愛なるKANERE読者の皆様へ
何よりもまず、KANEREの難民ジャーナリストと、我々の仕事に意味を見出してくれるカクマ難民キャンプ外の支持者の方々の誠意に感謝します。
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「ケニアでは難民に権利を認めている。ケニアに住んでいるからには、彼らが法的に保護されるよう主張する」
――地元NGO「ケニア難民共同体」のマネージャー / 「世界難民の日」より
「わたしは1992年7月3日にカクマへ来た。すでに100年このキャンプに生きているような気もする。この生活では、UNHCR以外に提示された生活なんて想像もできない。なによりもひどいものに頼る生活だ」
――ルース・M (カクマの小学校教諭) / 「みんなの声」より . . . 本文を読む
4月から5月にかけての豪雨で、7人が溺死した。
難民と現地住民が住むカクマキャンプとその周辺には、季節によって川が現れ、蛇行する。ここで、少なくとも7名が死亡した。
3月から5月にかけて、現地の村出身の成人男性1人と5人の難民が、この川で亡くなったという。カクマに洪水をもたらした豪雨により、川で溺死したのだ。 . . . 本文を読む
人道支援機関の敷地と難民居住地を結ぶ大通りが最近補修されている。
カクマ1からキャンプの一番端にあるカクマ3まで、昨年は車で約45分かかったが、最近は15分もあれば行ける。徒歩だと2時間はかかる。 . . . 本文を読む
逃げざるを得なかった人がなんと多いことか!
「世界難民の日」は、追われた祖国を出るしかなかった何百万という男女や子ども達の勇気と決意と希望を讃えるために、2000年に国連により設立された。 この日は、難民がどのような状況に置かれているかを世界中の人に知ってもらうために、捧げられる。難民社会の歴史を思い起こし、安全と保護をもとめて外国に逃げざるを得なかった人たちの悲しい思いを忘れないために。
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カクマ難民キャンプのロキタング小学校は、国が認定した初等教育修了資格試験(KCPE)で成績が大幅に向上し、西トゥルカナ地区で最高得点校に躍り出た。
2011年にKCPEを受けたキャンプ内の小学校の大半の生徒は、2010年以前よりもかなりよい点数を取ることができた。そしてキャンプ内の小学校の一つロキタング小は、西トゥルカナ地区で最優秀校になるという快挙を成し遂げた。これまで、キャンプ内の小学生のKCPEの成績はトゥルカナ地区の中でさえ奮わなかったが、昨年は地元ケニア人が通う他の学校の得点を上回り、人々を驚かせた。
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カクマ難民キャンプのスーダン人コミュニティーで内紛が起こり、一人が死亡し数人が重傷を負った。
スーダン人のディンカ・バハル・エルガザル 族とヌビアン 族の間で紛争が起きたのは、2012年4月9日の月曜日、難民キャンプのカクマ1ゾーン3のジュバ・サッカー場だった。夕方の5時ごろ、アングリカン教会の近くでけんかが始まった。けんかの原因は、その前の週の前半に2つのグループで生じたいくつかの誤解だった。
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世界から取り残されているトゥルカナの住人達は、この地方で石油が発見されたことで新たな希望を見出した。
石油が発見されたのはロキチャーに近いトゥルカナ南部。この小さな町は北西ケニアのカイヌクとロドワーの間に位置し、キタレへ向かう高速道路でロドワーから25キロのところにある。黒い金と呼ばれる石油は、ロキチャーからおよそ20キロのカラパト村とコデコデ村のヌガミア1という場所で発見された。 . . . 本文を読む
6月20日は「世界難民の日」。この日について、皆はどう思っているのだろうか。KANEREがインタビューを行ったところ、さまざまな声が返ってきた。
「世界難民の日は、人に難民になれと勧めているようなものだから、祝われるべきではない。亡命生活は危険に満ちているし、権利も擁護も正義も未来もない。現に自分たちは、だれか知らない人の都合で動かされるモノみたいに扱われている」
――ムチチョー・モテ(エチオピア) . . . 本文を読む