やっぱり秀逸 牛久地ビール（その１）

今回は「牛久地ビール」のご紹介です。牛久地ビールは茨城県は牛久にある「シャトーカミヤ」内にある牛久ブルワリーで醸造されています。こちらのブルワリーは地ビール解禁後、間もなく醸造を開始しており、かつては「バウアー」という名前で出していましたが、最近では牛久地ビール、もしくは牛久シャトービールという名称に変わっています。醸造所のあるシャトーカミヤは日本初の本格的ワイン醸造所として有名で、その緑豊かな敷地には、歴史を感じるシャトー（お城）の建物を中心に、各種飲食施設、ワインセラー、物販施設、ビール醸造所などが点在しています。ここは酒造メーカーなどから成るオエノングループが経営するだけあって、ビールのレベルは相当高く、関東での私のお気に入りの醸造所の一つです。こちらはドイツスタイルのラガーが中心なのですが、最近は定番以外に興味深いスタイルも醸造しているので目が離せません。今回は醸造所隣接レストランであるラ・テラス・ドゥ・オエノンを訪問すべく、現地に久しぶりに行ってきました。

　　　　　

最寄り駅はＪＲ牛久駅です。上野から普通電車で１時間弱なので、茨城県とはいえ
アクセスは良い方だと思います。シャトーカミヤはここから徒歩で１０分弱です。

　　　　　

シャトーカミヤの看板が出てきました。敷地内にはいろんな施設があります。まず
はランドマークのシャトーの入口に向かいます。

　　　　　

シャトーカミヤの入口の建物です。大変立派です。ワインのことは分かりません
が、フランスのシャトーっぽいです。駅前の街中に突如としてこのような建物が現
れます。ここはまるで別世界。ドラマの撮影にも使われているようです。

　　　　　

敷地内のレストランに向かう際にビール醸造所の前を通りました。整然と醸造タン
クが並びます。なかなか立派な設備ですね。レストランはこのすぐ隣なのですが、
面白いものを見つけました。

　　　　　

そうです、麦畑です。しかもその奥にはホップのらしき植物も見えます。

　　　　　

これは大麦です（よね？）。なかなかビールの原料をこのような形で見ることはな
いので、感動です。醸造所の隣でこのような原料の展示栽培をしているなんて、粋
な計らいですね。期待が高まります。

（続く）




シャトーカミヤ
茨城県牛久市中央3丁目20-1
TEL:029-873-3151