今日の教会の講壇のお花
マルティン・ルター (1483年~1546年)
学校の授業でこの方の名前だけは聴いた事がある人は多いと思います。
彼に居なかったら今のプロテスタント教会は無かったと言えます。
当時のローマ・カトリック教会からすれば、ルターは教会の統一を破って多くの信徒を引き連れて行ってしまった悪者であると言えます。
現在ではカトリックとプロテスタントが一緒に翻訳した【新共同訳聖書】も広く使われています。
でも教えに関しては意見が違う事も多いのも事実です。
日本のキリスト教信徒の数は人口の1%だと牧師先生にお聴きしました。
牧師先生との言葉が出ましたので、牧師と神父の違いについてキリスト教とは無縁の方々、今更人に聞けないとの方々の為に未熟者の私がご説明させていただきます。
プロテスタント教会
呼称:先生と言います。
職名:牧師
カトリック教会
呼称:神父
職名:司祭…等
一般の学校
呼称:先生
職名:教諭
上記の3つをたとえ話にしました。学校の先生について書いてあるので理解しやすいと思います。
羊をキリスト教徒に例えると以下のような感じでしょうか?
牧師=羊飼い
信徒=羊
迷える子羊との表現を耳にしたことのある方はいると思います。
羊は弱い生き物です。人間が面倒をみてあげないと生きて行けません。
キリスト教では、カトリックとプロテスタントの2つあると覚えておけばいいと思います。
プロテスタントは教派が沢山ありますので、キリスト教と言っても外から異端とされているのもあるので…見極めが大切です。
両親が独身時の戦後数年後にキリスト教信徒になりました。
生まれた時からプロテスタントのキリスト教信徒の子供でしたからです。小さい頃に近所の教会の通っていました。引っ越してからは教会とは疎遠になりました。父が天に召された事をきっかけに、我が家の教会へ真面目に通うようになりました。
話はルターの話に戻ります
1517年10月31日にルターは【95箇条の論題】をヴィッテンベルクの城門に張り付けたと伝えられるのが宗教改革記念日です。
私の持っているクリスチャン手帳には10月31日宗教改革記念日と書いてあります。以前は普通の手帳を使っていましたが、クリスチャン手帳は便利です。教会暦と一般暦が左右に書いてあります。勿論プロテスタント用です。
この95箇条はルターが教えをしている時に何か変だなと感じた事から始まり当時のローマ教会が免罪符を発行していることに疑問を投げかけたのがきっかけの1つでもあります。
今月の10月1日に礼拝後午後からルターの勉強会がありました。
もっと勉強をしたかったのですが時間の関係で終わってしまいました。
日曜日の礼拝以外に教会は平日にも色々な学び会を行っているのでその時に先生に質問をしてみようと思っています。
皆様もお近くの教会の前にガラスケースに入ってある掲示板に日曜日の礼拝以外の、教会の学びの会・子供の為の学びの会など色々書いてありますので、教会の前を通った時、足を止めて読んでくださったら嬉しく思います。
宗教改革はとても大きな出来事なので1回では語りきれません。
アメリカにプロテスタントが多い理由もあります
歴代の大統領は皆、プロテスタント信徒
ケネディ大統領だけがカトリックだった
大統領が宣誓をする時に聖書の上に手を置いて誓います。
その時誰の聖書を用いるかで、その大統領の方針がわかると言われているそうです。
我が牧師先生に聞きました。
オバマ大統領はリンカーンの聖書を使って宣誓をしました。
トランプ大統領は誰の聖書を使うのか?と興味深く思っていました。
リンカーンの聖書でした。
今日はここまでにします。次回へ不定期に続きます。
最後まで読んでくださってありがとうございました。