貧乏父さん奮戦記

早く「金持ち父さん」へ改名したいのですが・・・。

「凱旋門賞2018」

2018年10月25日 | 競馬

10月7日午後23時05分、レジェンド武豊騎手の7度目の挑戦が幕を開けた。

パリロンシャン競馬場第97回凱旋門賞。

フジテレビが報道番組でライブ中継するほどだ。

「見るつもりはなかったが、ボクシングを見ていたらそんな時間になってしまった」


衝撃KOの余韻がそうさせたのかも知れない。

「もしや、奇跡はあるのかな??」

クリンチャー、馬名の意味は「決定打」


雨乞いをしたクリンチャー陣営。

「道悪だと何かが起きる」

そう思っているのは彼らだけではなかった。


パリ周辺は、前夜から午前中にかけて雨が降ったが、馬場は良。

パドックでは緊張の面持ちで関係者と話す武騎手の姿があった。

「それしても凱旋門賞は優雅の一言だ」

競馬は紳士淑女のスポーツだと実感出来る。


いよいよ騎乗、歓声が上がり、馬のテンションも一気に跳ね上がる。

「騎手の緊張も興奮も相当なものだろう・・・」

本馬場入場。

「それしても緑が鮮やかだ。見慣れた芝生と違う」

ゲート内の映像も興味深々。

「日本ではあの映像は見たことが無い」

武騎手もお隣さんと何やら話をしている。

「英語!?それともフランス語!?」


ブックメーカーオッズではエネイブルが一番人気。

連覇が掛かる大一番だ。

最後に黒覆面のウェイトゥパリスがゲートイン。

「覆面を剥がす映像に騎手の焦りが見える」

そしてドラマの幕は上がった。


好スタートを切った内枠クリンチャーは4番手でレースを進める。

エネイブルは外側だ。

最後の直線、クリンチャーの武騎手が追い出すも力は残っていなかった。

エネイブルもシーオブグラスの急襲を受け短クビ差の勝利。

手に汗握る迫力のゴールシーンは、まさに競馬そのものだ。


世界の壁は高い。

来年は日本馬の悲願に向けてどの馬が名乗りをあげるのだろう。

JRA4000勝レジェンドの挑戦はまだまだ続く。

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