短歌エッセイ〜桃色の夢の底〜

気づいてしまう幸せな日々、恋する私と花たちのささやきをつづります

美しい時

2019-03-28 09:15:10 | 日記

花びらを

重ねるように

恋をして

心に咲いた

美しい時間(とき)

 

桜が私たちの心をピンク色に染める前に、3月はちょっぴり寂しい別れの季節でもありますね。

 

永遠の別れでもないのに、いつもいる場所にいつもいる人がいなくなるのはやっぱり寂しい・・・・

 

景色が変わるのはちゃんと前に進んでる証拠だから「別れ」は悲しいものではないはずなのに。

 

「すべての人間の一生は、神の手によって書かれたおとぎばなしにすぎない」

 

アンデルセンの言葉ですが、中学生の時に出会って以来、折りに触れ思い出します。

 

私の人生は神の手によって書かれたおとぎばなしだと思うと、なんだかすべての出来事を余裕を持って受け止めることが出来るような気がします。

 

私にとっては「あなたの人生を花びらを重ねるように大切に」ってささやいてくれる魔法の言葉です。

 

「別れ」と「出会い」の季節、おとぎばなしのページをめくる季節。




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