「どうしたら常識を打ち破れるか」と考える人は、
もう既に常識の枷に囚われている。
以前、私がツイッター上で「発想の枠から飛び出したいなぁ」と申しましたら、他の方から返ってきたリプライが上の言葉でした。
広告などはファーストインパクトで見た人の心を掴まなければならないので、しばしば常識に囚われた一般人の度肝を抜きます。
まずは、そんな画像を並べてってみましょう。
引用元はこちらです。
ゆっくりしていってね!!-ゆっくりライフハック、しませんか?-
twitterのネタから若い人向けのライフハックまで!:海外のクリエイティブな広告。考えさせられるものばかり。
さらに、動画をひとつ。
世界のクリエイティブ広告集
こういった『常識を打ち破る発想』と言いますのは、我々一般人ではなかなか生まれて来ません。
そこで、結構前に書かせて頂いた記事のお話に戻ってしまいますが、ファーストリテイリング(ユニクロ)や楽天が英語公用語化の方針を打ち出した影響(と思われる)で『就職したい企業』ランキング上位の常連から、嘘のように転落していった件で人材が『語学堪能型(文系発想型)』に画一化されていって企業力が落ちるのではないか、と以前申しました。
人材と言う物も様々な種類のニーズがありまして、同じ会社でも昔から「年によって欲しい人材が違う」「周期的に求める人材像を繰り返す」なんて言われてました。
コツコツ粘り強く取り組むタイプ、多少人間性に粗があっても強い牽引力を持った熱いタイプ、人の目が届かない所に目を光らせるタイプ、一分野に高く秀でた技術者研究者タイプ、様々な意見を上手に取り纏める調整タイプ、周りの気持ちを安心させられるほがらかタイプ…………などなど、その時の会社の状態によって「こういう人材が欲しい」と言うのは変わるので、もし同じ人間が同じ会社の面接を二年続けて受けたとして、片方は採用されて、もう片方は不採用になる事もある、なんて言われています。
また、『社長に取って一番重要な仕事は、どの人材をどこに置いて適材適所を突き詰められるかである』と、昔聞いた覚えがあります。つまり、多様な人材が必要なわけで、時には『常識を打ち破れる発想力』を持った人材なくして会社の成長は望めない事もあるかと思われます。
つまり、先程の『語学堪能型(文系発想型)』一辺倒では、企業として甚だ危険だと言わざるを得ません。語学は後からでも身に付きますが、『業界の常識に囚われない発想力』と言う物はなかなか身に付かない為、それが必要な場面ではどうしてもその為の人材が必要になってきます。
以前の記事で、そのユニクロの快進撃がセブンイレブンに似ていると申しましたが、成長の過程でどちらも『業界の常識をブチ破る発想』の上に成り立っていたからです。同業他社が常識に則った理論・展開を進める中、「ええっ、そんな事するの?」と他社の度肝を抜かす発想で他を出し抜いていたわけですが、常勝・セブンイレブンの鈴木会長は部下に事ある毎にその発想を言って聞かせ、著書は全社員に買わせて読ませ、発想を叩き込んでみえました。
タダで配らなかったのはおそらく「タダで配布されても真面目に読まないだろう。身銭を切って買った本なら、ちゃんと隅から隅まで読むはずだ」と言う意味だと思われますし、当然同業他社が読んで研究するであろう事を自社の社員が読まないのは甚だマズかったのもあるでしょう。
しかし、英語公用語化で人材を絞ってしまったらどうなるのか。
いえ、これは就職希望者がモノともせずに応募すれば全く問題は無かったろうとは思うのですが、意外なほど学生はこれを嫌いました。上は高くないと思った敷居が、下から見ると随分高かったようです。就職難の時勢にこれほど忌避されるのは余程の事でしょう。
別に私は特定企業を貶めたいわけではないのですが、私が邪推して背筋が凍りますのはその面接に於いて、面接官と対峙するのは『番号が違うだけの同じ人材ばかりだった』なんて状況が生まれないか、と言う事なのです。
入社時はまだ影響は余り無いのかもしれませんが、上司がだんだん定年を迎えて『その人たち』が会社を引っ張らなくてはならなくなった時。ただでさえ人間、トシを取れば常識の枠に囚われると言うのに、そこで同業他社を出し抜けるだけの発想を生めるのか、同僚はそれに同意出来るのか――――――
他の分野が苦手でも、発想力に長(た)けた人材は採用時にしか手に入らない、と思うのです。
←例のアレです!! お気が向かれましたら。
もう既に常識の枷に囚われている。
以前、私がツイッター上で「発想の枠から飛び出したいなぁ」と申しましたら、他の方から返ってきたリプライが上の言葉でした。
広告などはファーストインパクトで見た人の心を掴まなければならないので、しばしば常識に囚われた一般人の度肝を抜きます。
まずは、そんな画像を並べてってみましょう。
引用元はこちらです。
ゆっくりしていってね!!-ゆっくりライフハック、しませんか?-
twitterのネタから若い人向けのライフハックまで!:海外のクリエイティブな広告。考えさせられるものばかり。
さらに、動画をひとつ。
世界のクリエイティブ広告集
こういった『常識を打ち破る発想』と言いますのは、我々一般人ではなかなか生まれて来ません。
そこで、結構前に書かせて頂いた記事のお話に戻ってしまいますが、ファーストリテイリング(ユニクロ)や楽天が英語公用語化の方針を打ち出した影響(と思われる)で『就職したい企業』ランキング上位の常連から、嘘のように転落していった件で人材が『語学堪能型(文系発想型)』に画一化されていって企業力が落ちるのではないか、と以前申しました。
人材と言う物も様々な種類のニーズがありまして、同じ会社でも昔から「年によって欲しい人材が違う」「周期的に求める人材像を繰り返す」なんて言われてました。
コツコツ粘り強く取り組むタイプ、多少人間性に粗があっても強い牽引力を持った熱いタイプ、人の目が届かない所に目を光らせるタイプ、一分野に高く秀でた技術者研究者タイプ、様々な意見を上手に取り纏める調整タイプ、周りの気持ちを安心させられるほがらかタイプ…………などなど、その時の会社の状態によって「こういう人材が欲しい」と言うのは変わるので、もし同じ人間が同じ会社の面接を二年続けて受けたとして、片方は採用されて、もう片方は不採用になる事もある、なんて言われています。
また、『社長に取って一番重要な仕事は、どの人材をどこに置いて適材適所を突き詰められるかである』と、昔聞いた覚えがあります。つまり、多様な人材が必要なわけで、時には『常識を打ち破れる発想力』を持った人材なくして会社の成長は望めない事もあるかと思われます。
つまり、先程の『語学堪能型(文系発想型)』一辺倒では、企業として甚だ危険だと言わざるを得ません。語学は後からでも身に付きますが、『業界の常識に囚われない発想力』と言う物はなかなか身に付かない為、それが必要な場面ではどうしてもその為の人材が必要になってきます。
以前の記事で、そのユニクロの快進撃がセブンイレブンに似ていると申しましたが、成長の過程でどちらも『業界の常識をブチ破る発想』の上に成り立っていたからです。同業他社が常識に則った理論・展開を進める中、「ええっ、そんな事するの?」と他社の度肝を抜かす発想で他を出し抜いていたわけですが、常勝・セブンイレブンの鈴木会長は部下に事ある毎にその発想を言って聞かせ、著書は全社員に買わせて読ませ、発想を叩き込んでみえました。
タダで配らなかったのはおそらく「タダで配布されても真面目に読まないだろう。身銭を切って買った本なら、ちゃんと隅から隅まで読むはずだ」と言う意味だと思われますし、当然同業他社が読んで研究するであろう事を自社の社員が読まないのは甚だマズかったのもあるでしょう。
しかし、英語公用語化で人材を絞ってしまったらどうなるのか。
いえ、これは就職希望者がモノともせずに応募すれば全く問題は無かったろうとは思うのですが、意外なほど学生はこれを嫌いました。上は高くないと思った敷居が、下から見ると随分高かったようです。就職難の時勢にこれほど忌避されるのは余程の事でしょう。
別に私は特定企業を貶めたいわけではないのですが、私が邪推して背筋が凍りますのはその面接に於いて、面接官と対峙するのは『番号が違うだけの同じ人材ばかりだった』なんて状況が生まれないか、と言う事なのです。
入社時はまだ影響は余り無いのかもしれませんが、上司がだんだん定年を迎えて『その人たち』が会社を引っ張らなくてはならなくなった時。ただでさえ人間、トシを取れば常識の枠に囚われると言うのに、そこで同業他社を出し抜けるだけの発想を生めるのか、同僚はそれに同意出来るのか――――――
他の分野が苦手でも、発想力に長(た)けた人材は採用時にしか手に入らない、と思うのです。
←例のアレです!! お気が向かれましたら。
ネット上に、こんな投稿がありました。
彼氏持ちの友達が好きでもない男を自覚なくそそのかしている。
その男性は私とその子との共通の知人なのでその男性本人と話してみると、もう3年間その子のことを好きでいるらしく
何故諦めれないのかと聞くと、離れようとすると「私のそばにいて!」と泣いてすがってくるらしい・・・
見かねた私がその子に「付き合う気がないなら離してあげたほうがいい」と言うと、「だって友達としては大好きなんだもん。付き合う気は全然ないけど、彼氏より大好きなところもあるの。あ、これ次会った時言ってあげよーっと、絶対喜ぶ!」とはしゃぎだした。
無神経さに心底あきれた・・・
こういったケースは、聞くと「あ~、あるある」って言う人は男女共にみえるのではないでしょうか?
でも、男女逆の話って聞いた事ないんですよね。なんででしょう。
あるにはあるのかもしれませんが、私は聞いたことないですねぇ。
それじゃ、どうして逆は聞かないのでしょうか?
鍵がいくつかあると思いますので、ちょっと並べてみましょう。
・女性同士でこういった話が広がりやすい
⇒ふんふん聞いてくれる人を探す女性社会では男性ほど隠し事をしないので、もし逆もあったとしてもこういった会話になりにくい
・そもそも男性が彼女以外にすがる事は珍しい
⇒未婚男性が女性にすがるとしたら、まず彼女が相手でしょう。ただ、女房に辟易して他の女性にすがるケースはあるようです。
・最後の「無神経さに心底あきれた」は、おそらく相手に言っていない
⇒女性でしたら、その後の展開が想像付くので本心を言わないと思います。女性は処世術に長(た)けているので当然の選択です。
しかし、男性同士なら最後まで本音を言ってしまうので、同じ事を繰り返さないか、或いはその二人は疎遠になるでしょう。
・男性は八方美人になる必要性が無い
⇒男性は、自分が『彼女以外の女性に取って特別な存在』になる事にそんなに興味が無いと思います。
しかし女性に取っては、そうやって惹き付けるのも『女性としてのステータス』と感じる方もみえるようです。
ただ、女性慣れした男性は八方美人とまでは行かなくても、『八方いい人』ぐらいは心がけてみえるようです。
女性社会を理解している方や、女系家庭に育った方はそんな傾向にあるように思います。
また、男性がこういった話を聞くと「だから、女ってヤツは……」と思われたりするかもしれませんが、今回の投稿者のように「それは、ダメ」と考える女性も多いはずです。
ただ、女性社会でそんなこと、表立って言えないと言う辛さを分かってあげて欲しい所ですね。
←例のアレです!! お気が向かれましたら。
彼氏持ちの友達が好きでもない男を自覚なくそそのかしている。
その男性は私とその子との共通の知人なのでその男性本人と話してみると、もう3年間その子のことを好きでいるらしく
何故諦めれないのかと聞くと、離れようとすると「私のそばにいて!」と泣いてすがってくるらしい・・・
見かねた私がその子に「付き合う気がないなら離してあげたほうがいい」と言うと、「だって友達としては大好きなんだもん。付き合う気は全然ないけど、彼氏より大好きなところもあるの。あ、これ次会った時言ってあげよーっと、絶対喜ぶ!」とはしゃぎだした。
無神経さに心底あきれた・・・
こういったケースは、聞くと「あ~、あるある」って言う人は男女共にみえるのではないでしょうか?
でも、男女逆の話って聞いた事ないんですよね。なんででしょう。
あるにはあるのかもしれませんが、私は聞いたことないですねぇ。
それじゃ、どうして逆は聞かないのでしょうか?
鍵がいくつかあると思いますので、ちょっと並べてみましょう。
・女性同士でこういった話が広がりやすい
⇒ふんふん聞いてくれる人を探す女性社会では男性ほど隠し事をしないので、もし逆もあったとしてもこういった会話になりにくい
・そもそも男性が彼女以外にすがる事は珍しい
⇒未婚男性が女性にすがるとしたら、まず彼女が相手でしょう。ただ、女房に辟易して他の女性にすがるケースはあるようです。
・最後の「無神経さに心底あきれた」は、おそらく相手に言っていない
⇒女性でしたら、その後の展開が想像付くので本心を言わないと思います。女性は処世術に長(た)けているので当然の選択です。
しかし、男性同士なら最後まで本音を言ってしまうので、同じ事を繰り返さないか、或いはその二人は疎遠になるでしょう。
・男性は八方美人になる必要性が無い
⇒男性は、自分が『彼女以外の女性に取って特別な存在』になる事にそんなに興味が無いと思います。
しかし女性に取っては、そうやって惹き付けるのも『女性としてのステータス』と感じる方もみえるようです。
ただ、女性慣れした男性は八方美人とまでは行かなくても、『八方いい人』ぐらいは心がけてみえるようです。
女性社会を理解している方や、女系家庭に育った方はそんな傾向にあるように思います。
また、男性がこういった話を聞くと「だから、女ってヤツは……」と思われたりするかもしれませんが、今回の投稿者のように「それは、ダメ」と考える女性も多いはずです。
ただ、女性社会でそんなこと、表立って言えないと言う辛さを分かってあげて欲しい所ですね。
←例のアレです!! お気が向かれましたら。